ハンニバル(上) (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102167038

感想・レビュー・書評

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  • ゾッとするような描写があり得るはずのない光景を見せてくれるサイコホラー(?)
    シリーズが進むごとになぜかレクター博士を段々助かって欲しいと望む気持ちが強くなる自分の変化が一番怖かったりして。

  • 「羊たちの沈黙」の続編。そして下巻への壮大な序章。上巻は登場人物の説明にほとんどのページが割かれている。ただ、レクター博士が潜伏するフィレンツェ編は面白かった。どうしても映画のイメージがあるので、レクター博士の顔があの俳優と重なってしまう。

  • 映画ハンニバルの原作本。
    ほぼ映画と同じ内容だけど、原作本ならではの内容もあって楽しめた。

  • 最初のアクションシーンの後はやや登場人物紹介的な話が続く。丁寧な描写に自然な翻訳で読みやすくはあるけど、もう少し展開にスピード感とミステリー的意外性が欲しかったかも。後半、フィレンツェ編でのレクター博士の逃亡劇から再び話は動き出す。

  • すでに映画化された「羊たちの沈黙」の続編。時間的には前作の7年後、一人前のFBI捜査官となったクラリスと、逃亡を続けるハンニバル・レクター博士が主人公である。
     初めに言っておくと、期待が大きかっただけに、??の部分はあったかな。たぶん賛否両論がでてきそう。まぁ、前作があまりに評価が高かったから、難しかったんだろうね。確かに「羊…」なら★5つつけちゃうもんね(^^)
     タイトルの通り、今回はハンニバルの内面を描こうとしていて、クラリスとハンニバルの関係にも重点が置かれている。で、最終的に結論を出そうとしたのかな、私には今一つピンと来なかったけど…
     というわけで、読後の評価はわかれるだろうけど、ハンニバルの潜伏先での出来事を描いたフィレンツェ編は読み応え十分。さすがです。

  • レッド・ドラゴン、羊たちの沈黙よりも内容が、濃密になり、膨大な情報によるダレもなく、大変興味深い内容。下巻への長大な前振りです。

  •  『羊たちの沈黙 』で翻訳本は微妙なニュアンスが伝わらないとコメントしたが、こちら『ハンニバル』では違和感を全く感じさせずに読了できた。違いは日本語と英語の仕組みなどではなく、単純に翻訳が上手いか下手かなのだ。高見浩(訳)は二重丸である。翻訳本を読む場合は誰が訳しているのか、いまさらながらではあるが、そこが重要である。

     ハンニバルの下巻を読むのがものすごく楽しみだ。上巻でこれだけもりあがれば当然、下巻は息もつかせぬ展開が期待できる。映画も観たが、さすが小説の力を感じる。少しくどいが(笑、翻訳がとても良い。

  • ハンニバルレクター大好き
    ぶっとんでます。

  • £2
    上下セットで£3

  • アマルフィなどを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

ウィリアム・トマス・ハリス三世(William Thomas Harris III)
1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。
著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。

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