にょっ記

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 757
感想 : 157
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163247403

感想・レビュー・書評

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  • 他人の日常って、ほんとうに奇妙なもの。ましてや鬼才ホムラヒロシともなれば…。くすくす笑いとハイブロウな後味のウソ日記。挿絵はフジモトマサルのひとこま漫画。

  • この人の頭の中、おもしろい。由美かおるの美貌維持論には感服しました。

  • いきなり4月1日の「今、ここにある、これが僕の未来なのかな」に心打たれ、後は爆笑の連続。
    こういう「くすくす笑いとハイブロウな後味のウソ日記/挟まってた紙より」って、サイコー!
    こういう感じの、もっと読みたい。

  •  気軽に読めるほのぼの妄想日記。「ん?」とふと心を留めるおかしなことが満載。
     凝り固まった頭への栄養ドリンクに最適です。

  • 穂村弘さんの,日記形式の読み物。おかしい!

  • 他人の日常って、ほんとうに奇妙なもの。ましてや鬼才ホムラヒロシ
    ともなれば…。くすくす笑いとハイブロウな後味のウソ日記。挿絵は
    フジモトマサルのひとこま漫画。

  • このシュールさがたまらない。。。
    たった一行の日記だったりもするのにクスッと来ちゃいます。
    イラストともマッチしてますね。

  • 日記です。
    『にょっ記』です。
    エンピツ書きの日付。
    装丁の名久井直子さんとイラストをつけたフジモトマサルさんと
    みつどもえで素敵な一冊に仕上がってます。

    穂村 弘さんの視線のいきつく果ては、歌人・詩人の本性。
    でも優しくクールにねじれてる。

    この本をとある駅のホームで電車を待ちながら私は
    読んでいたら、あるところで発作のような笑いをこらえるために
    拷問にあっているような気がした。
    彼がいてくれてよかった。
    彼の天使にはなれそうもないけれど。
    彼のおよめさんを、心の中でそっと尊敬したり応援したり。

    続編がまちどおしい。

  • 穂村弘の気の抜けた日記。相変わらずのダメな感じと独特の視点から見た不思議な世界観、という彼のエスプリが味わえる。ただ、日記自体は覚書のような短いものばかりなので、穂村弘の文章の面白さを存分に味わえなくて残念。

  • おもしろ作家としてそのままつまんなくなってしまうかと思いきや、磨いているな、と思った。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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