- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062142137
感想・レビュー・書評
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唄です。
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第一印象は、読みにくいしわかりにくい。でも表題作は、青木の女の口から"わたし"がどんな人かわかってきてからおもしろい。特に最後の部分がいい。なかなか歯が生えてこない幼女は、大人になったら親知らずまで生えた"わたし"になって大変なことになってしまっている。
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強烈な自我が主題なんかな。。どっちの話も。
こういう文体を特徴として出してるんやろけど、うちは受け付けませんでした。読んでてしんどかった。 -
読むのがしんどかった1冊。
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言葉の豊饒さに圧倒。
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スゴイよ、主人公のわたくし。川上さんの文章に濁点があるのに、それが全く無いかのように一気に読ませる。息苦しい内容となんとも言えぬ迫力がある一冊。いやぁ、参ったね。
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初めて読んだ川上美映子さんの小説。ぶっ飛びました。日本語の可能性を大きくこじ開けた方だと思います。
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わたし、私を奥歯に置くことによる痛みからの防御。そして奥歯の喪失。つらつらと語られるような句読点の少ない文体が印象的。