Numbers Don't Lie: 世界のリアルは「数字」でつかめ!
- NHK出版 (2021年3月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140818534
感想・レビュー・書評
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作者の知の巨人ぶりには吃驚させられ数字で考えることの大切さがよく分かった。深く広く物事を見て、多角的な視点から数字で考える、事実をはっきりさせる、ハーバーボッシュ法、脱炭素社会、アンモニアの大切さ、ムーアの法則、トランジスタ、変圧器等食からハイテクまでのイノベーション全般にわたって興味深かった。
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カーボンニュートラルやエネルギーなど、直近の世界の関心ごとについて本を読んでも、数字の規模にピンとこないことが多い。数字について学ぶとともに、現在の世界が抱える問題について楽観的すぎず悲観的すぎず捉える方法としては数字が適するのだと思える本だった。
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71 Things You Need to Know About the World
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000818532021.html -
304||Sm
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70pから
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つまらなかった。
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既に知っている事がまとまった本という印象を持った。今の置かれている世界を知るという観点では、読みやすくて良いと思う。
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本書の中で触れられているが、この本は、筆者であるパーツラフ・シュミル氏がIEEEの機関紙にて2015年1月から連載されていたコラムに、新たに幾つかを追加して全部で71項目で出版されたもの。
大きく、世界の人々、世界の国々、食、環境、エネルギー、移動、機械という分類がされていて、個人的に面白かったのは食と環境、エネルギーの章で、効率的な肉は鶏肉とか、脱炭素社会に向けての数字の捉え方、現時点ではガスタービンが最も効率が良いという話や、機械の章に収められている「奇跡の1880年代」かな。
事実の捕まえ方としての数字なんだと思うけど、単位当たりの効率で評価って、味気ない感じをかなり受けた。持続可能な社会を目指す上ではある程度同じ物差しで比較することは大事だと思うけど…