ケーキ王子の名推理 (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2960
感想 : 191
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800509

感想・レビュー・書評

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  • スイーツ×ミステリーなんておいしい!と思って読んだけど、ミステリー要素は思ったより少なめでした。少女漫画的な展開も多いけれど、恋愛小説ともまた違う。かわいい青春小説でした。颯人くんがよくあるドS王子とちょっと違うのが個人的に良かったです。

  • 楽しく読めた。文章も展開も回りくどさがなくていい。素敵で美味しそうなケーキがいくつも登場するので、実際食べたくなる。ケーキごとに由来などのエピソードが紹介されるのも楽しい。ラブコメは実はあまり得意ではなかったけど、ストーリーが恋バナに寄り過ぎず、人としての彼の魅力に主人公が気づいてゆくという展開だったおかげで、違和感なくラストまで楽しめた。
    読後は前向きな気持ちになれる。

  • 面白かった
    ケーキの説明もあってよかった

  • なんか、いい話。王子キャラもわかりやすいし、主人公の女の子もいい感じ。
    現実には、ケーキ屋さんの店長みたいな、頭も良くて親切な人がいないかな。
    心が和む、ホッとするようなお話です。

  • らいとで軽快に読めるながらきちんとスイーツを調べていて最近主流な好き勝手な設定のできる異世界転生とは一線を画しています
    何か意味を持たせてスイーツを楽しみたくなる一冊です!

  • 明るくて重厚でない、ラブコメみたいなシリーズものが読みたくて。ビンゴでした・・・!

    ケーキ馬鹿な女子高生・未羽とパティシエ修業をしている学校一のイケメン王子・颯人の青春劇場。
    少女漫画のような雰囲気と、日常の些細な出来事を解き明かす様子がとても親しみやすい。
    颯人の超イケメンだけれど超冷たいという設定もいいし、その原因が過去のトラウマにあることもいいし、ケーキを前に暴走する未羽の様子もいいし、そんな未羽が颯人の心を融かしていくのだろうなと想像できてそれもまたいい・・・!

    かわいいかわいい二人に出会えた・・・・・・見守っていきたい・・・・・・。

  • 本屋さんで見かけた表紙の可愛さとケーキに惹かれて購入。

    少女漫画のような印象ではあるが、ひたすら夢に向かって努力している王子を応援したくなる。
    あとケーキが無性に食べたくなる。
    ケーキについての知識を得られるのは魅力。

  • 図書館で。
    なんて言うのか、周囲の人が持ってるから欲しい、みたいな感覚で付き合う彼氏ってなんだろな、と思わなくもない。ヒロインは悪い子では無いのだろうけど、正直そんな圧倒的悪い子なんて滅多にいないものな~なんてぼんやり思ったり。

    後、誰が食べても圧倒的に美味しいモノってあまり無いと思うんですよね。個人の好みがあるから。私がすごく好きなお菓子屋さんは、洋酒が効いているからお酒が苦手な人はあまり好きでは無いかもしれないし。コンビニスイーツだってそれなりに美味しいし。それを「あのケーキ屋のシュー皮はマズイ」とか言い切るのはちょっと感じ悪いな~このヒロインと思いました。後ケーキって別に出来立てが良いとは限らないと思うんですよね。
    まぁ色々どうかなと思う所が多いので、続きは特に良いかな。

  • 登録したつもりがしていなかった。
    振られたばかりの女子高生がフラフラと入ったケーキ屋さん。そこには、学校の人気男子が!
    いただいたケーキは、ほっぺたが落っこちるくらい美味しくて…。

    ケーキとイケメンとミステリーと青春。
    抑えてるなあ!ヒロインもかわいい。

  • シリーズものです。
    めちゃめちゃキュンキュンするというわけではないですが、平和で軽めな恋愛ものが読みたい人にはおすすめです。
    私はこのシリーズはどストライクでした笑

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著者プロフィール

大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビューし、ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍。第3回京都本大賞受賞作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)はミリオンセラーとなり話題を集めた。他の著書に『君にさよならを言わない』(宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理』(新潮文庫)などがある。

「2021年 『100万回生きたきみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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