ハンニバル(上) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102167038

感想・レビュー・書評

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  •  BOOKOFFで立ち読み(笑)
     …んー、なんか冗長。

  • アンソニーホプキンス演じる羊たちの沈黙の続編ということで
    借りて見た。これには上巻、下巻があり、とても重厚なストーリー
    になっている。余談だが、羊たちの沈黙でアンソニーホプキンス
    が出演した時間はわずか15分だったという。これだけでも彼の
    存在感をじた。ホラー小説が得意というあなた!是非読んでみて
    ください

  • 前作より読みやすい。

  • 羊たちの沈黙の続編
    映画化

    (下もありますが 上とまとめさせていただきました)




  • 言わずと知れた『羊たちの沈黙』の続編。
    1988年に発表された『羊たちの沈黙』は、アメリカを騒がす連続猟奇殺人事件と犯人を追う新米FBI女性捜査官・クラリス、そして彼女に助言を与える天才心理学者にして食人鬼のレクター博士を描いた物語。現実世界でも増えつつあった猟奇殺人と当時としては珍しかったプロファイリングという手法を初めて本格的に扱ったこと、そして何よりレクター教授の強烈なキャラクター性によって、まさにサイコスリラー・ホラーの歴史を一変させた。ついでに言うと、優れた心理学者・臨床心理医は初見で相手の略歴を言い当てるもんだという誤解を流布させた。そんなことしません。


    題名の通り、およそ10年の時を経て発表された続編である本作は、前作の最後で刑務所からの逃亡を果たしたレクター博士のその後を扱った物語となっている。レクターへの復讐に燃える資産家と彼に取り入るFBIの厭らしさが執拗に描かれ、むしろレクター博士がヒーローのような扱いだ。クラリスは復讐劇に巻き込まれ、ヒーローの助けを待つヒロインといったところか。思考力、記憶力、行動力いずれも常人を遥かに凌駕するレクター博士だが、彼を彼たらしめている随一の才能とは表現力なのではないだろうか。己の特殊な欲望をいかに“表現”するか。その結果に劇中世界の人間たちも、読者も注目せざるを得ない。


    ちなみに本作の中では博士がいかに高尚な趣味をお持ちかの描写に紙数の大半が費やされているような気がしないでもない。


    ちなみにこのシリーズは、私は小説『羊たちの沈黙』→映画『羊たちの沈黙』→映画『ハンニバル』→映画『レッド ドラゴン』→小説『ハンニバル』という順番で見ている。なんで今さら『ハンニバル』を読んだのかというと、偶然本屋で見かけたからとしか言いようがないのだが。

  • オヌヌメ

  • 面白い!!レクター博士怖いけどカッコいい…。クラリス、下巻で誰にどう立ち向かうんでしょうか…。

  • レクター博士が反則的にカッコいい。『羊たちの沈黙』より格段に訳が読み易くなってます。

  • レクター博士は映画よりも本を読んだほうが、俄然面白いです。凄い一冊!(>へ<)/

    ☆詳しいレビューは<a href="http://ihuru.blog46.fc2.com/blog-entry-157.html" target="_blank" title="コチラ">コチラ</a>

  • レクター博士の知性・嗜好に憧れさえ持ってしまいます。
    フィレンツェで『ハンニバル』巡りしちゃいました^^

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著者プロフィール

ウィリアム・トマス・ハリス三世(William Thomas Harris III)
1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。
著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。

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