脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882023

感想・レビュー・書評

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  • 脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要。

  • この本はいいです。実は脳は寝ている間も働いていて、
    日中に入ってきた情報を整理しているそうです。
    だから、ちょっと悩みながら寝ると、翌朝なんとなくスッキリしているらしい。
    そうかなー。でもそんな気もするなー。
    というかこの本は脳科学の面からのアプローチなんだけど書いてあることは自己啓発の格言集みたいだ。例えば、
    毎日自分を小さく律することで、折れなくなる…なるほど。結局日々の積み重ね。
    仕事とは整理をすること…これも確かに。
    なんかいいぞこの本!

    そして脳もからだの器官の一部だから、フィジカルなコツもある。本を音読するとか、
    寝る時は足の先から順に力を抜いていく、とか。うーん。なるほどね。

  • 朝の時間の使い方が一番参考になりました。
    特に手でモノをつくる活動、音読がいいとのこと。
    さっそく明日から実行しようと思います。

  • とても読みやすく、どの章も理解できない箇所はありませんでした。
    日頃何となく 「こうするべきだろうな」 と思っていることに、「なぜそうするべきなのか」 という具体的な説明を書いてくれているので、納得ができます。

    私が個人的に取り入れたいと思った脳が冴える習慣は。

    ・「思考の整理」という意味で睡眠をしっかり取る

    ・家事を、工夫しながら行う

    ・本を読むときは大事なところ気になるところをノートに写しながら読む。

    ・目を動かす時間を意識的に取る

    ・失敗ノートを作り、分析する

    ・活動範囲を広げる

    普通のことなんですけど、意外と実行していないんですよね。
    できることから少しずつ行い、冴えた脳を目指したいと思います^^

  • そうだったのかと思える内容がいくつもあり、たいへんためになりました。15個に分類され、最後にまとめられ、読みやすい本です。あとは、いかに実践できるかでしょうね。

  • 脳をいかに効率的に使いかが書かれている。それぞれの習慣の最後にまとめがあるので、それだけ読んでもためになります。

  • この通り実行すれば、きっと脳が冴えるだろうと信じさせ、習慣を変えようと思わせてくれる好著。穏やかで親切な語り口がとても良い。

  • オーディオブックで聞きました。

    片付け、料理といった日々の家事、朝の散歩まで、一見脳とは無関係と思えるものについても脳科学の見地からはこのような意味がある、このような症例に効果があるという発見があります。
    紹介される症例もあるある、というものばかりで、明日から嫁の家事を手伝おうという気にもなります(^^;

    脳の回転速度をどうやって上げるか、どうやってコントロールしていくかという話も、これまで何も考えないでオフィスの机に向かっていた自分としてはとても参考になりました。


    普段の生活も少し意識を変えることで、心も脳も健康にしていける、そんな内容の一冊でした。

  • ★忙しいときほど「机の片づけ」を優先させる。
     机の片づけができているということは、優秀な管理者を上司に持っているのと同じ。
     なぜなら、この仕事を優先にやればokだよと教えてくれるから、安心して集中できる。

    ★試験を受けている状態をつくる
     ウォーミングアップする。
     時間の制約をつける。
     脳の回転数が上がったら2時間程度は持続するので、そのままの勢いで別の仕事も片づける。
     

  • 巷では、脳トレとか流行っていますよね。あれは自信あるんです。いまだに20歳をキープしてますからね。(自慢・笑)
    だけど、どうも脳がすぐにスタートしない。物忘れ。ぼんやり。
    あ、そうか。生活習慣が悪いのか!!
    題名はけっこう怪しいですけど、まともなことがかかれていて、お得でした。
    やっぱり早く仕事終わらせて、早く寝て早く起きるのが一番ですね。

  • 脳を活性化させる(筆者は「脳の基本回転数を上げる」という)ための方法が平易な文章で書かれている。どれも日常生活に取り入れやすいものばかりで、普段は脳の衰えを全く感じていなくても、提案されている習慣を普段から意識しているのとしていないのでは、長い目でみれば大きな差になるのではないだろうか。生活習慣を見直す上でも決してバカにできない内容だと思う。

  • 高めると言うよりは、いかに下げないか、その為にどうすれば良いのかが
    書かれています。
    基本的な事で、分かってる人には何を今更と思われるかもしれませんが、
    自分はなるほどと思いました。

  • わかりやすくておもしろかったです。脳の話とかって好きなので。日常生活の一つ一つを大切にしながら、感謝を持って生活することが大切なことのようです。
    また、伝えることを意識して「書く」行為が大切だと言うところは実践していきたいと思いました。

    1、早寝早起きでリズムを作る。脳のウォーミングアップのために手・足・口を動かす。(散歩や片付け・料理・音読など)
    2、仕事に時間の制約を設けて動くことを意識する。(集中力)
    3,睡眠時間を大切に。(睡眠中に脳は、日中の記憶や情報を整理している)
    4.脳の基礎体力は日常的な雑用を面倒くさがらずに片付けることで鍛えられる。家事こそ脳トレ。
    5.自分が動くときの予定表やルール、プロセスを書き出して確認してみる。
    6.忙しいときほど「片付け」
    7.意識して目を動かす。(テレビ・パソコンなどの平面を見る時間が長くな ると、視覚注意の向け方がスムーズに切り替わらなくなる。)意識して耳からの情報に注意を向ける。
    8.報告書、まとめ、ブログなどを積極的に書く。人に伝えることを前提に情報を取ることが有効になる。
    9.メモや写真を手がかりに長い話を組み立てる。
    10.例え話を混ぜながら、相手の身になって話す。
    11.脳の健康のために、適度な運動と腹八分目。
    12.脳の健康診断。
    13.失敗ノートを書く。失敗から自分を分析。
    14.活動をマルチに。
    15.人を好意的にほめる。ほめるとは観察力。ほめることが意欲を引き出す。好意的な評価のキャッチボール。

  • 【MM239 mylibrary マイライブラリ・アウォード!2008 2009/1/21】

    【第4位】『脳が冴える15の習慣~記憶・集中・思考力を高める』(築山節著、生活人新書、2006年)
         http://tinyurl.com/6o8qay
         【MM234】「脳が冴える15の習慣」を連載。

     (コメント)著者は愛知県出身の脳神経外科医。茂木健一郎さんほど露出はないものの、話題の著者です。脳の分野は分からないことも多いのですが、ちょっとした習慣から、痴呆などの症状に効果があるということ。今後連載を続けていきますが、少しでも実践できれば、あなたの30年後、40年後の結果が変わってくるかもしれません?

  • 最近、仕事の効率が悪くなってる感じがするのでこの習慣を取り入れてみたい。

  • 活字を読む気がしなかったので、読了まですご~く時間がかかってしまった。でも読めただけすごい(^^)
    助走と片付けと生活習慣の部分は納得。これ、やってみよう。

  • 情報を取る時は、ただ漠然とやるのと、誰かに説明するつもりで情報をとるのとは全然ちがう結果になる。なるほど。

  • 本書は、学生からサラリーマン、お年寄りまで、すべての年代の人にとって役に立つものだと思う。

    人も生き物だから、調子の良いとき、悪いときがあるのは当然なのだ。
    その良いとき、悪いときというのが、どういったメカニズムで起こるのかを知っていれば、多少ともより良い生活を送ることができるようになるはずである。

  • •時間の制約を作る事で、頭の回転は早くなる
    時間をかければそれだけ良い結果が出ると思いがちだったが、ダラダラと長引かせてしまう事がよくあるので、時間を決めて行動するようにしたいと思った。

    •考えた事をメモする
    読んだ本や聞いた話の内容を内容を書き出す事で、情報を自分なりに解釈して出力する。
    これは記憶力のアップや、自分の考えをまとめて話す事に役立つ。
    仕事でも覚えた事や失敗した事をどんどんメモするようにしているが、後で読み返す事で自分なりに分析できて良い。

    •たとえ話で説明する
    自分の説明が伝わらないのを相手のせいにしてはいけない。本当によくわかっているなら、難しい事をわかりやすく説明できるはず。
    たとえ話のうまい人の話は聞いていて面白い。

  • 良い習慣が脳を生まれ変わらせる。生活のどこかで「試験を受けている状態」(時間の制約のある作業)を持つ。⇒学校や塾は理にかなっていたんだなぁと改めて思う。日常生活の中で、一人で、自分を律するのはすごく大変に感じてしまうので。とにかく、自然に問題解決できたときが仕事の終わりというスタンスで物事にあたるのはよくない、ということ。ダラダラよりメリハリ。ある程度自分以外の誰かに動かされている環境を持っている方がよい。そうでないと感情系の要求が優先されてしまう。

  •  著者は脳の専門医です。それだけに臨床経験にもとづく提案には説得力があります。
     やる気がおこらず仕事や雑用がいっこうに片付かない、といった悩みを抱えているかたにはたいへん有効でしょう。
     「元来、脳は怠け者であり、楽をしたがるようにできている」のだそうです。そういった脳の働きをどうすれば高めることができるのか? これについて本書では15の習慣としてアドバイスしています。
     
     個人的に役立ったのはつぎの内容です。

     ・脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要。
      「試験を受けている状態」をつくりだすこと。
     ・問題解決に至るプロセスを書き出す。
      視覚化すること。案ずるより書くが易し。
     ・「何の役に立つのか」より「誰の役に立つのか」を重視する。
     ・人を好意的に評価しよう。相手の意欲を高めることに努める。
     ・脳機能を維持・向上させることは、自分一人の力ではできない。
      自分も誰かにとってそういう存在でなければいけない。

  • ●内容
    ・現代人は長時間PCの画面を見つめたり、脳が衰えやすい環境にある。
    ・脳を鍛える機会はいくらでもある。

    ●感想

    「家事は雑用ではなく、脳を鍛えるトレーニング」という指摘が素晴らしすぎる!
    ちょっとした掃除が手と目を動かして脳を刺激するんだって。

    整理の考え方も納得させられる。
    「常に身の回りのものを整理しようとしていれば、思考も強制的に整理されるようになります」と。
    知識人気取りのオトコは、こうやって「思考・知識」と結びつけて語られると弱い。

    ●これやってみよう
    ・朝の音読→脳の活性化
    ・朝のちょっとした片付け→手先への刺激、脳の活性化
    ・あいさつに一言つけたす→会話の組立、論理能力のアップ、相手の人柄への関心アップ

  • 適度な運動が集中力を高めるとか、時間を決めて集中する(試験状態)など、確かにその通りと思う内容が多かった。

  • 目新しいことは書いてないけど、ひとつひとつの望ましい習慣に対して脳科学的な根拠が添えられてるので説得力がある。さっそく今日かる

  • 印象的だったのは

    時間の制約、についての話。

    時間があれば、問題を解決出来ると考えていた節があるので

    目から鱗でしたね。


    それ以来、何時までに終わらせるや、最低限これだけは片付ける、
    というように、考え方を改めつつあります。

    どれも良い内容ですが、以外と容量も多いので

    途中で挫折しないように、1つずつ身に付いていけば、と思います。

  • 仕事に息詰まっている人にオススメできる、生活していく中で必要な本である。
    ビジネス書では、効率的に仕事を推し進める(仕事の仕方)内容のものが多い。
    効率的に行うことこそが美徳と考え、誤ったとらえ方をすると大きな落とし穴にはまるであろう。
    脳が冴える15の習慣という本では本当の意味で、効率的に仕事をすることを教えてくれる。
    仕事をする上で必要な機能として、身体がもっとも大事であることを気づかせてくれた。
    自身を知ることで、能率を上げ、しいては仕事の効率につなげる。
    そんな今まで知り得ないことを、15の習慣に置き換えてくれているので、非常に読みやすい。
    生活する上で、自身のバイブルとして保管する。

  • 手と足と口を意識的に動かすようにする。
    人は手と足と口を自由に動かせるようになってから、高度な思考ができるようになるものだから。
    人と話すことは多くない毎日だけれど、音読もよいと言われると、少し救われる気がする。

  • 頭の回転の速さは意外と日常的な活動の中で鍛えられているということを、脳神経外科の経験を生かしてわかりやすく説明し、実行しやすい15の習慣に落とし込んでくれている。一読の価値はあると思う。

  • なんでこの本を買ったのか・・・覚えてない・・・
    たまにアマ○ンからくる「おすすめ本」メールにたまたまヒットして買ったのかも
    同じような「脳」に関する本がまだ積読の中にあるし・・・

    まぁ、結局のところ使わないもの・能力は衰えて、その内消滅しちゃうって事かな
    便利になった世の中に生きていて、でも便利になればなる程、人間本来の能力・本能みたいな
    ものは使わなくなっていって・・・気づいた時には消滅しちゃってる・・・怖い、怖い・・・

    テレビを見てる間やPCゲームしてる間って、脳はほとんど動いてないらしい
    昔、どっかのテレビで実験してたけど、脳の血流は真っ青だった・・・
    逆に何か書いてる、本を読んでる、身体を使って運動してるような時、脳は活発に動いて
    真っ赤になっていた
    この実験を見てから、むやみにテレビをつけっぱなしにしなくなった

    あと、やっぱり大事なのは「運動」
    何か考え事してる時や、まとめたい時、私は座っては考えない
    グルグル歩き回って「!」ってなる事が多い
    頭と身体は別じゃなくて一緒だからね・・・

    規則正しく、バランスの良い生活を実践しなさいって事かなぁ~

  • 最近、物忘れが多く、馬鹿になってきたので、なんとか頭の回転を取り戻したいと思って購入した本。
    15の習慣とありますが、もっといろいろ細かいところがいっぱいあります。
    実践できるかどうかがポイントだと思いますが、続けられるかな。
    まずは、やってみようと思うことを忘れないように列挙
    ・挨拶+一言
    ・時間の制約を設ける
    ・生活リズムをつくり、よく寝る
    ・家事や雑用を積極的にこなす
    ・思考の整理は物の整理。机の上の整理整頓
    ・目を動かす
    ・出力することを意識して情報をとる
    などなど。
    とくに、時間の制約という点では脳の基本回転数を上げるためになります。試験を受けている状態を作ることが重要。
    ときおり、読み返して、上記のことを実践することを続けられるようにしていきたいと思います。ってここに書いたことさえ忘れたりして...

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著者プロフィール

1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長などを経て、公益財団法人河野臨床医学研究所附属北品川クリニック・予防医学センター所長。医学博士。脳神経外科専門医として1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書に『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』『脳が冴える勉強法』『脳を守る、たった1つの習慣』等。

「2020年 『「冴える脳」をつくる5つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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