- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309020747
感想・レビュー・書評
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あっという間に読めて面白かった。
永遠とは、なんでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
独りぼっちで大人の都合に振り回されてばかりだと思っていたら、実はたくさんの人に守られていたことに気づき、自分のやりたいことをもう一度見つめなおして突き進んでいくところは若い方向けのお話かなぁ、とも感じたけど、親の立場から読んでいていいなと思うところがあった。
それは、子どもが自分でやりたいことを見つけるまで、ああしなさいこうしなさいと言わずに見守ってあげる度量の広さを持つことが大切だということ。
自分の子どもには幸せに過ごしてほしいから、そんなことやってたら失敗するよ、とか、もうちょっとこうしないと成功できないよ、などとアドバイスをしてしまったり、親の希望を押し付けてしまいがちだけど、それじゃあ子ども自身が本当に満足できる道を選ぶことはできないんだろう。「お前がそう言い出すのをずっと待っていた」と話した文斗の両親のように、どんと構えて、子どもが自ら選び取っていく姿を応援してあげたいものだと思う。 -
父、母、そして両親の知人、同級生にこれほど心配してもらえるのは一種の才能か!?
素直で裏表がないから、ついつい手を貸してしまいたくなるのだろうか?
自分が本当にやりたいことに、自分で気づけるのが理想ではある。 -
お母さんの人生は辛いね。
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天才指揮者の娘、高校生の和音(わおん)が、友人とチェロ奏者だった真弓さんとの交わりによって、自分の心と意志に気づき、その実現に向かう物語り
マハさんの青春ばなしは、読んだら元気が出ますねえ~還暦近くなってきた私も、もう一花??って、思わせてくれます。 -
原田マハさん、やはり読みやすい。なんとなく少女漫画を読んでる気分になるのは、彼女が紡ぐストーリーの感じなんだろうな。2017/5/20完読
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2017.4.11
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読後感が心地よかった
いろいろな誤解が解けて、和音ちゃんと父親の関係がいいものになり、和音ちゃんと同級生ふたりが自分が本当にやりたいことに向かい合えるようになり、読んでて心が温まった
登場人物もみんないい人
読んで良かった、と思えた本だった