電子の星 池袋ウエストゲートパーク〈4〉

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163223902

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  • またまたマコト君活躍。つかキングって暇人?

  • 2012年12月

  • 〈内容〉潜りの少年デリヘル、芸術劇場裏の通り魔殺人、謎の人体損壊DVD…ストリートの危険な青春を、光速の切れ味で描く。新世代ミステリー。

  • 第一期の10巻の中ではⅣの「電子の星」がイチバン!その次がⅢの「西口ミッドサマー狂乱」。とにかくシリーズ初期のものはどれも面白い!最近のものはちょっとスケールが小さくなってるようで残念だなあ。

  • 「電子の星」がIWGPシリーズの中で一番好きな話

  • 東口ラーメンライン:タカシのボディーガードをしていたデカイ双子がラーメン屋を開業。営業妨害の犯人を探すことになったマコト。
    ワルツ・フォー・ベビー:アメ横のギャングが死んだ現場でタクシーの親父と会った誠。その死と残された子供の真相
    黒いフードの夜:生活に困窮しているタイ人一家。彼らの助けになりたくて、デリヘル運転手のガロンに黒い袋を被せて襲うことになる
    電子の星:大金を残して失踪したキイチを探しに来たテル。金に困ったキイチは肉体損壊ショーに出、自殺した。マコトたちはショーの興行主をつぶしにかかる

  • 感想未記入

  • 現代版時代劇。
    爽快と一安心を求めて短編を次々と訪問してゆく。

    100%のハッピーエンドなんてそうそうないけど、区切りにも途中にもいいことってたくさん散らばってる。
    それを見つけられる人が、幸せな人。

    衣良さんは本当に優しい。

  • 過激に暴走した危険なSM嗜好。ショービジネスの血生臭さを感じました。

  • 図書館で借りました。

     現代、推理、ストリート。
     ラーメンの話は少しほのぼの。タカシのボディーガードをしていた双子が、Gボーイズを引退。ラーメン屋を開く。その店が言われない中傷を受けているので、タカシから依頼が来る。
     表題の「電子の星」は気持ち悪くなる人がいるかもしれない。
     SMの話らしいのだけれど、肉体破損をショーにして、腕とかを切断する。
     切断される者はみんな、金をもらって自分からやってきてはいるのだけれど。
     麻酔とかも使っているのだが、描写はすさまじい。
     すごい悪夢的光景。
     東京に来て頑張って、そして体をこわした男の子が、そのクラブで手首を切断して得た金を頭の良い弟の学費にあてるようにと言って、自殺する。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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