朗読者 (Shinchosha CREST BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105900182

感想・レビュー・書評

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  • 古本屋で100円。好きなタイプの本だと思っていたのに、なぜか心に響かず。。。もう一度読んでみなくちゃ。

  • ナチスの犯罪についての物語であるとともに、言葉を得ること、物語が生成することについての小説であり間断することのない物語でもある。

  • 今となっては彼女が何を考えていたのかなんてわからない。

    ただ、彼女が美しかった記憶だけはいつまでも私に在る。

  • 流れはすごいと思うけど、なにも感じれなかった。もう1回読む必要がある。

  • せつない 作者は多芸すぎます 弁護士で小説家ってもう

  • 未読

  • 確か…買った当時に、ベストセラーになるくらい売れていて、衝動的に買った。
    数ページで止まっている…。
    …本当に、何で買ったんだろう?

  • 学校の帰りに気分が悪くなった15歳のミヒャエルは、母親のような年の女性
    ハンナに介抱してもらい、それがきっかけで恋に落ちる。そして彼女の求めに
    応じて本を朗読して聞かせるようになる。ところがある日、一言の説明もなし
    に彼女は突然、失踪してしまう。彼女が隠していたいまわしい秘密とは何だっ
    たのか…。

  • 著者はドイツ人。言わずと知れた世界的ベストセラー。
    翻訳モノが苦手な人でも比較的読みやすいと個人的には思う(私も苦手なほうです、翻訳モノ)。


    高校の頃(ちょうどこの小説がはやっていた頃)読んだときは、センセーショナルな恋愛小説という印象が強かった。

    しかし、先日なんとなく読み返してみると、これは恋愛小説ではないと思った。

    ------愛した人が戦争犯罪者だったらどうするか?

    どうするんだろ。
    わからないけど、でも、楽しかった思い出とかもなんかさび付いた感じになってしまうのかな。
    どうなのかな。
    などと考えてみたり、戦犯ってなんなのだろうと考えてみたり。

  • 入手方法:目白のブックオフ。ここばっかり。

    買ったとたんに先輩に「そのシリーズおもしろくないよ」と言われました。

    斜に構えて読み始めると、なるほど15歳の少年と36歳の女性の出会いは、わたしが知っている限りのハーレクインロマンスの匂いがします。

    作者の経歴を見ると、ミステリー出身でどうも恋愛ものは本領ではないようです。
    その証拠に、後半アウシュビッツの話になると調子がいい。後半はおもしろいです。

  • 戦争とかそういうことじゃなくて、これは少年が成長してゆく話だったのだと思った。

  • 内容はあんまり覚えてないけど、少し読んでて切なかった。

  • とても好きな恋愛小説。切なくて、切なくて。

  • 胸が締め付けられます。

  • 「あなただったら何をしましたか?」という問いかけが重い。

  • 000709

  • 前半と後半のギャップがすごい。みんな大人になると何かを背負わないと生きていけないのかな・・・などど考えてしまった

  • 2006.2読了

  • 初めて読んだ新潮クレスト・ブックス(今は文庫になった)。主人公は結局逃げてるんだけど、でも主人公寄りの気持ちで読んだ記憶が。

  • ファンタジックな装丁からは想像できない、骨太な、大人な物語。うーん。最近私が読んだ本の中で、明らかに異質な一冊。いや、こむずかしい表現が使われているってわけじゃないんだよ。むしろスパッと簡単に表現しきっちゃってる文体。だから表現としてはなんてことはないんだけど、一つの表現の背景にすごく大きなものがある感じがして、「ザクザクよんでいこー」って気になれないの。一行読んでは、本から目を上げて考えてしまう。ジャンルとしては私小説?15歳の時に恋した21歳年上の女性との恋愛物語?ナチスドイツに対する西ドイツの反動のルポタージュ?法学的見地からみた戦争裁判…とにかく、「もう一度読みたい」と思ったひさしぶりの作品です。うん。この作品はもっと読み込む必要がある。

  • 高校生のときに読んで、かなり泣いた記憶。
    ただの純愛話なんかじゃない。
    装丁も好き。

  • 最初の甘い前半から一転、後半は失踪した彼女の半生を追って硬派な内容となっている。戦争を考えさせられる一冊。

  • 引き込まれます!

  • 純な15歳の少年と、過去を持った36歳の女性の恋愛。
    ありうる?
    4年前に読んだ私も36歳になっちゃいましたけど・・・。

  • それにしても主人公は駄目だなあ。墓参りくらい定期的に行くべきだよね、まったく。なんか勘違いしているよ。

  • 小説ってのはこう云うのを言うんでしょうね。誰がなんと言おうと良い物は良い。

  • 歳の差恋愛やユダヤ人迫害問題など
    話題が次ぎから次ぎに交差するので
    難しいですが、時間をかけて読みたい
    作品の1つです。

  • 入り込めなかった。

  • みほちゃん翻訳

  • 愛する人の贖罪を背負えるか否か?

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著者プロフィール

ベルンハルト・シュリンク(ドイツ:ベルリン・フンボルト大学教授)

「2019年 『現代ドイツ基本権〔第2版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ベルンハルト・シュリンクの作品

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