- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167570026
感想・レビュー・書評
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イギリスに行く前に買った
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美味しい話の前に、まずい話から…ということですが、なかなかおいしい話が出て来なかった(笑)
でも、素敵なイギリス人がたくさん出てきた。
イギリスは良い所だと思った、そういう意味で『おいしい』
それにしても、ほうれん草を45分煮るのは爆笑レベル。
私は4分だって茹でない。
スコン作りにはいつか挑戦してみたいと思います。 -
日本で作れるクロテッドクリームの代替品の作り方参考にさせてもらってます
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20140111116 21:27
まだ、ちょっとしんどい。
彼の帰りを待ちながら、寝転がって読んでた。
イギリスは産業革命により、料理に時間をかけずに合理的であることを、求めた
とか
流通がよくなかったので、よく、火を通すことを美徳とした
とかは聞いたことがあったけど、
ピューリタン的禁欲主義
無関心を払うことを行儀良いとする
という風潮については、なるほどなぁと思いました。
。。。。お茶はどうなんでしょうか。。。
私の強み
私のやりたいこと
私が得意と思ってることってなんなんだろう。
料理は好きだけど、読んだエッセイたちは、何に繋がっているんだろぅ。
怖くなる。 -
イギリスに行ったのは早10年前。初めての海外だった。確かに飯はまずかった(笑)でも雰囲気はとてもよかったんだよなぁ〜…そんな思い出が溢れた1冊。
文体軽やかで面白く読みやすい。 -
評価が低い英国料理への苦しい解説が楽しい。
ご本人もよく料理をされるようで、それを「男の料理」と女性から見下されるのが大変許せないらしい。この辺も苦しい解説調だと読みごこちは良かったのだけれど。 -
紳士的で気品のある、ともすればとっつきにくい印象すらあるイギリスのイメージは、その国で食卓に並ぶ料理とは、およそ似つかわしくない。
はっきり言って、イギリスの料理は美味しくないし、端的に言えば、イギリスの料理はまずいのだ。
しかし、著者が問題にしているのは、料理が美味しいかどうかとか、料理がまずい理由とかではなくて、そうした料理に囲まれて暮らす人々は、どんな生活をしているのか、ということなのだ。
飾らない料理に囲まれた、パッとしない食卓には、暖かい燭台の光と、静かな木のテーブルの上で、ゆっくりと時間を過ごすことのできる空気がある。
彼ら彼女らが、料理の出来不出来に関わらない理由は、土地にあるのか歴史にあるのか、それらによって培われた人々の性質にあるのか、著者は答えを出していない。
しかし、日本に失われた食卓の風景を、日本で見られなくなった人々のコミュニケーションのあり方をこそ、明らかに憧憬しているのには違いない。
「男たちは、私に気づくと一様にオヤッという表情をし(多分日本人など、こんなところで見たことはないのであろう)、それから、ニコッと笑ってウインクを投げてよこしたりするのだった。けれども、もちろん私に話しかけるでもなく、自分たちだけかたまって、分かりにくい方言を大声ではなし、高らかな音をたててオナラなどをしつつ、傍若無人にラガーを飲んでいる。そういう様子はおなじ労働者階級とは言いながら、ロンドンの剣呑なコックニーパブとは違い、いっそ天気晴朗で気持ちが良いのだった。」(P.198) -
イギリスは食べ物が美味しくないと言われるけど、どこでもそれなりの個性ある食べ物があるもんなんだよね^_^
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イギリスの伝統ある食事と筆者の感想が面白おかしく描かれている。料理が旨いかマズイかの話や、食事に対する態度についての話が印象的だった。見習うところもありそうだ。