一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-

著者 :
  • 講談社
4.05
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062136051

感想・レビュー・書評

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  • うっかり、高校生に戻ってもいいかもと思ってしまった。

  • 連の、守屋さんやリレーに対する思いにぞくりとした。普段は冷たいほどに淡々としているのに、あんなにも熱い感情を抱いてる。そんな連に対しての守屋さんのあの言葉。さすが先輩、さすがは部長。…これだからスポ根はやめられない。

  • だんだん盛り上がってきました(笑)緩急あって、いいですね。現在、最終部読んでるところです。2008.8.25読了

  •  一晩一冊のペースで読んでいる。 普段はこんなことめったに無い。 この本が面白いのと、字が詰まってなくてドンドンPageが進むのも要因。 このくらいがちょうど良いですよ。海外翻訳ものとか、結構古い作品を読むと小さい字が溢れんばかりに紙を占領していて、読む前から少しイヤな気分になることあり。それで面白くなかったりすると、もう腹が立つ。 最近は途中で放り出すことにあまりためらいを感じなくなってしまい、何十冊かに一冊の割合で途中放棄している。 以前はせっかく読み始めたのだから、と貧乏根性が勝って、結局最後に後悔してたけど成長したらしい。いまさらこの歳で成長もないけど。 さて物語りはどんどん成長し2年生の冬までテンポ良く進んでいく。 後半で、大変なアクシデントも起こっており、この事件(?事故)が最終3巻にどの様な結末を迎えるのかも興味津々瑠璃色の展開になってきた。  急いで読む必要は無いのだけれど、ちょうど北京オリンピックもクライマックスの様だし。 (なでしこサッカーがドイツ大女軍団に負けた。惜しかった。完全に押していた試合だったのに。内容が良かったので4位でも満足、とかTVの女性アナウンサが言ってたけど、冗談じゃない。そういうのを負け惜しみ、っていうんだ。メダルとらなくてどうする。 代わりにと言っては何だが、ソフトボールはどうやら金メダルをとった様子。こちらはあまり好きじゃないからTVは観ていないけど、廻りから聞こえてくるうるさい歓声からそれとなくわかる。 あれ? なんの話だっけ、そうだ) スプリントはやはり一気に駆け抜けた方が良うござんしょ。 ということで(どういうことだ?) ☆4つ です。第三巻でみごと☆が5つになったらわたしも嬉しいです。

  • サッカーに挫折するも陸上競技に出会い、のめり込んでいく様子を印象的に描いた1巻に続き、2巻では谷口との恋と兄の事故が核となっています。どちらも結末は分かりませんが、なにか希望が見いだせるラストでした。
    2巻ではドラマには描ききれなかったエピソードが多くありました。ドラマではリレーに熱意を注ぐチーム愛と、兄を尊敬し弟を思う兄弟愛に重きを置いていたように思いますが、一進一退の谷口との淡い恋模様がきっちり描かれていてほんわかとした気持ちになりました。

    2008年2月25日-28日
    フジテレビ4夜連続ドラマ「一瞬の風になれ」
    《キャスト》神谷新二:内博貴、谷口若菜:福田沙紀、一ノ瀬連:長谷川純、根岸康行:遠藤雄弥、守屋:北条隆博、桃内:中村友也、神谷健一:錦戸亮
    《スタッフ》演出:光野道夫、?木健太郎、プロデュース:栗原美和子、脚本:佐藤弘幸

  • 高校陸上部の話。天才サッカー選手の兄を持ち、高校に入ってサッカーから陸上の短距離に転向した神谷新二の視点で話は進んでいく。
    部内の揉め事あり、恋愛あり、天才の親友との関係あり、家族の問題ありといったことが、素直に描かれている。
    1を読んでから2を読むまでに間が空いてしまったのが残念。

  • 前半、主人公が成長してきて、なかなか良い感じではないかと快適に読み進む…はっ、3冊本の2巻て〜後半何かが起きると思ったら起きてしまいました。それだけに泣ける結末ですが。

  • 新二は走ることの面白さに魅せられていく。兄はJリーグのサテライトチーム?に入団するが・・・。

    2008.7.26

  • 第1巻からの続きで、冬のオフから始まります。連くんも新二くんも脱落することなく(笑)。新二くんのお兄ちゃんはJリーグへ(そのチームは順位的に、今年ちょっと微妙かも…:笑)。そしてお兄ちゃんに買ってもらったハイエンドモデルのスパイクとともに、シーズンスタートです。新入生も入ってきたりして、春高陸上部にもいろいろマイナーチェンジが起こってきます。連くんとのワンツーは変わらないみたいですが…「鉄人」のあだ名には吹き出しました。走り方も陸上アスリートっぽくなってきている(でも私の中での彼の走りは「GIANT KILLING」の爆走MF、椿くん:笑)。そして少しずつ季節が進み、大会のステージも上がりますが、連くんのアクシデントでチームは微妙に回らなくなる。その中で、部長である守屋先輩の男前なふるまいに今さらながらに驚く(笑)。三輪先生、ある程度予想はしていたけど、そういうことでしたか。女子部員、みんなまじめで素敵ですね。新部長、みんな君の努力と度量は認めているんだから、それは素晴らしいことではないですか!メンタル的にダメージのくることもありますが、Get a grip(しっかり行け)だ!…と美しき物語にエールを送ってしまいます。1巻からずっと感じているのですが、連くんの痛切なほどに「何かを待っている」という雰囲気が結構気になって、読みながら探っています。新二くんにはそんなに悟られていないようですが、彼は意外とハードボイルドな野郎だと私はみている(笑)。答えのひとつはこの巻で出てくるのですが、それほど単純じゃないようにも思いますし…まぁひとりカン違いも楽しいかと、この答えは大事にして第3巻へ。ツッコミどころもまぁありますが、私はこの巻のちょっとゆるい感(高2ってそんな時期)がいちばん好きです。[2008.7.24未読リストにアップ、2008.8.19の読中感想にプラスしました]

  • 『一瞬の風になれ』3部作の、第2部。読む前に、ついストーリー展開を想像してしまった。なにかハプニングが起きるとしたらこの2冊目だろうと、余計なことを考えての読書スタート。「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」著者は主人公・新二を千尋の谷に突き落とすか。透明な心の少年少女たちの、陸上にかける青春。この第2部では人と人との繋がりがテーマか? 新二に淡い恋心も生まれ、微笑ましい。しかし、やはり試練も……瑞々しい彼らの成長に呼応して、物語も加速する。

  • これが青春かぁ〜いいな、いいな、いいなーかっこいいーって何回も思った。
    というか、谷口との関係が気になってしょうがない。
    どうにかしてよ〜早くくっついてよ〜とかってもどかしくなる。
    男の子も恋愛すると眠れなくなるんだなーふむふむ。

    負けるなー、いろいろ!

  • 青春。

  • ヨーイ

  • うわ。よくなってきました。
    恋愛あり。家族を襲う不幸あり。挫折あり。
    どうするどうなる?……とか思いつつ、きっと乗り越えて青春の向こう側へ走り出すんだと期待する。

    デザイン / 有山 達也・飯塚 文子
    カバーイラスト / クサナギシンペイ

  • 2007/06/05

  • 続きが気になる。ものすごい勢いで読んだ。
    この勢いは『ダ・ヴィンチ・コード』以来か。

  • 運動音痴のくせに、主人公にすごい感情移入するから不思議。
    どこまでも走り抜けてほしい!

  • 2007年12月

  • 陸上の試合描写が肌に伝わるようなリアルさです。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年、「サマータイムで」月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年、産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞。ほかの著書に『しゃべれども しゃべれども』『神様がくれた指』『黄色い目の魚』日本代表リレーチームを描くノンフィクション『夏から夏へ』などがある。http://www009.upp.sonet.ne.jp/umigarasuto/

「2009年 『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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