さよならもいわずに (ビームコミックス)

著者 : 上野顕太郎

• エンターブレイン (2010年7月24日発売)

感想・レビュー・書評

[doggiebagさんの感想 · 2011年5月29日]

■解説
「最後には祈りのような清々しささえもたらす」夏目房之介、絶賛！ 心が引き裂かれる“音”を、聴け。 ささやかだけれど、幸せな家庭を築いていた漫画家に、突如訪れた、悲劇。妻の突然の死。 最愛の人との最後の日々を、繊細で果敢に描き尽くす。 ギャグ漫画界の鬼才が挑んだ渾身の新境地、愛と悲しみに満ちた、ドキュメントコミック。
■感想
悲しい･･･。

[わたるんさんの感想 · 2011年5月21日]

家族ものに弱いので泣くつもりで購入
が…期待には応えてくれず

妻が亡くなる一連がリアルに描かれている。
作者個人的には
間違いない内容なんだろうけど響かない。

なにより気になるのは自分が悲しいばかりで
娘のことを全く考えてない。
私は母ちゃんだから
もし旦那が他界したら真っ先に息子たちのことを考えます。
男は駄目だな…と萎えました。

[yokoyamaairさんの感想 · 2011年5月20日]

意欲は感じたが・・・いかんせん伝わって来ない。

[ponzyumoさんの感想 · 2011年5月17日]

生前の何気ないやりとりが面白いんだけどすごくリアル。どうしても絵柄に抵抗が。

[@hrsestさんの感想 · 2011年5月14日]

結婚してない僕には別に…て感じ

[yuri737oooさんの感想 · 2011年5月8日]

最愛の人を失うということ。

それを体験した作者のそのままの話。

これは壮絶な記録。
作者にとっては記憶だろうけれど。

考えるだけで、感じるだけで、ほんとうにつらい。嗚咽。

あまり人にはすすめられない。


普段はギャグマンガを描いているひとらしいけれど、それは読めないわ。。

[sakkoさんの感想 · 2011年5月7日]

大切な人を亡くした悲しみを描いた作品。

・・・・なんだけど、絵が苦手で感情移入できずに終わった。
そのせいで結末も腑に落ちない。

なーんだかなぁ。。。と思った話でした。

[ブリュンさんの感想 · 2011年5月5日]

"辛い目にあった人々は多かれ少なかれ、
「誰かに話を聞いてもらいたい」
「気持ちを分かってもらいたい」
と、思うようだ。"

作者の
最愛の妻が亡くなったこと
その気持ちが
まるまる表現された漫画でした。

漫画ですが、29ページ目の前書きに当たるような作中の文章がとてもよかった。

"まして自分は表現者だ、"
という自覚。
そのために 生まれた一冊の本。

世界にいくつもそういう制作物は
うもれていると思うけれど、

それ以上でも それ以下でもない内容を
形に出来るってことは
本当に精神力が必要なことだと察する。


こういう物を残しながら生きるってところが、
人間のすごい所だよなぁと私は思う。


人の気持ちは本当には分からない。

経験からしか、真摯な事は話せない。

でも、経験者に気持ちを覗かしてもらい、
その気持ちを分かろうとしてみることは出来るという
これも人間の特殊で大切な特徴だよなぁと感じる。

[linさんの感想 · 2011年5月2日]

なんとも評判のとっても良い漫画なのだが、絵のせいか、私の今のテンションのせいか、いまいち入れず。

[ひまわりさんの感想 · 2011年4月23日]

辛い。
読んで楽しい要素はない。
それでも、
それでも読んでほしい。

著者プロフィール

心底しょうもないネタをあらゆる技法を駆使し圧倒的なクオリティで描く、非経済的なギャグ漫画家。1983年「週刊少年チャンピオン」からデビュー。以後各誌で『朝日のようにさわやかに』『帽子男は眠れない』『ひまあり』『五万節』などを発表。2011年『さよならもいわずに』が文化庁メディア芸術祭で推薦作品に選出。1998年から「月刊コミックビーム」で『夜は千の眼を持つ』を連載中。近著に『ギャグにもほどがある』『いちマルはち』『暇なマンガ家が「マンガの描き方本」を読んで考えた「俺がベストセラーを出せない理由」 』など。

「2016年 『夜の眼は千でございます 』 で使われていた紹介文から引用しています。」