日本アニメ史-手塚治虫、宮崎駿、庵野秀明、新海誠らの100年 (中公新書 2694)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121026941

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/772791

    5/22庵野秀明映画監督の誕生日に紹介。

  • いい意味で熱っぽくない冷静な通史で、タイトルから期待される内容はだいたい摂取できる。それでいて、「アニメーターの劣悪待遇は手塚治虫のせい」説にしっかり異論を唱えたり、終章では『エヴァ』以降アニメ史に大きく影響を及ぼすタイトルが出ていないことを危惧していたり、作者自身の考えもあるのが好印象。

  • 778-T
    閲覧新書

  • アニメについて詳しくなくても、
    読んだあとアニメについて知ったかぶりできそうな本!
    (非常によくまとまっているという事で褒めてます)

  • この著者のTHE FIRST SLAM DUNKの考察も聞いてみたいと思いました。
    いつの時代もアニメは新しい表現への挑戦ですね。
    まだまだこれからも我々を楽しませてくれそうです。

  • 黎明期から、今日のサブカルチャー要素の一つとして語られるようになるまでの軌跡が書かれた本。
    最初は難しく感じましたが、読み進めていくうちに知っているアニメの名前も徐々に出てきて興味深い内容だったし、アニメが今日の日本にもたらした影響を学べた。

  • アニメーション研究者 津堅信之氏による日本のアニメーションの歴史をまとめた著作。明治・大正から戦前・戦後を経て現在に至る国産アニメーションの歴史を概観できます。80年代のアニメブームに至る前の時代にページ数を割いており色々な意味で面白かったです。アニメや漫画は学術的に調査などが行われているとは言い難いので、どんどん資料が失われていっていると思われるこの時期に本書が登場した意義は大きいと思いました。いわゆるアニメ作品を解説するようなものではないので注意が必要。

  • 読了後、アマプラで鉄腕アトム第一話を見てみた。なるほど宮崎駿が手塚治虫を批判するのもわかる。しかし、30分週一本のパターンを作った功績は大きい。やはり手塚はことアニメに関しては功罪相半ばすると改めて感じた。

  • 思ったより硬派なアニメ史。

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著者プロフィール

津堅信之

1968年兵庫県生まれ。近畿大学農学部卒業。アニメーション研究家。日本大学藝術学部映画学科講師。専門はアニメーション史。近年は映画史、大衆文化など、アニメーションを広い領域で研究する。主な著書に、『日本のアニメは何がすごいのか』(祥伝社新書)、『ディズニーを目指した男 大川博』(日本評論社)、『新版 アニメーション学入門』『新海誠の世界を旅する』(ともに平凡社新書)など。

「2022年 『日本アニメ史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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