脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882023

感想・レビュー・書評

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  • 著者が書いた他の本とほぼ同じ内容だったが、何度も読んで服膺すべき事柄であるし、個人的にはこの本と『脳から変えるダメな自分』が特に読みやすかった。今まで読んだ著作の中では。

  • 人生をより豊かなものにしたいものです。
    豊かな人生とは、仕事がはかどり、見識がひろまり、人間関係が良好ということでしょう。
    脳が冴える習慣をつけることで可能だそうです。
    どんな習慣をつければよいか脳外科医が書いた本を紹介します。
    15の習慣をあげています。

    http://ameblo.jp/nancli/entry-11885364342.html

  • 再読予定

  • 再読。っていうか、再読だって事を忘れてた!すぐに実践を始めたと思い込んでいた事を思い出した!脳が冴えてくる時を待ってますっていうか迎えに行きたい。また忘れて数年後、買ってしまいそう・・・怖い。

  • 脳神経外科専門医である著者が科学と診断経験に基づいて脳が冴える方法を教えてくれる。
    冴える方法は、記憶・集中・思考力の3つのカテゴリから解説しており、方法もコストがかからず実践しやすい内容である。

  • 学んだことがあった。
    -出力を意識しながらネタ探しをすること
    -夜情報を蓄えて、朝アイディアをメモし、日中実行し、また夜情報を蓄えるのサイクル
    -たとえ話の行動な脳の働き

    2014.4.21

  • 《習慣1 生活の原点をつくる―脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう》p17
    ・脳の活動を安定化させるには、生活のリズムを安定させることが大切
    ・そのためには、まず生活の原点をつくることが大切。朝一定の時間に起きよう
    ・脳にもウォーミングアップが必要。足・手・口を意識的に動かそう

    《習慣2 集中力を高める―生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう》p33
    ・集中力や頭の回転の速さは、それ自体を「上げよう」と思っても上げられない
    ・意志的にできるのは、時間と距離(仕事の量)の関係をはっきり認識すること
    ・時間の制約をなくすと、「何がより重要か」も判断しにくくなる

    《習慣3 睡眠の意義―夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう》p47
    ・睡眠は、疲労回復のためだけではなく、思考の整理を進ませるためにも必要
    ・夜は情報を蓄える時間に向いている。考えを大雑把にまとめ、早く寝よう

    《習慣4 脳の持続力を高める―家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう》p59
    ・毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない体制を育てる。p65
    キーワード:選択・判断・系列化
    ・脳を鍛えるときは、司令塔である前頭葉を鍛えることを意識するといい
    ・前頭葉を鍛えるときは、テクニック以前に体力をつけることが大事
    ・家事や雑用を積極的にこなすことは、前頭葉の体力を高める訓練になる

    《習慣5 問題解決能力を高める―自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう》p73
    ・瑣末な選択・判断を効率化させるルールを持っておくと、脳の力を有効に使える
    ・一日の行動予定表や仕事を解決するまでのプロセスを書くのも、脳の仕事を助ける
    ・書いたものを自分で分析したり、他人に評価してもらったりすることも大切

    《習慣6 思考の整理―忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう》p85
    ・物の整理は思考の整理に通じている。忙しいときほど片付けを優先させよう
    ・仕事で混乱したときは、机を機能的に整理することから始めてみると立て直しやすい

    《習慣7 注意力を高める―意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう》p97
    ・脳の健全な働きを保つためには、目を動かして積極的に情報を取ることが必要
    ・目を動かす(フォーカス機能を使う)時間を意識的に多く持とう
    ・視覚的情報が遮断された状態で耳から情報を取る訓練をするともっといい

    《習慣8 記憶力を高める―「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう》p111
    ・使える記憶を増やすには、出力することを意識して情報を取ることが大切
    ・その出力の機会を増やすために、報告書やブログを活用しよう
    ・会話する機会が少ない人には、書き写しや音読が有効なトレーニングになる

    《習慣9 話す力を高める―メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう》p123
    ・人の質問に答える形で話を長くしていく(周りの人の協力が大切)
    ・メモを用意し、そのキーワードを辿りながら慣れない話を長くする
    ・写真を撮ってきて、それを示しながら表現を膨らませていく

    《習慣10 表現を豊かにする―「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう》p135
    ・表現を豊かにするには、いくつかのパターンを身につけ、訓練することが有効(質問を想定する、話のナビゲーションを自分でつくる、風景を思い浮かべる)
    ・話が通じないのは相手のせいと考えてはいけない。相手の身になって考えよう
    ・たとえ話を織り交ぜながら話そうとしていると、脳が総合的に鍛えられる

    《習慣11 脳を健康に保つ食事―脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう》p145
    ・生活習慣病になると、脳にも悪影響が及ぶ。予防するには太らないことが第一
    ・エネルギーの需要と供給のバランスを考え、適度な運動と腹八分目を心がける

    《習慣12 脳の健康診断―定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう》p153
    ・画像検査により、脳の病気を発見できるだけでなく、問題のある機能も分かる

    《習慣13 脳の自己管理―「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう》p161
    ・自分の失敗を記録し、傾向を割り出すことは、脳の自己管理にとても有効
    ・失敗を分析するときには、小さな失敗から注目していくと分かりやすい
    ・その代わりの方法として、人から指摘される問題行動を分析するのもいい

    《習慣14 創造力を高める―ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう》p169
    ・「何の役に立つのか」よりも「誰の役に立つのか」を重視して考える
    ・アイデアは情報の組み合わせと考える(無から有は生み出せない)
    ・書くことによって情報を脳に刻み込み、まとめをしながら考える
    ・創造力を高めるには、活動をマルチにし、人生を楽しもうとすることが大切

    《習慣15 意欲を高める―人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう》p179
    ・意欲を高めるには、自分の行動と結果を誰かが評価してくれることが重要
    ・人を好意的に評価することは、自分が評価されやすい環境をつくることにつながる
    ・生活のどこかにダメな自分を見せる場面があると、意欲を高めやすくなる

  • ■とりあえず,決まった時間に起きることから
     はじめようと思う。

  • 生活のリズムが大切である。夜の睡眠は、脳が整理される時間。生活のどこかに試験を受けている状態をもとう。家事は脳トレ、雑用や会話は脳を使う。忙しいときほど机のかたずけ。血液の流れが早すぎても栄養がいかない コケの例。人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分をみせよう。閃きは余計なことの中にある

  • 3/26

  • 規則正しく、ネットに依存しない生活が大事ですね。それと外に出ること。
    脳に悪い生活をしていることを痛感しました。

  • 時間の制約で脳の回転数はあがる。

  • 朝6時に起きて音読。昼食後は散歩。時間の制約をかける。夜は今日のまとめと明日やることの確認。

  • 書いてある内容は意外と当たり前のことのように感じましたが、生活習慣を見直すきっかけになりました。

  • 脳を活性化させる簡単な方法が列挙。
    これなら出来るかな。

  • もう一度

  • 脳に良い習慣について書かれた本。

    前著の「フリーズする脳」と被る部分が多々あります。

    基本的には、規則正しい生活を心がけプラス脳に良いことを習慣にしましょう
    ということが書かれた本です。

    一つ一つの項目でまとめがされていて、非常に読みやすい本です。

    情報過多の現代において、情報整理や仕事の効率化に
    脳の機能を上手に使う方法が提案されていて
    すぐにでも実行できるようなことが多いことに驚きました。

    自分の普段を客観視しながら読み進めると
    非常に有益な本だと思います。

    先述の通り「フリーズする脳」と被る部分があるので
    どちらかを読まれるだけでいいと思います。
    色々な場面を想定して、事例を上げながら書かれているのは
    本著だとおもいます。

    要点のまとめだけでも繰り返し読み、
    身につけたい習慣がたくさんありました。

  • 【489】

    前回のに続き勉強になる。
    普段やってることを文章化してくれてる感じがとてもわかりやすい。

    失敗を書き出す、ルールを書き出すはやっていなかったので実践する価値はあるかも。

  • 「そんなこと言われても、なかなかむずかしいよ」じゃなくて、実践していきたいものである。まずは大前提であるが睡眠と食事。15の習慣とあるが、すべてを網羅しようとするのでなく、自分に必要な部分からしっかりとやっていこうと思わせる、なかなかによい本である。

  • 脳も立派な内臓なのだから調子の良い時もあるし悪い時もある。だが、普段の生活次第で鍛えることは可能という内容。

  • 脳神経外科医の本。
    脳にも準備運動が必要。
    睡眠中の整理力に着目する。脳の基本回転数をあげるためには手、足、口を動かすこと。
    書類整理などのルールを作ること。
    報告書や発表を前提にするとよく聞いて勉強するようになる。
    人から受けた注意を書く。これはよっぽど気になるから本人に言ってる訳で本人はそれに対して注意を払う必要があると言う事。失敗ノートをつけると失敗は同じ時間に起こっている事が多い事に気付く。
    常に時間的制約のある生活をして前頭葉に刺激を与える事が脳機能をおとらえさせない工夫。

  • 自分や身内に当てはまる部分もあり、具体的な策も書いてあるので参考になりました。

  • なかなかに有益な情報が得られる本だった。語り手が脳外科医という専門職ってところからもう私の中では暗示を受けるスイッチがオンになってるのだけれど(笑)無条件に信じてしまう。

    ためになる習慣は数あれど、私の中で印象的だったのは失敗ノートをつけること。自分みたいな都合のいいポジティブ人間には最適である。嫌なこととか苦しかったことをすぐ忘れて前向きになれるのはいいけれど、それでは一向に成長できないんだよね。噛み締めて反省の気持ちを抱きつつ、気持ちは前をむくってことが重要。これからは、時々回想して肝に命じられるように失敗ノートをつけるようにします。
    あと、初めの方に書かれていた、脳に血を巡らせるってこと、これ意識して行動すると頭の動きが違ってくる感じがした。
    そして人を好意的に評価すること、徹底したいと思いました。忘れたらまた読み返したい一冊。

  • 著者は知人の病院の理事である築山節さん。

    以下まとめ。

    ●習慣1 生活の原点をつくる
    ・生活のリズムの安定
    ・朝一定の時間に起きる
    ・足・手・口を意識して動かす

    ●習慣2 集中力を高める
    ・集中力や頭の回転の速さは、それ自体を「上げよう」と思っても上げられない
    ・意識的できるのは「時間と距離」の関係を認識すること
    ・時間の制約をなくすと「何がより重要か」も判断しにくくなってくる

    ●習慣3 睡眠の意義
    ・睡眠は疲労回復だけではなく、思考の整理をする
    ・考えを大雑把にまとめて早く寝る

    ●習慣4 脳の持続力をため駆る
    ・脳を鍛えるときは前頭葉から
    ・前頭葉を鍛えるのには体力をつけること(家事・雑用を積極的にこなす)

    ●習慣5 問題解決能力を高める
    ・選択/判断を効率化させるルールをもっておくと脳が鍛えられる
    ・行動予定表、仕事解決までのプロセスを書くと脳の仕事を助ける
    ・書いたものを自分、または他人に分析/評価してもらう事が大切

    ●習慣6 思考の整理
    ・忙しいときほど片づけを優先させる
    ・仕事で混乱したときは、机を整理する

    ●習慣7 注意力を高める
    ・意識的に目を動かして積極的に情報収集する
    ・耳だけで情報をとる訓練をするのもよい(ラジオとか)

    ●習慣8 記憶力を高める
    ・出力することを意識して情報を取る事も大事
    ・出力の機会を増やすために、報告書やブログを活用する(まさに今の自分って感じ(笑)
    ・会話する機会が少ない人は、音読や書き写しをする

    ●習慣9 話す力を高める
    ・質問に答える形で話しを長くする
    ・メモをしながらキーワードを辿り慣れない話しを長くする
    ・写真を撮って表現を膨らませる

    ●習慣10 表現を豊かにする
    ・いくつかのパターンを身につけ訓練する
    ・相手の身になって考える
    ・たとえ話を織り交ぜる

    ●習慣11 脳を健康に保つ食事
    ・太るな!
    ・適度な運動と腹八分目を心がける

    ●習慣12 脳の健康診断
    ・画像検査で脳の機能が解る(ある程度)

    ●習慣13 脳の自己管理
    ・自分の失敗を記録し、傾向を割り出す(小さな失敗から)
    ・人から指摘される問題行動を分析する

    ●習慣14 創造力を高める
    ・「何の役に立つのか」より「誰の役に立つのか」を重視して考える
    ・アイデアは情報の組み合わせ(無から有を生み出せない)
    ・「書く→まとめる」と脳に「刻み込まれる→考える」

    ●習慣15 意欲を高める
    ・自分の行動と結果を誰かが評価してくれる事が大事
    ・人を評価すると自分も評価されやすい環境につながる
    ・ダメな自分を見せる

  • 習慣の話を聞くとまず思い出すのがカント先生の逸話。朝起きる時間くらいは一定にしたいが、人と会うと6時間睡眠の壁が…。
    脳にいいことは精神にもいい。心を健康に。

  • ちょっと前の本で、たまたま読んだんだけど、評判になった本だったんだね。なるほどって納得。結構自然にやってることもあってちょっと嬉しかった。実践したいことが多いです ^_^

  • ・長い時間仕事をしていること自体に安心感を求め出す。
    ・睡眠中の整理力を活かせ。
    ・最低睡眠時間は6時間(できれば7時間半)
    ・物の整理は思考の整理につながる。
    ・仕事で混乱→机を機能的に整理。
    ・一時間に一回は目を動かす。
    ・質問の想定
    ・例え話をする人は何歳でも聡明
    ・睡眠中の整理力を活かせ
    (寝る前に大雑把にアイデア→翌朝整理されている)
    ・意欲が高ければ多少困難な問題でも乗り越えて行ける
    ・褒められてばかりではダメで、たまに叱られる
    ・時にはダメな自分を見せることが、意欲を高めるために有効

  • 脳の認識、記憶、思考などの機能を衰えさせない様にする為の方法論についてが分かりやすく書かれていた。
    どうやったら記憶の定着がされやすいかなど、意識的に行う必要がある物(家事や整理整頓、運動など)を積極的にやっていけば脳は活性化するなど細かいことが書かれてた。

    「ひらめき」とは、知識や語彙などがしっかり蓄積されてる基盤があってのことだと言うところが印象的でした。

    2回目。
    ・何かやる時は時間の制約を設けることによって効率が上がる
    ・夜の勉強は中途半端にやる、そうすることによって睡眠中に整理される
    ・使える記憶を増やすには、出力することを意識して聞いたり読んだりする

  • 納得・実感できる内容だった

  • 最近、何となく頭がぼんやりしている・・・。そんな人にもすぐ実行できて、効果の高い15の習慣です。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

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著者プロフィール

1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長などを経て、公益財団法人河野臨床医学研究所附属北品川クリニック・予防医学センター所長。医学博士。脳神経外科専門医として1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書に『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』『脳が冴える勉強法』『脳を守る、たった1つの習慣』等。

「2020年 『「冴える脳」をつくる5つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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