さらば愛しき女よ (ハヤカワ・ミステリ文庫 7-2)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150704520

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。

  • やっぱり内容がはっきりと思い出せん。
    でも、おもしろいって言えるからなぁ〜。

  • 「ほめているのか、からかっているのか?」
    アン・リアードンはおちついた声で言った。
    「わかんないの?あたし、接吻してもらいたいのよ」

    しみじみ思うことは、
    ここぞという時どうするか、っていうのは、
    やっぱり女のほうが一枚上手って感じ。
    そういうオンナになりたい。。

  • かっこいい。
    哀しくなるほどかっこいい。

  • チャンドラー作品に出てくる魅力的なキャラクターはマーロウ以外にも枚挙に暇がないけれど、この作品の大鹿マロイとアン・リアードンはその大きな存在感をブッちぎりで持ってると私は思う。<BR>
    『わかんないの? あたし、接吻してもらいたいのよ』<BR>
    そんなセリフ、死ぬまでに一度くらい言って貰いたいよな?

  • ハードボイルド。笑いも驚きも涙も詰まってます。

  • 処女作「大いなる眠り」に引き続き、フィリップ・マーロウを主人公に据えたチャンドラーの二作目長編。関連性がないように思われる複数の事件が、終盤に向かってゆくにつれて徐々に集約されていく構成の巧みさは前作と同様。洗練されすぎていて物足りなさを感じる部分もあるものの、無頼漢マロイにささげられた結末は、男女間にある埋めることのできない生き方の隔たりを真正面からとらえた素晴らしいもの。哀愁どっぷり。

  • 高校時代にガッツリ嵌ったフィリップ・マーロウ氏。
    切なくて涙が止まらなかったのも良い思い出。

  • マーロウかっこいい。なんかとりあえずこれしか感想が…。プロットの練り具合というか最後に全ての事件が繋がりあう所なんかは絶妙なんだけど正直俺には原?のほうが錯綜するプロットが上手いと思った。ただ引き込まれるように読んじゃうのは確か。海外ものなのに。それが上手さなのかな。

  • マーロウlove.
    カッコ良すぎます。

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著者プロフィール

Raymond Chandler
1888年シカゴ生まれの小説家・脚本家。
12歳で英国に渡り帰化。24歳で米国に戻る。作品は多彩なスラングが特徴の一つであるが、彼自身はアメリカン・イングリッシュを外国語のように学んだ、スラングなどを作品に使う場合慎重に吟味なければならなかった、と語っている。なお、米国籍に戻ったのは本作『ザ・ロング・グッドバイ』を発表した後のこと。
1933年にパルプ・マガジン『ブラック・マスク』に「脅迫者は撃たない」を寄稿して作家デビュー。1939年には長編『大いなる眠り』を発表し、私立探偵フィリップ・マーロウを生み出す。翌年には『さらば愛しき女よ』、1942年に『高い窓』、1943年に『湖中の女』、1949年に『かわいい女』、そして、1953年に『ザ・ロング・グッドバイ』を発表する。1958 年刊行の『プレイバック』を含め、長編は全て日本で翻訳されている。1959年、死去。

「2024年 『プレイバック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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