エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
3.33
  • (15)
  • (72)
  • (124)
  • (17)
  • (4)
本棚登録 : 826
感想 : 103
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940146

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2巻目がおもしろいというのでとりあえず読むか

  • 家族が英国に行く中、一人日本の大学に通うことになった美綾。
    ひょんなことから神様が宿る犬と暮らすことになった美綾の、大学生活とパピヨンと幽霊話。
    ライトにさくっと読めるシリーズになっているようです。

  • 優等生的な女の子が同性のエキセントリックな同級生にひかれる、というのでついつい樹上のゆりかごを思い出してしまいました。演劇少女だし...。ちーちゃんサロメ似合いそうだし...。
    モノクロのトイレ事情が気になってしまって、散歩の時はパピヨンらしいのでよそ見しつつすませてるのかな...とか考えてたところにモノトーン青年の正体判明。人間には割と近々なれそうな感じとはいえラブないわと判断しましたがどうなんだろう?個人的には獣医先生に期待します。

  • 有吉智佳が「霊が見える」といいだしたときから牽制(女の子特有の遠回しな)してるのだろうと思ったけど、荻原さんだからなぁ本当に霊的な話になるのかも…と考えてしまった。心の内の幽霊(心残り)は消えないから目をそらさずしっかり向き合おう、ということなのでしょう。
    「エチュード」人とのつきあい方を”練習”しましょう、というタイトルなんですかね。
    ところで小説に出てくる大学はどうして早稲田が多いんでしょう。(→早稲田出身の作家が多いから?ミステリ系では京大が多い気もするし)

  • 何これ!?というのが一番の感想(笑)
    荻原先生の作品は大好きなので絶対面白いだろうとは思ってたけど、まさかパピヨンと八百万の神様でくるなんて!

    女子大学生と神様の会話に苦笑しつつも、物語の展開にいつの間にか引き込まれていて、もしかして私の周りでも同じようなことが起こってたりして…?とか普通に思ってしまう自分がいました。

    これからしろくろがどうなるのか、ちゃんと人間になれるのか、楽しみです。

  •  この春から大学生の美綾。両親と弟は渡英、はじめての一人暮らし。ある日、家の前に一匹の小型犬がいた。モノクロとよぶことにしたそのパピヨンが話しかけてきた。自分は八百万の神の中の一神であると。

  • 大学への進学とともに一人暮らしをすることになった美綾は
    自宅の前で迷子のパピヨンを拾う
    なりゆきで飼い始めることになったそのパピヨンが
    おもむろに人語を話し出しーー

    胸踊る新生活はそうして始まったのだった


    *****


    ひぇーー!
    相変わらず面白かった
    現代モノでしかもパピヨンになった八百万の神との共同生活??なんじゃそりゃ!
    と訝しみながら読み始めたけれど
    本当にテンポの良い進行でどんどんと引き込まれ、
    美綾と共にヒヤヒヤゾクゾクし
    友人の気になってもどかしく思い
    読み終えた頃には2巻が積んであって良かった!!と感謝する始末

    終わりにやはりね!!とのサプライズ?もあり
    続きが楽しみ

    荻原さんの小説は、決して古い雰囲気はないのに
    人物や地の文の語り口が
    しっかりとした日本語、という印象で
    なんだか読んでいて落ち着く気がする

  • うーん、結果として、ちーちゃんに圧倒されて終わった感。酷いことできる人間がいたものである。好きだったら、何してもいいんですかっていう。モノクロが3D男子とは、気づかなかったなぁ、やられた!!

  • ん?という感じ。

  • 2016年6月27日読了。
    不思議さと人の怖さを書くバランスがさすが。主人公があまり好きになれないけど、キャンパスライフは楽しく読める。

全103件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻原規子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮下奈都
辻村 深月
辻村 深月
恩田 陸
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×