猫は手がかりを読む (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 242
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150772024

感想・レビュー・書評

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  • 猫ミスの代表、ココ&ヤムヤムシリーズです。記念すべき第一作のこの作品では、ココとクィラランの出会いから。もうこの頃からココの優位っぷり、クィラランの振り回されっぷりが楽しめます。部屋の家具や食事の描写も興味深いですね〜。これからヤムヤムが出てきて、クィラランが記者を引退して作家になって・・・と話が続いていくわけですが、段々作品が面白くなっていってるシリーズだと思います。何気ない伏線や、事件の内容や、猫たちのいたずらや・・・。作品の発表の順番と、邦訳される順番が違っちゃってるのが悲しい。シリーズの調査報告本「シャム猫ココの調査報告」で調べながら読むべき?

  • シャム猫ココと元事件記者クィラランシリーズ。
    特大の口ひげを蓄えたマッキントッシュの出であるクィル(クィララン)とお利口猫ココが事件を解決していく。
    5作目以降からこのシリーズの舞台となるのは“どこからも400マイル北”に存在するムース群。
    シャム猫ココシリーズとなっているが実際クィルと暮らすのは2匹の猫でまたこの子達が本当にいい味出している。
    魅力たっぷりのムース群、可愛い猫たち、そして口ひげおじさんクィルを楽しめます。
    シリーズ30作目のタイトルのみ発表されていたが発売前にブラウンが亡くなり29作目の「猫はひげを自慢する」がシリーズ最後になる。
    ラストに近づくに連れ物足りなさと哀愁、寂しさを覚えたがこんなに大長シリーズで楽しませてくれた作者には感謝しかない。
    ※日本語訳発売順とシリーズが書かれた順が違うので注意してください。

  • シャム猫ココシリーズの第1作。
    主人公は人間だが、猫との間には、ある関係が暗示されている。
    どちらも、特別の能力を少しづつ持っているようだ。
    北米で生活したことがないので、どんな暮らしかはよくわかりません。
    また、地方の新聞社の仕事がどんな風かもよくわかりません。
    それでも、生活感の溢れる話題が多いのは、リリアン・ブラウンの経験談なのでしょうか。

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