エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940146

感想・レビュー・書評

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  • RDG以上に2巻を読んだら印象が変わるかもしれない。1巻だけでは評価できないので正直な感想だけ記録。

    パピヨンの怪我が恐怖を押しのけるところと、澤谷君との最後のやり取りにとても共感した。神の言い分は、言い方や考え方は面白いけど1巻の物語にほぼ絡まないので少々回りくどく感じられた。次巻以降にこれらがじわじわ効いてくるのを期待。
    あと荻原さんの書かれる領分がどんどんニッチになっている気がするのだけど(私は好きだが)初めてこの作家さんの作品を読む人についていけるのかちょっと心配。
    そして最近の若者はたぶんビデオって言わないです先生…

  • 人間になるために人間の感覚を勉強中の神様(現在の身体はパピヨン)のモノクロが面白い。
    現代っ子の主人公美綾と噛み合わないのが、美綾には悪いけど面白かった。
    しかしこの先どういう風に展開していくんだろう?

  • ちょっと期待はずれだった感は否めないけど、シリーズを重ねるごとに面白くなっていくのだろう。
    モノクロが可愛かった。

  • 思わせ振りな彼の出番は次回のお楽しみか…。本筋はあまりいい話ではなかった。嘘って察しがつかないかしら。

  • 今回の主人公は不思議に遭遇した普通の女の子のようです。

  • 現時点では、まあ普通か。
    主人公にちょっと苛つくのは「RDG」と同じ。
    同じようにシリーズを重ねれば、面白くなっていくかしら。

    こういう神の概念は、新しくて面白い。
    人の方こそが不可思議な存在であるという視点。
    ここからどう話が展開していくのか楽しみ。

  • 相方が師匠(の妻というか。師匠の妻は友人です)に勧められて、電車読書として購入。
    私のライフワークとして読み続けている、荻原規子さんの作品を相方から勧められるとは。おそるべし、師匠の力!!

    細切れに読んだからか、作者の仕掛けに見事ひっかかり、有吉さんの豹変に度肝を抜かれる。やられたな~。

    最後にモノクロが一目ぼれした学生の姿で現れたところにはにやり。荻原節だわ。ふふ。
    第二作もぜひ相方に購入してもらおう。・・・ということで、発売日をお知らせしておきました!

    楽しみです。

  • 荻原規子さんの作品は、面白い!

  • 不思議なパピヨンと出会った大学生の女の子の話。ミステリのような、そうでもないような。
    2016/5/30

  • RDGと少し似ているというレビューを読んで、久しぶりに荻原さんを手に取った。
    キャラクターは親しみやすく、テンポよく会話が続くので、読みやすい。

    大学生活のあれこれになるのかと思いきや、幽霊騒動という謎が持ち上がって・・・恋愛に重きをおくのかと思いきや、それからも少し遠ざかり・・・。
    幽霊騒動の解決は、ちょっと拍子抜けなところもあったのだけれど、よりリアルに寄せてきたのかな?という印象。

    まだまだ序章なので、今後の展開を楽しみに待ちたい。
    美綾とモノクロの漫才や、美綾の恋愛事情に期待!

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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