猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773133

感想・レビュー・書評

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  • 時々すんごくメタ。
    好みは分かれると思いますが、まあ、たのしめました。
    珍念和尚が好き。なんか可愛い。みんながあの謎のわらべ歌を歌いたがる下りは面白かったです。

    ちょっとミステリーは中途半端な感じがしたかな……。
    私的にはこれはあり、です。

  • 『わらべ歌になぞられた連続殺人』みたいなフレーズに弱いです。

    なのでワクワクしながら読んだものの、感想はイマイチ。
    時代小説・ミステリ・密室・見立て殺人どれをとっても、
    中途半端な印象でした。

    しかしラストは確かに驚いた。
    ハッピーエンドで何よりです。

  • 江戸時代を舞台に密室、見立て殺人、館ものとミステリ的趣向を大胆に盛り込んだ時代小説。正統派の本格を期待すると肩透かしを喰らうけど、バカミスとしてみればなかなか愉しい。随所に挿入される自虐的なメタ展開や人を喰った「読者への挑戦状」も、好みは別れるところだろうけど、個人的にはありかな。

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著者プロフィール

一九六八年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員を経た後、CM製作会社勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描いていたが、一九九五年、フリーライターに転じ、実録物など、数多くの媒体で活躍。二〇〇八年「天下御免の信十郎」シリーズで、時代小説作家として文壇デビュー。人気を博す。

「2021年 『騎虎の将 太田道灌下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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