- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061385207
感想・レビュー・書評
-
投資とは、お金があるところから、ないところに流すこと。
お金集まるイコール信頼がある詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016.9.17
もう一度再読してから感想を書きたい -
どう貯めるかでなくどう使うか。
クビになってから怠惰を後悔。
日本は寄付をしないケチな国。
クレームは上から目線の証拠。
雑談と成果は比例。
カッコいいかどうか。
真面目=真剣。
会議でひとりの成果を褒める。
プロダクト思考はダメ。
No1の人から学ぶ。
資料は1円も生まない。
安定とは成長と変化。
上手に使う人にお金は集まる。
ゴール設定は自分の外に。
大きな声。 -
お金は孤独を埋めるための道具。お金は手段だということを忘れてはいけない。逆に言えば孤独に付け込めば…稼げる。
日本人は農本主義で、コメを蓄えてこそ価値があるという志向をずっと続けてきた。だから、お金も蓄えるのが良いと考えてしまう。
お金は使って初めて価値になる。人のために金を使えるようになろう。死んだ金を出さないようにしよう。
「エイヤ!」の思い切りを大事にしよう。 -
2016/8/17 29
非常に良かった。多くの人に読んでもらいたい。 -
真面目の本当の意味は本質とは何か考えること!
清豊な生き方を目指さなければならない!
人は生きているだけで他の人と関わるのでそこにいるだけで価値がある!
消費者のマナーと常識次第でブラック会社はなくなる!
感謝は投資の第一歩!
スキルは必要だが使命こそが必須!
アニュアルレポートに会社の真面目度が出る!
成長に賭ける気合いをいれろ! -
ひふみ投信と鎌倉投信の二つをさっそくチェックしてみたし、この二つの投資信託を少しはじめてみた。どうなることやら。
書かれている内容は、「脱成長」とかそういった議論を結構意識しているし、お金についてきちんとぶっちゃけ話をしてる。お金について綺麗ごとしか言わないのは、お金に対して汚いのと同じだと言っているように思う。
いろんな偏り(陰謀論的なやつ)をとっぱらってしまえば「清貧」より「清豊」がいいのだし、投資というのは、街をつくり、社会をつくり、人の心をつくるものだし、それは人によって可能だし、人の良心にあまえるアマチュアリズムでは無理な話であると、説明していく。世の中がスタバだらけになっているのは、そういうお金の使い方をみながしているからそうなっているだけと、投資家からみた社会への目線が結構語られている。非常にまっとうな話だとは思いますので、私も定期積立からちょっと脱して、この藤野氏の言葉「お金の使い方に自覚的になる」を頭の中に入れつつ投資活動の一歩のきっかけとしてみようかなとこの本を読んで思いました。 -
お金関係の仕事をしている妻に勧められて読みました。
ほかの本と毛色が全然違うし、こういうジャンルの本読んでるって少し恥ずかしい気がして、はじめはブクログに登録とかしないつもりだったんです。
でも読みおわったらレビュー書いてみんなに共有したいと思わせる良書でした。
お金を消費するということ、会社で働くということ、会社がお金を稼ぐということ。「投資」についての本というよりは、経済活動一般の事柄についての本でした。
【消費・生産の仕方について】
消費するにも、生産するにも、そのやり方はいろいろあって、そのひとつひとつが、世界のあり方を作っていく。
安いけどひどいものを選んで買っていけば、そういうものを生産する人たちが増えて、それういう仕事はストレスたまるし、いいことない。
ちょっとだけ賢くなって、消費の仕方を少しづつ変えるだけで、世界は変わっていく。世界を変えていくには、まず自分の生活の中での世界へのかかわり方を変えていかないといけないんだ。
「選挙に行かなければ、何も変わらない」っていう大人は多いけど、ほんとにそうだろうか。選挙に行って、どういう選択をすれば、どういう風に変わっていくっていうんだろう。
政府がなにか画期的な制度を作って、それによって世界のあり方が劇的に好転していくのを期待してる。人任せでなにもしようとしない。紙に政治家の名前を書いて投票箱に入れれば、それで世界のおかしなところがなにか変わると、本気で思っているのかな。
フランスのテロのとき、友人たちが同じようなテーマで盛り上がっていて、それには参加せずじんわりひとりで考えてたんだけど、そもそもそんな話をLINEでできちゃう友達をもって、本当によかった。
一人一人の欲が生み出してしまったこのおかしな状況は、一人一人が考え直して一つ一つの選択を変えていくことでしか、変わらない。そんな気持ちで肉を食べないことを決めました。
【会社で働くことについて】
日本では大半の人が、会社での仕事が嫌いなんだそうです。俺自身は仕事の時間結構好きなんだけど、そんな空気あるのよくわかります。日本だけらしい。
学生のときは、会社で仕事するってことに全く実感がわかなくて、働くの怖くて、どうしても働かなきゃいけないならとりあえず8時間働いてあとは余暇を充実させたいって本気で思ってたな。
でも、働いてみるとそうでもないんだ。8時間ずっと集中して仕事してるわけでもないし、有給だってとるし。
できなかったことが出来るようになって、それができれば喜んでもらえて(尊敬もされて)、それでお金もらえる。自分のやりたいこと・できることを見つけてやっていけば、仕事って楽しい。
でも、そう思えない人ってたぶんたくさんいるんだよね。一番思うのは、自分は仕事に関してとってもラッキーだなってこと。自分ができる(やりたい)ことを必要として評価してくれる場所にいられて、またこれまでそういう風に仕事できるように教えてくれた先輩や同僚たちがたくさんいて。
15年前に読んどきたかった!といっても当時読んでも全然理解できなかっただろうな。。。
本当は、「この投信にはいればもうかる!」的な情報が書いてあるのかなと期待して読みました、ごめんなさい(恥)。
本のタイトルもパッと見そんな感じだし。本文読んだ後にタイトルみると、読む前と意味が全然違って見える。うん、いいタイトルですね。 -
失われた10年の間にTOPIX株価は2%上昇していたのにたいして、東証二部の株価は67%の上昇だったらしい。一体何が失われていたのかと疑問に思いますが、要は大企業のパフォフォーマンスが著しく悪かったということらしいです。こういった情報を知ることができるだけでも読んでよかったです。
まずはお金に対する意識を変えて、次に金儲けに対する意識をポジティブに変えて、次に消費に対する意識を変えるという流れて、金融リテラシーを高めるというんでしょうか、お金に関する啓蒙活動みたいな内容です。コーヒー1本買うのも立派な投資行為ですよと。
日本人の異様な貯蓄率は他人に対する不信感のあらわれだとして、質素倹約で清貧を尊んでいる日本人が実はあんまり清くないということらしいです。これは結構腑に落ちるところがあって、政府がいい感じに公共サービスを整備してきたので、政府に丸投げしている状態なんですね、金は渡すから後は勝手にしてくれと。他人は信頼していなくても政府は信頼していたのが高度経済成長期の感覚だったような気がします。
著者はファンドマネージャーなんですけど難しい経済本とは違うので、面白く読んで、貯金崩して投資するかなぁとか思いたい人にはおすすめです。好景気・インフレという状況では貯金してるだけで損することになるので、債券に変えた方がいいかもと思います。 -
若い方がお金や投資を知るに有益。