ロング・グッドバイ

  • 早川書房
3.86
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本棚登録 : 1687
感想 : 212
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152088000

感想・レビュー・書評

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  • ハードボイルド小説ですが、青春小説のようでもあります。
    大人の友情は、なかなかせつないです。

    http://cafe-mizutama.jugem.jp/?eid=19

  • フィリップ・マーロウ。
    私立探偵。


    私の好きな作家、荻原浩さんの小説に
    マーロウに憧れている探偵の話がある。
    かっこよくは なりきれないけど
    そこそこタフで心優しい男。
    けっこう好きやから
    本物のマーロウも読んでみたいと思ってた。
    でもなんか ハードボイルドってジャンルが
    どうもピンとこなくって。
    なんか、ちょっと寒い感じがするから(笑)

    今回、読んでみようと思ったのは
    村上春樹さんの翻訳やったから。
    あの「ライ麦畑〜」でさえ、なるほどなって思わせたくれた人やしね。


    で、マーロウ。
    いやー、かっこよかったね。

    むちゃくちゃタフ。
    損しても、窮地に立っても、意志を曲げない。
    誘惑にも負けない。

    セリフも渋い。
    思った以上に、いきってるねんけど
    それがまた似合ってる。


    読んで良かった。

    ハードボイルドも悪くないな。


    09.06

  • ハードボイルドに生きるフィリップ・マーロウ。
    個人探偵。

    お金持ちの集う街において事件に巻き込まれるマーロウとテリー。
    一つの事件が様々な方面へ波及していく。

    マーロウの心情などとは無縁に物語は淡々と進んでいく。
    誰にも媚びず、信念と友情を持って事件の解明にあたる。

    会話の部分に無駄がなく、整然としている会話になんだかぐっとくる。

  • 長いお別れがとても好きだったので、嬉しくて読みました。映画のような流れが好きです。

  •  ミクシィのコミュのイベントで読みました。
    友達を最後まで信じるのはすごいなぁと思いました。
    こんなに友達を信じて命かけれる人もすごい。

  • タフだなフィリップ・マーロウ

  • 最近読んだ中ではダントツの存在感。
    村上春樹訳は個人的にはどうでもいいのですけど…。
    英語で読みたい。

  • 1度ではかみしめられない長編大作です。 ☆詳しい感想は<a href="http://ihuru.blog46.fc2.com/blog-entry-802.html" target="_blank" title="コチラ">コチラ</a)

  • 古典とされるハードボイルド小説の傑作…だとは思うのだが…確かに読んでいて面白かったが、ハードボイルドを読み慣れない私にはハードルが少し高かったか…?アメリカの銃社会や警察官の横暴さなどがどうしても違和感を感じてしまって素直に物語に入り込めなかった。主人公マーロウの男性特有の思考回路もイマイチ理解不能。理解しようとすることが無謀なのかも知れない(苦笑)歴史小説や海外小説は大好きなのだが、なまじ現代に近いと時代の違いではなく「違和感」と感じてしまうようだ…中古品と骨董品の違いのようなものだろうか?もう少し後にまた読み返してみたい。

  • ミステリーとかハードボイルドとか
    普段は全く読まないけれど
    村上春樹訳ということで。

    ・・・マーロウファンになりました。

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著者プロフィール

Raymond Chandler
1888年シカゴ生まれの小説家・脚本家。
12歳で英国に渡り帰化。24歳で米国に戻る。作品は多彩なスラングが特徴の一つであるが、彼自身はアメリカン・イングリッシュを外国語のように学んだ、スラングなどを作品に使う場合慎重に吟味なければならなかった、と語っている。なお、米国籍に戻ったのは本作『ザ・ロング・グッドバイ』を発表した後のこと。
1933年にパルプ・マガジン『ブラック・マスク』に「脅迫者は撃たない」を寄稿して作家デビュー。1939年には長編『大いなる眠り』を発表し、私立探偵フィリップ・マーロウを生み出す。翌年には『さらば愛しき女よ』、1942年に『高い窓』、1943年に『湖中の女』、1949年に『かわいい女』、そして、1953年に『ザ・ロング・グッドバイ』を発表する。1958 年刊行の『プレイバック』を含め、長編は全て日本で翻訳されている。1959年、死去。

「2024年 『プレイバック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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