オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

著者 :
  • 集英社
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感想 : 197
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087754001

感想・レビュー・書評

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  • いい意味で相変わらずの堀田家。家族が増えたり、ご近所で幸せなことがあったりと、ドタバタの中でもほのぼのとした日常生活が営まれていきますが、そんな中で失われていく命もある。
    子供達も成長して、何もわからない年頃ではなくなって、ひとの心の痛みがわかるようになってくる。そしてどんどん優しくなっていく。
    堀田家のような大所帯やあたたかいご近所付き合いは都会でなかなか自分のまわりに見つけにくいけれど、どこか懐かしく思うのは、きっと誰もがこのような心のつながりのある人間関係をどこかで感じて知っているからだと思う。今後の展開に期待!

  • やっぱり東京バンドワゴンは安心して読めますね。
    小路さん、このシリーズだけ書いてくれればいいのに(笑)
    サザエさんと違って、登場人物たちは1冊ごとに歳を取っていきますから、研人も花陽も成長していくし、新しく生まれてくる子供達もいれば、残念ながら亡くなってしまう人もいるのですが、いみじくも我南人が言っているように、それが“Life goes on”ということなのでしょうか。
    読者からすれば、“Story goes on”ですかね?
    まだまだ物語は続きそうで、嬉しい限りです。

  • 図書館にて。
    内容もますますワールドワイドに、登場人物も増えて「王国」のようになってきている…。
    贅沢をいえば、もう少し古本に関するうんちくというか、古本屋にした設定を生かしてその職業について書いて欲しい。

  • シリーズ6作目。
    研人くんの成長が感じられました。
    勘一さん、我南人さん、紺さんのそれぞれの良いところを、いい塩梅に受け継いだ研人くん。どんな大物になるのか?楽しみですね。

  • 今回もバタバタしてておもしろかったけど、さすがに藤島さんの一件に関しては今回の勘一の解決はどうなのかなー・・・?って疑問を感じる。
    もちろん遺恨は残さないほうがよいけれど。

  • (2012.10.29)

  • 東京バンドワゴンシリーズ、第六弾。
    少し悲しい出来事もありつつ、それでもLOVEがたくさん詰まった一冊。

  • 東京バンドワゴンの第6弾。
    ひとつの家族を見つめていても多くの出来事が起きてくる。
    家族気分で読んでいると悲しい出来事も同じように悲しい。
    それでも思い合い、労り合って一緒に気持ちを共有することに心温まる。
    我南人さんが言ってました、“Life goes on だよぉ。”
    何があっても人生は続くのですよね。

  • 9/1読了。評価のみ

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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