東大合格生のノートはかならず美しい

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163706207

感想・レビュー・書評

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  •  東大生が高校時代にどんなノートを作っていたのか、ノートそのものの実例を、何種類も大きく紹介して、それらのノートに含まれる「7つの法則」や、受験生の体験談・アドバイス等が紹介されている。
     人のノートを見てみたい、特に出来る人が普段どんなノートをとっているのか少し気になる、というのは、高校までに多くの人が思ったことがあるのではないだろうか。そういう、ちょっとした欲望を叶えようという企画自体は面白いと思った。けど、「できる人はこんなノートをとっているみたいですよ」というだけならともかく、「このようなノートをとればあなたもできる人になりますよ」という視点は、安っぽいビジネス書のようで、ちょっと違和感がある。できる人というのは、ノートの取り方以前に色んな努力や、色んな工夫や、想像力、集中力、効率性というものを考えて、身につけている人だと思う。ノートはその結果として表れたものに過ぎない。だから、そのノートを形式的に真似をすれば、みんな東大に受かるという訳では当然、ない。これを読まなければどんなノートが良いノートなのか分からない、という人はその時点でもう失敗していると思う。「7つの法則」というと7つ全部が含まれているノートを取る人が東大に受かるように見えるが、別に、2つか3つ含まれているくらいのノートが多い。「黄金ルール」は言い過ぎだと思った。だいたい『東大合格生のノートはかならず美しい』というタイトル自体も、そもそもなぜ東大なのか、京大は違うのか、不合格生と比べたのか、なぜ「かならず」とまで言えるのか、「美しい」とはつまりどういう意味なのか、など、あまりに安易につけられている感じがする。
     雑誌の特集記事程度のものだと思った。ノート好き、文房具好きの人にはおすすめ。(11/10/26)

  • ノート作りは楽しい!

  • 3年前に贈られたもの。東大に縁もゆかりもありませんが。
    文頭は揃える、は当たり前のようで意外と難しい。急いでると斜め書きになってること多く反省。

  • 「美しいノート」とはノートを美しく書くということではなくて、勉強に対する姿勢がノートに表れるということなのだと思う。このやり方をマネすると東大に合格しますとい趣旨の本ではないと思うし、中身は経験談あり、実際のノートの写真あり、ヴィジュアルも凝っていて楽しめました。

  • 東大生のノートを集めて、紹介した本。勉強の参考になるかと思って読んだが、期待はずれ。ノートのカタログを眺めるように読むにはいいかもしれないが(綺麗だし)、ノートの取り方や書き方・使い方といった部分の掘り下げが少なかった。これを読んでうまくノートが取れるようになることはちょっと期待しづらい。

  • 写真が豊富でノート愛を感じる(笑)楽しく学生時代を思い出すが、これを学力向上の為に読むならば、ノートの作り方より東大生の勉強への取り組みが書かれた記事を参考にした方がいい。読みものとして面白い。

  • 見やすいノートと綺麗なノートってやっぱり違う。
    たとえばどんなに私の字が綺麗でも、それがノートの見やすさには繋がらない。 いや私の字ってかなり汚いんですが。


    ノート好きにはたまらん一冊でした。まあほとんど中身しか見れないんですが。
    文具特集とかの雑誌探そう…

  • ただ、ノートというものが好きで図書館で2回借りた本。中谷彰宏がブログでレビューを書いていたけど、まったく同意見。

  • 東大生のノートから学ぶことは多い。

    ここに書かれている法則だけでなく
    細かいところでも気づきが。
    ノートのサンプルが載っていることがいい
    カラフルだし

  • 2009/02/21読了

    高校生時代の際は、非常にお世話になりました。

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著者プロフィール

1999年日本女子大学文学部卒業。2002年一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了後、株式会社ベネッセコーポレーションに入社。進研ゼミの編集を担当する。2006年に退社し、フリーライターに転身。以後は教育分野を中心に執筆活動を行っている。『東大合格生のノートは必ず美しい』(文藝春秋)は50万部突破のベストセラーに。コクヨグループのコクヨS&T株式会社と株式会社文藝春秋と共同で、東大合格生が使用したノートの研究に基づく「ドット入り罫線シリーズ」ノートを開発し、発売した。

「2018年 『外資系コンサルはなぜ、あえて「手書きノート」を使うのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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