Numbers Don't Lie: 世界のリアルは「数字」でつかめ!

  • NHK出版
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140818534

感想・レビュー・書評

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  • 数学が不得意な私には
    ちょっと難解でした。
    でも、物事はニュースや記事だけではなくて、数字でみることで真実がわかる。
    自分で情報を読んでいくことが大事。

  • Factfullnessのパクリみたいな(笑)
    巻末の、真のイノベーションとは、が辛辣。数字で実態を把握し、目の前の課題を解決しよう。
    原子炉、核融合、リニアモーターカー、こんな物に金をつぎ込むより、飛行機の搭乗時間を短くしてくれー(笑)

  • 朝日新聞2021410掲載
    日経新聞2021522掲載
    毎日新聞202162掲載
    ビルゲイツ推薦本
    ブックビネガー

  • 幸福度や中国の成長、食品ロスといった71のテーマについて、数字とデータから真実を明らかにする。物事を深く考えるきっかけとなる書である。

    第1章 世界の人々――暮らしはどう変化して、どこに向かうのか?
    1 子どもの数が少なくなったら、どうなるのか?
    2 生活の質をもっともよくあらわす指標――乳児死亡率
    3 投資に対する最高の利益(リターン)――ワクチン接種
    4 感染症流行の規模を予測するのがむずかしい理由
    5 どんどん高くなる身長
    6 寿命はどこまで延びるのか?
    7 わたしたちの進化の秘密――長く走れるのはなぜか?
    8 失業率と幸福の関係
    9 なにが人を幸せにするのか?
    10 増えつづけるメガシティ
    11 ギザの大ピラミッドは、何人でつくったのか?

    第2章 世界の国々――グローバル時代における力関係を読み解く
    12 アメリカは本当に特別な国なのか?
    13 EUのめざましい成果
    14 ブレグジット――イギリスが直面している現実は変わらない
    15 日本の将来への懸念
    16 中国はどこまで成長するのか?
    17 インドvs.中国――人口大国の共通点と相違点
    18 なぜ製造業はいまでも重要なのか?
    19 ロシアvs.アメリカ――宇宙開発をめぐる競争
    20 帝国の宿命――栄枯盛衰は世の習い
    21 第一次世界大戦の負の遺産

    第3章 食――身体にも地球にもやさしい「食べ方」とは  
    22 世界の食料供給を支える窒素肥料
    23 小麦の生産量を数倍に増やすには
    24 食品(フード)ロスはグローバルな大問題――いますぐ行動を!
    25 地中海式食事法の衰退
    26 絶滅危惧(きぐ)種、クロマグロ
    27 鶏肉は世界を制するか?
    28 フランス人とワインの微妙な関係
    29 理性的に肉を食べよう
    30 長寿国日本の食生活の秘訣
    31 乳製品を消費する国の劇的な変化

    第4章 環境――賢い選択をするために、知っておくべきこと
    32 牛の惑星
    33 アフリカゾウの死
    34 人新世と呼ぶのは時期尚早
    35 コンクリートの具体的(コンクリート)な事実
    36 携帯電話と車、環境に悪いのはどちらか?
    37 最高の断熱材とは
    38 三層ガラス窓――確実な省エネ策
    39 住居の暖房効率を上げるには
    40 脱炭素社会への道のり
    41 動物vs.人工物――どちらが多様?

    第5章 エネルギー――燃料と電気をめぐる不都合な真実
    42 ガスタービンの威力
    43 原子力発電――果たされない約束
    44 風力発電には化石燃料が必要
    45 風力タービンはどこまで大きくなるのか?
    46 太陽光発電が急速に普及しないわけ
    47 いまでも日光がいちばん
    48 もっと大きな蓄電池(バッテリー)が必要
    49 世界初の電気コンテナ船が抱える課題
    50 電力の本当のコスト
    51 エネルギー移行がゆっくり進むのは仕方がない

    第6章 移動――この200年での驚異の進化とこれからの課題
    52 どんどん短くなる大西洋横断時間
    53 自転車は蒸気機関より新しい!
    54 世紀の大発明、空気入りタイヤ 
    55 自動車時代の幕開け
    56 現代の車――ショベルカーでハエを追うようなもの
    57 電気自動車は本当にクリーンか?  
    58 ジェット時代の幕開け
    59 ジェット燃料の王者、ケロシン
    60 航空機は車より安全なのか?
    61 エネルギー効率がもっともよい乗り物――航空機か、電車か、自動車か?

    第7章 機械――現代世界の基礎をつくった発明品とは
    62 奇跡の1880年代――ボールペンから内燃機関まで
    63 電気モーターは現代文明の原動力
    64 変圧器(トランスフォーマー)――控えめでよく働く縁の下の力持ち
    65 ディーゼルエンジン――グローバル世界で果たす役割
    66 一瞬をとらえる――馬から電子の動きまで
    67 蓄音機(フォノグラフ)からストリーミングへ――エジソンの偉大な発明
    68 集積回路(IC)の発明
    69 ムーアの呪縛
    70 膨れあがるデータ量――あまりに多く、あまりに速い
    71 真のイノベーションとは

  •  
    ―― シュミル/栗木 さつき・熊谷 千寿・訳
    《世界のリアルは「数字」でつかめ! 20210327 NHK 出版》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4140818530
     
    (20240318)

  • 中身が濃い著書だった
    いろいろな数字があって意外と読みやすかった。

    一つ一つを覚えるのは難しい
    何かの機会にまた開く方法がいいと思う。

  • 著者はエネルギーの学際的な研究の第一人者。カナダ王立協会フェローで、2010年にはアメリカの『フォーリン・ポリシー』誌により、「世界の思想家トップ100」に選ばれ、2013年にはカナダ勲章を受勲。2015年にはエネルギー研究に対して0PEC研究賞を授与されている。

    幸福度、人口問題、経済成長、食品、エネルギー、環境問題等、今我々を取り巻く課題71を取り上げ、数学を元に彼の思いを著す。
    若干強引な決めつけもあるようにも思えるが、トリビア的な内容も多く、楽しんで読めた。
    地球はある意味人間が支配する惑星だが、平均体重X頭数で言えば、人間に対して倍以上と言う。まさに牛の惑星だ。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00558538

  • 文字通り、世界のさまざまな事象を数字で分析する一冊。

    翻訳本にありがちな読みにくさがなく、さらっと読めた。

  • ほぼfactfullnessと同じ話

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著者プロフィール

カナダのマニトバ大学特別栄誉教授。エネルギー、環境変化、人口変動、食料生産、栄養、技術革新、リスクアセスメント、公共政策の分野で学際的研究に従事。研究テーマに関する著作は40冊以上、論文は500本を超える。カナダ王立協会(科学・芸術アカデミー)フェロー。2000年、米国科学振興協会より「科学技術の一般への普及」貢献賞を受賞。2010年、『フォーリン・ポリシー』誌により「世界の思想家トップ100」の1人に選出。2013年、カナダ勲章を受勲。2015年、そのエネルギー研究に対してOPEC研究賞が授与される。米国やEUの数多くの研究所および国際機関で顧問を務める。これまでに米国、カナダ、ヨーロッパ、アジア、アフリカの400以上の会議およびワークショップに講演者として招待されるとともに、北米、ヨーロッパ、東アジアの多くの大学で講義をおこなう。日本政府主導で技術イノベーションによる気候変動対策を協議する「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)」運営委員会メンバー。おもな著書に、『エネルギーの人類史』(青土社)、『エネルギーの不都合な真実』(エクスナレッジ)。

「2021年 『Numbers Don't Lie』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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