イラクサ (Shinchosha CREST BOOKS)

  • 新潮社
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感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105900533

感想・レビュー・書評

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  • 一行一行の深みと密度がすごい。

  • 9編からなる短編小説集。いづれもほろ苦さとコクのある深い味わいが楽しめる、大人の悲喜こもごもが凝縮されたような作品が並ぶ。
    著者はカナダ出身で本国はもとより英語圏では『短編の名手』と呼ばれる高名な作家だが邦訳されたのはこれで2編目だそう。
    もっと紹介されるべき作家です。

  • カナダの作家って最近気になる。

  • イヤイヤ、そのようにあけすけに語られては・・・。ちょっとドギマギしながら読む色っぽい話。

  • 新潮クレストブックは、紙の質の割りに?高いけど分厚いし、読み応えがあります。
    これは「100年後にも読まれている可能性が最も高い」という評につられて買いました。確かに名人の小説で、クラシックな本好きにお薦めです。
    淡々とできごとを綴っていくタイプで、好みじゃないのに一気に読んでしまう魅力があります。
    ただ、回想の場面で時系列や人称がよくわからない文がけっこう多かったです。文章の流れはこわしていないので、すっと読みましたが、こっそりごまかされた気がします。多分、訳者の力不足じゃないかなと思う。

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著者プロフィール

Alice Munro
1931 年生まれ。カナダの作家。「短編の名手」と評され、カナダ総督文学賞(3 回)、
ブッカー賞など数々の文学賞を受賞。2013 年はノーベル文学賞受賞。邦訳書に
『ディア・ライフ (新潮クレスト・ブックス) 』(小竹 由美子訳、新潮社、2013年)、
『小説のように (新潮クレスト・ブックス)』(小竹 由美子訳、新潮社、2010年)、
『 林檎の木の下で (新潮クレスト・ブックス)』(小竹 由美子訳、新潮社、2007年)、
『イラクサ (新潮クレスト・ブックス)』(小竹 由美子訳、新潮社、2006年)、
『木星の月』(横山 和子訳、中央公論社、1997年)などがある。

「2014年 『愛の深まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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