- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150704520
感想・レビュー・書評
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「長いお別れ」と双璧をなす名作。ヴェルマとマロイ、アン・リアードンのキャラがいい。
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うーん切ない。
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僕の理想。だったけど、今そう思うとすると途方もない目標になる
男、そしてその生き様。ゆで卵小説として最初に読んだこともあり、
思い出の一冊。 -
マーロウのかっこよさは、完璧なかっこよさじゃなくて、なんというか捜査の途中でびびっちゃったり、女の人を口説いてみたり、そういう人間くささがありながら、ちゃんと謎を解決しちゃうという、そういうかっこよさだよね。
春樹訳バージョンも読んでみたい。ぜったい清水さん訳のマーロウより男臭いだろうな。 -
刑務所から出てきたばかりの大男マロイは、別れた恋人ヴェルマを探しに、酒場を訪ねるが、そこで再び殺人を犯してしまう。現場に居合わせたフィリップ・マーロウは、姿を消したマロイと、ヴェルマを探し始める。
冷徹な描写、豊潤な詩情、含蓄に富む台詞、印象的な登場人物。
ハードボイルド派ミステリーの美学が詰まった、レイモンド・チャンドラーの傑作。
NINTENDO DSでゲーム化もされました。
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」("プレイバック"より)
by Steel -
あまりに有名なチャンドラーの作品。
今まで一度もフィリップ・マーロウを読んだことがなかったことに気づいて古本屋で購入してみました。
読んでいて物価の違いに驚きます。書かれた時代がしのばれるなあ… あまりに有名な作品なので気負って読んだ感があるのでそれでちょっと評価が低くなりました。
それにしてもアメリカもあの時代は飲酒運転が厳しくなかったんだなあ… -
2009/4/28ジュンク堂似て購入
2009/
26夜
レイモンド・チャンドラー万歳!! -
例の「タフでなければ」を探し求めて手に取った1冊。しかも根本から間違っており、たどり着いたのは…(笑)。でも、原題の"Farewell, My Lovery"が美しいので許そうと思いました。モノクロの劇画っぽい印象の作品でしたが、私はフィリップ・マーロウよりもダシール・ハメットの作出した探偵、サム・スペードのほうが好みでした。この本も村上春樹さんの新訳で出るそうですが、村上さん訳の「ロング・グッドバイ」をチラ見したかぎりでは、清水さん訳のほうが雰囲気が合っているように思う(マーロウの階級のひとは村上訳のようなしゃべりかたをしないと思う)ので、私はたぶん読まない(笑)。
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080102
かっこいい。推理小説としてどうなのかは、わからない。チャンドラーの結婚歴は夢があっていい。