脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

著者 :
  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882023

感想・レビュー・書評

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  • 本書を読んで実践しようと思った習慣
    ①仕事以外も大切にする。終わりの時間を決める。
    ②雑用は買ってでもする。
    ③書くことによって情報を脳に刻み込み、まとめながら考える。
    ④人を好意的に評価する。褒め上手になる。


  • 読んだ目的は最近、仕事で上手く思考できない、人の話を聞いて頭の中で整理できない原因が脳にあるのではないかと思ったため。そこで、この本を読むことで自分の仕事での悩みを改善できると考えたから。

    結論、いくつか実践してみようと思うこともあったが、認知症の疑いがある老人など40代以上の人が読む方がより有益であると感じた。

    実践しようと思うこと
    ・朝と夜の行動のルーティーン化
     これを行うことで脳をスムーズに覚醒、入眠させる
    ・時間的制約を設けることで集中力を上げる
     テストと同じで時間的制約があるほうが人間のパフォーマンスは向上するから。

  • 比較的簡単な習慣が多くあるので、気軽に試せるところがメリットかと思います。
    効果も、良いものばかりなので、試す価値はオオアリですね!

    自分が実践した3つ習慣を紹介します。
    ②が1番始めやすいですかね?笑

    ①書類作成作るときは、質問を想定しながら作成する
    相手に伝わりやすい書類ができるようになりました!
    ブログを書く時も、質問を想定しながら作るようになりました。

    ②小さな雑用をする
    雑用をこなすことで、他の事でイライラしなくなるそうです。
    そっこで、毎日、机の整理整頓と風呂掃除。更に、週1以上のトイレ掃除をしています。
    イライラが減ることに加え、掃除もしてキレイが保たれているので、心も常にスッキリしてとても良いです。

    ③たとえ話をする
    たとえ話をすることで、表現力が向上します。
    ブログでも度々使うようになりました。
    自分の伝えたいことを、わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?
    を常に考えるようになり、以前より自分の表現力が向上したと思います!

  • 前頭葉を衰えさせないように、家事とかをやるというのはなるほどなと思った。
    新聞のコラムの読み書きなどは、高齢者になり時間に余裕がある時じゃないと難しいかなと思う。高齢になりボケ防止のために行う習慣が多い印象の本だった。

  • 年配の方のボケ防止の本な印象を受けましたが、面白く読めました。

    趣味を持つとか、時間を意識する、人との関わりを持つなど、若いうちから実践できそうなことも多くあったので、これからは意識しようと思えました。

    なにより、筆者は睡眠が大事だと何度もおっしゃってたので、2021年は早寝早起きの生活を心がけたい!!!

  • 脳に良い習慣を医師の観点からまとめてある。
    対象読者はやや高齢を想定して書かれている印象で、私はあまり入り込むことができなかった。

  • 目まぐるしく変化する現代だからこそ、安定したパフォーマンスを発揮出来るよう、「脳が冴える習慣」を身につけましょー!という本です❗
    環境の変化や体調の変化があり、「なんだか、ぼーっとするなー」などの症状がある人は、読んでみるといいかもしれません。
    また日頃から脳を鍛えてる習慣のある人は、不調になったときに、立ち直るのが早いみたいです。
    ぜひぜひ、読んでみてください❕

  • 困難や不調とか、どんなときにも対処できる、強くて健康な脳をつくるためのポイントを脳外来の医師が紹介。脳外来といっても、さまざまな不調や不安を相談され、脳機能の面からアドバイスしたり、カウンセラーのような仕事もあるらしい。
    2007年、10年以上前の本だが、とても参考になる。

    習慣1
    生活のリズム、朝のウォーミングアップの大切さ。足・手・口を意識して動かす。脳は基本的に怠け者で、楽をしたがるようにできている。

    習慣2
    脳の力には「基本回転数」があり、集中を高めて、早く的確に判断、臨機応変な対応ができる力量。脳の基本回転数を上げるには、時間の成約が必要。これには納得、ダラダラやっていても、いつまでも終わらないのは経験的に理解できる。一度、回転数が上がると、その状態がしばらく続く。

    習慣3
    睡眠は、疲労回復のためだけでなく、思考の整理を進ませるためにも必要。情報を蓄えて、考えを大ざっぱにまとめ、早く寝よう。

    習慣4
    家事こそ脳トレ、にも納得。さまざまな異なる分野で、どれだけ脳を活性化して、鍛えられるか。「面倒くささ」に耐える力、毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない耐性を育てる。

    習慣5
    便利な道具を当たり前に使いこなすことも大事。しかし、それに流されて反射的に行動しているだけの人になってはいけない。自分の脳を使って行動を組み立てる、自分のルールで行動する。Google検索とか、カーナビとか。

    習慣6
    モノの整理は思考の整理、忙しいときほど片付けを優先。自分の場合、仕事パソコン内のファイル整理とか。要領の良い人ほど整理を怠る、若いうちはそれで通用しても、立場が上がってくると、そうはいかない。心しよう。

    習慣7
    人間をボケさせる確実な方法は、一切の情報を与えないこと、視覚、聴覚も。目を動かす時間を意識的に多く持とう。

    習慣8
    脳の入力→情報処理→出力を意識しよう。

    習慣9
    メモや写真を使って、長い話を組み立てよう。

    習慣10
    表現を豊かにする訓練、相手の身になって通じる話を考えよう。社会性を高める訓練にもなる。

    習慣12
    定期的に画像検査を受けて脳の状態をチェック。

    習慣13
    失敗を記録して分析し、傾向を割り出すのは、脳の自己管理に有効。

    習慣14
    想像力を高めるには、活動をマルチにし、人生を楽しもうとすることが大切。

    習慣15
    意欲を高める。人を好意的に評価することは、自分が評価されやすい環境につながる。どこかにダメな自分、できない自分を見せる場面、初心者教室とか、があると意欲を高めやすい。

  • まさに自分の脳の状態が書かれていた。
    アルツハイマーと思って本気で心配していたけど、どうやら脳の使い方に問題があったらしい。(本当は診察してもらって判断するべきだけど。。)
    脳がフリーズするに至る行動や傾向を読んでも納得。むしろ意識して無駄を省いて効率的に過ごそうとしていたことが、結果的に脳によくないことだったみたい。

  • とても読みやすい本だった。20代では弱いと言われている前頭葉を鍛えるためにどうすればよいのか、といったことが気になり調べた本。

    前頭葉鍛えるために
    ・家事や雑用→数ある中からの選択、判断、系列化をすることができる
    ・雑用するときのルール化
    ・忙しいときこそ机の整理

    など。
    その他睡眠など、日々の生活をしっかりと行うことによって生活の質及び脳を高めることができるんだなと改めて気づいた良い本

  • 普通の生活をしてる人にとっては
    そんな基本的な習慣で脳が冴えるのか
    と思うかもしれないがだからこそ面白かった

    家での習慣
    職場での習慣
    プライベートでの習慣
    いろんな分野に書かれてて読み応えがあったし
    文字数も結構あったはずなのに読みやすかった

  • 時間制限を意識する。
    誰かに教えるため、役に立つために勉強する。
    自分が一番できない環境こそ、がんばるとき。

    効果につながる考え方を学べる。

    できない自分を人に見せることで、見栄をなくす訓練になる。


  • 脳の基本的な構造(役割)から、そこが衰えるとどういう症状が出てくるか、その症状を改善する具体的な例と、順序立てて分かりやすく書かれていてスラスラ読めました。

    私が実際に取り入れてみたいこと
    ☆仕事の量と締切時間を意識する
    →「時間内にできなければ、残業すればいいや」という考えを改める。

    ☆誰かに伝えることを前提として情報を集める
    →自分が「よかった!面白かった!」と思ったら、その良さを伝えられるようになりたい。

    ☆人を好意的に評価する
    →誰かを誉めて、私も誰かに誉めてもらって、気持ちよく毎日を過ごしたい。

    本の内容はどれもなるほどと思えることですが、すべてをやろうとしてもできないので、できることから少しずつ試してみます。

  • 02.03.18

  • ●読もうと思った理由
    大学生になってから本を読んでたり、授業を聞いてたりしてるとき途中ですぐに飽きてスマホをいじってしまったり集中力が明らかに落ちている感覚があったからそれをどうにかしたくて読むことにした。中高のときは、毎日部活は朝練・午後練があり、授業は朝から夕方までという毎日を普通に過ごせてたのにっていうできてたことができなくなってる自分が悔しかった。

    ●感想
    具体的な行動が脳の働きと一緒に書かれてて実践しやすくなっててありがたかった。そして"人間はどこかで、会社なり学校なり、自分以外の誰かに動かされている環境を持っていなければいけません。何も強制されていない環境に置かれると、人間はいつの間にか、脳のより原始的な機能である感情系の要求に従って動くようになってしまいます。その結果、生活リズムを失い、面倒なことを避けるようになり、感情系の快ばかり求める生活になる。脳は基本的に怠け者であり、楽をしたがるようにできています。"という文章から、自分が大学に入ってから徐々に面倒なことから逃げるようになった理由がわかり、スッキリした。

    ●実践してみたいこと
    ⚪︎ジムに行く日・ジムに行かない日を交互に過ごしてそれぞれの日の起床・就寝時間、することをある程度決めてルーティーン化しておく
    ➡️
    ジムに行く日:
    7:00〜9:00 モーニングノート・身じたく・朝食
    9:00〜10:00 ジムで筋トレ
    10:00〜12:00 図書館で本一冊読む
    ジム行かない日:
    気軽に挑戦できること・やってみたいことに時間を使う。できるだけ、外出して人と交流してみるもの。やることは肯定ノートを参考にする。

    ⚪︎やること・やらなければいけないことはまず、ゴール地点を立てて量を把握し、そこから時間を決めて集中力を上げて取り組むようにする
    ➡️
    my日記の計画はやることに加えて、何時〜何時ってことまで決めておく。

    ⚪︎カフェイン(コーヒー)は18:00以降は摂らないようにする

    ⚪︎寝る前に、my日記に今日計画通りに行動できたかどうかの振り返りと次の日どういう風に過ごすかの計画を記入することを習慣化する
    ➡️
    今日の振り返りは合間の時間に書き込んでいき、次の日の計画については寝る前に書き込んでいく。とりあえず、寝る時間の1時間前の0:00から始めてみて、かかる時間を考慮しながら時間は変えていく。

    ⚪︎人の良い点を見つけるようにする。おせじではなく、相手をしっかり見て、自分が本当に良いなと思った点を見つけられるよう相手に接するようにする。
    ➡️
    友だちに対してもここを意識しながら関わってみる。とりあえず継続しやすいようにmy日記のメモに記入してみる。その日会った人・友だちの名前と良い点をメモ感覚で記入してみるって感じ。それができるようになったら専用のノートを作ってそこに書いていくって感じに移行してもいいかも。

    ⚪︎朝は足・手・口を動かすための習慣を身につける
    ➡️
    足:YouTubeの腹筋トレ・柔軟トレ・体幹トレの3つ
    手:1hのモーニングノート
    口:表情筋を鍛えるトレーニング。

    《実践することまとめ》
    ・起床・就寝時間の習慣化
    ・my日記の計画はやること+何時〜何時まで決める
    ・0:00〜1:00でmy日記に次の日どう過ごすか記入し、次の日の朝のモーニングノートでより詳細に
    ・my日記のメモにその日会った人の名前と良い点をメモ
    ・朝起きたら、
    モーニングノートで手を動かし、
    腹筋トレ、柔軟トレ、体幹トレで足を動かし、
    表情筋のトレで口を動かす

  • 開始日&終了日失念。

    帯コピー:<b>「ぼんやり頭をスッキリ晴らす!」</b>

    脳科学の観点から、普段の人間の生活において脳のチカラを衰えさせる原因と、それを改善させるための習慣が順番に紹介されていきます。

    自分が普段からやっていることが実は脳の活性化に繋がっていたということが多々あり、あるいみ再確認になった。また、なんとなくそうなのではないか、と思っていることも実は脳科学的にはアタリだったりして、ちょっとびっくりしたところも。

    何気にあらたな発見はなかったので、評価は低め。

    でも、目次を見るだけでも勉強になるので書き出しておこう。

    <b>【生活の原点をつくる】
    脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう

    【集中力を高める】
    生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう

    【睡眠の意義】
    夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう

    【脳の持続力を高める】
    家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう

    【問題解決能力を高める】
    自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう

    【思考の整理】
    忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう

    【注意力を高める】
    意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう

    【記憶力を高める】
    「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう

    【話す力を高める】
    メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう

    【表現を豊かにする】
    「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう

    【脳を健康に保つ食事】
    脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう

    【脳の健康診断】
    定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう

    【脳の自己管理】
    「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう

    【創造力を高める】
    ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう

    【意欲を高める】
    人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう

    【高次脳機能ドックの検査】
    最低限の脳機能を衰えさせていないか確認しよう

    </b>

    以下、気になった点ピックアップ。

    ・脳はあることが出来なくなると、そのことを無意識に避けようとするので、ますます訓練の機会が失われる。

    ・自分以外の誰かに動かされている環境をもっていないと、人は楽をしようとしてしまう。学校などの組織に属していない人は、どこかに通う習慣を持ったほうがいい。

    ・散歩、部屋の片付け、料理、ガーデニング、挨拶+一言、10分以上の音読のどれかを午前中にやると脳が活性化する。簡単なのは部屋の片付けと散歩。手を動かすことが脳の活性化に繋がる。

    ・脳の基本回転数を上げるには時間的制約が重要。
    24時間あると思わず、90分しかないといわれたら、嫌でも絶対的に重要で必要なことだけしかやらない。そういう訓練を常に行っていく。

    ・記憶の定着と思考の整理は寝ている間に行われるので、夜の勉強は中途半端にやるべき。

    ・「マジック7」同時に脳の中で保持したり系列化したりできる物事の最大数。

    ・物の整理は思考の整理に通じている。忙しいときほど片づけを優先させよう。

  • ・毎朝同じ時間に起きる
    ・早起き後にやるといいこと、散歩、部屋の片付け、料理、音読10分以上
    ・音読脳にいい、人に聞かせるつもりで読む
    ・夕方以降のカフェイン摂取は控える
    ・前頭葉の体力が落ちてくると、ダラダラ過ごす時間の長い人になる
    ・身の回りの雑用を片付けるとこから始める
    ・毎日自分を小さく律することが、大きな困難に負けない耐性を育てる
    ・その日やるべきことを当日の朝か前日の夜に書いて並べ、実行できたかチェックする習慣をつける
    ・遠くの景色を見たりして一時間に一回は目をよく動かす
    ・メモを取りながらテレビを見る
    ・人との出会いを大切にする

  • ・締切を作ろう
    ・小さい失敗を書き留めよう
    ・誰の役に立つのか考えよう
    ・◯◯教室に通おう

  • 朝きちんと起きる、手足を動かして脳のウォーミングアップをする、適度に家事をやる、夜に適当に勉強する、よく寝る。今の生活ですでに脳によいこと沢山やっていた。これからも続けよう。

  • 1

  • まず生活のリズムを安定させること。
    時間の制約があると頭の回転が速くなる。試験を受けている状態。一日の行動予定を作って時間通りに行動する。
    寝ている間に、考えている。
    面倒くさいことや辛いことは耐性が必要。若いころから雑用をやる。毎日面倒くさいことをやる。家事や雑用。
    机を整理する。
    目を良く動かす。目を動かすと脳が働く。
    ブログを書くことは、脳にとって良い習慣になる。
    たとえ話をするとボケにくい。

    毎日自分を小さく律することが大きな困難にも負けない体制を育てる。
    刺激がないとボケる。情報がないとボケる。テレビではだめ。
    眼を動かすと脳が動く。
    出力を意識すると脳が働く。

    もっと食べたい、と思ったときに、腹八分目が大切、と思い出して自分をちょっとだけ律する。

    失敗を日記に記録する。同じ失敗を繰り返さないように。

  • p.162
    失敗を分析し、改善の指針にするには、まず失敗を記録しなけれいけません。失敗だけを記録するのは、なかなか心苦しいことですから、日記をつけるようにして、最後に「こういう失敗をした」ということも箇条書き程度に付け足すだけでもいいです。
    → 日記をつける習慣はないけど、日々挑戦したいと思ったことを記録→予想→結果の振り返りの形式でノートに記録してるので、これを続けてみよう。

  • 「フリーズする脳」の著者による、
    脳機能活性化のための紹介。
    自分がまずどのレベルにいるか、
    セルフチェックするところから始まる。
    重症の人は最初から。

    ・試験を受けている状態を1日何回作れるか。
    ・アナロジーを使える人は脳をよく使っている
    ・社会的役割のバランス

    心身ともに健全さを保つのに良。

  • 本書に書かれていることはあまり脳科学的なものではないが、著者がボケ症状を治療した多くの経験から把握した脳の原則に基づくものである。
    実経験に基づくものなので効果はあるのだろう。しかも、提案していることは、特殊なことではなく、ついつい忘れがちなちょっとしたことで、さらに時間的にも経済的にも負担にならない。

    15の習慣のうち特に参考になった点のは、習慣6の「思考の整理」に関して
    ・忙しい時ほど、身の回りのものを整理することを優先させる
    ・しっかりと分類することは、物理的なファイル化であると同時に、思考のファイル化そのものでもある
    ・仕事で混乱したときは、机を機能的に整理することから始めると立て直しやすい
    という点です。ついつい部屋を散らかしがちなので、気をつけなければならないですね。

    その他にもなるほどと感じる点も多く、実生活に活かせそうに思った。

  • 2008/6/2 ,2008/6/13 read up

  • 身近で実践しやすい例が多く、勉強になった。

    ***
    脳(前頭葉) の体力をつける。
    毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない耐性を作る。
    毎日積極的に小さな問題を片付けいくと、多少のことでは面倒くさいと感じなくなり、イライラも抑えられる。

    脳の健全な働きを保つには、目を動かして積極的に情報を取ることが必要
    スマホ、テレビ、パソコンを見つめる時間が長すぎる。外を散歩する、遠くや近くの物に目の焦点を合わせて目の体操をする。

    脳の回転数を上げるには、時間の制約が必要

    使える記憶を増やすには、出力することを意識して情報を取ること

    話が苦手になっている人は、単語だけで通じる相手でも、きちんとした組み立てで話すことを意識する。前頭葉の系列化するチカラが鍛えられる

    身の回りの整理ができていない人は、実際に問題が起きた時に思考を整理するのに時間がかかったり、失敗したりする

  • mixiからの紹介にて借りた。
    わかりやすく実践的!

    ・朝早くおきて朝日をあびる
    ・朝のおはようのあと、一言加える・
    ・だれかに話したいと考えながら景色をみる
    ・インプットしたらだれかに話す
    ・机の上は片付ける。書類整理のルールを決める
    ・失敗ノートを書く
    ・いろいろと経験するようにする
    ・6時間は睡眠をとる

  • 前書「<a href="http://mediamarker.net/u/kotaro/?asin=4140881631" target="_blank">フリーズする脳</a> 」から発展して、具体的にどうすれば脳を活性化できるかについてかかれている。

    目次
    <blockquote>生活の原点をつくる―脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう
    集中力を高める―生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう
    睡眠の意義―夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう
    脳の持続力を高める―家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう
    問題解決能力を高める―自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう
    思考の整理―忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう
    注意力を高める―意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう
    記憶力を高める―「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう
    話す力を高める―メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう
    表現を豊かにする―「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう
    脳を健康に保つ食事―脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう
    脳の健康診断―定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう
    脳の自己管理―「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう
    創造力を高める―ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう
    意欲を高める―人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう
    高次脳機能ドックの検査―最低限の脳機能を衰えさせていないか確認しよう
    </blockquote>
    15あるんだけど、他にも出てるだろうから省略。目次を参考の事。
    読みやすくする為に専門用語をできるだけ省いていることからも、全ての人向けだと思います。

    特に気になった点を。
    <blockquote>「何も矯正されていない環境におかれてると、人間はいつの間にか、脳のより原始的な機能である感情系の欲求に従って動くようになってしまいます。その結果、生活リズムを失い、面倒なことをさけるようになり、感情系の快ばかり求める生活になる。脳は基本的に怠け者であり、楽をしたがるようにできています。」</blockquote>
    非常に驚かされる記述だと思う。
    他にも、整理をするとか、失敗を分析するとかありますが、
    結局は<u>最初に脳を甘やかさないこと・しっかりと生活のリズムを保つこと</u>が第一義なんじゃないかなぁと思います。

    それで確かな生活のリズムが土台となっていろんな問題解決に当っていくことで、ついさっきまで書いた「整理をする」とか、「失敗を分析する」とかをやっていって個人の能力(脳力?)を強化していく――それこそが脳を活性化する王道なんじゃないかなぁ……なんて思ったのでした。
    ただ、ストイックではあるなぁ……

    1〜3番目は習慣っていう問題でしょうね。これは思ってるより楽ではない。
    逆に4〜9というのは、結構ハウツーな部分が多いので、やればできちゃったりして身につきやすい。
    あと、13番目の失敗ノート、14番目の創造力、15番目の評価する事は結構効果がある。
    この段階になると、頭を使わなきゃやってられない状態だろうね。コレができる人は仕事もできるとおもう。

  • ・朝:手足口を動かす
    ・時間の制約を作り、作業のメリハリをつける
    ・夜に大雑把に作業→朝まとめあげる
    ・一日のtodoリストを朝に書く→そのプロセスを書く
    ・目や耳のフォーカス機能を使う

  • いつも眠そうで頭が回転していない人に役立つかと思って読みました。会社にも居るし。私自身は起きてる時とてもさえているんだけど欠けている習慣もあるので勉強になったかな

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著者プロフィール

1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長などを経て、公益財団法人河野臨床医学研究所附属北品川クリニック・予防医学センター所長。医学博士。脳神経外科専門医として1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書に『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』『脳が冴える勉強法』『脳を守る、たった1つの習慣』等。

「2020年 『「冴える脳」をつくる5つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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