- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309024608
感想・レビュー・書評
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81-7-3
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アカガミという題ですが、戦争ものではない
けれど、お国のため、という点では同じ
異性に対して興味もなく、セックスしたいと思わない若者が増え、こんなことまでしないと本当に子供が生まれない世の中になってしまうのかもしれないな
2016.07 -
出生率がどんどん下がっている日本が、近い将来になり得る世界のひとつを描いた作品。とりあえず幸せと呼んで差し支えない家庭に身を置く人間には今ひとつピンと来ないテーマだし、結末も後味悪いし、う~~ん
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すごく中途半端な終わり。続編あるの?って思うくらい。結局アカガミってなんだったの?サツキやミツキの家族が生きていけるか心配。サツキは家族を食べさせるためにアカガミ志願したんだから、ミツキを捨てて再志願もできるよね?何度でも志願できるってはじめ言ってたし。
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先日読んだ同出版社の『消滅世界』(村田沙耶香)とすごくよく似た世界観の話。
2作とも「22世紀を想像した文学賞」かなかんかの応募作だったのかな?って思ってしまったくらい。
もうひとひねり欲しいなという感じですごく消化不良。 -
少し突拍子もない設定にも思えるんだけど、ありえなくもないなと思った。
2020年、東京オリンピック後の日本では、
若者の自殺率急増、結婚も出産もせずに人口は減っていくばかり。
政府はアカガミという施策をとり、若者をカップリングし徹底した体調管理のもと、妊娠、出産を促すようになる。
アカガミでは手厚く保護されていて、志願者の家族までも生活の心配がないくらいになるけれど、
ミツキとサツキカップルに訪れたオチが怖すぎた。
手のひら返しとはこのことだよなーと。
でも、アカガミの変な噂もあるし、あのラストでよかったのかな?
少し消化不良だけど、既に少子高齢化社会に入っている今、なんとなくこんなことが起こりそうな気もしてしまう。
幽霊とかよりこういう話の方がよっぽど怖いかも。政府によって管理されているというか。
サツキも本文中に言ってたけど、飼われているような怖さ。 -
2016 06 26読了
ミツキがだんだんと人間らしくなっていくたびに、サツキは不安になっていく。
穏やかな恋愛もののようにみえて、不安な感じ、不気味な感じが消えない。
ラストがどうなるのかドキドキしながら読んでいました。
アカガミってそういうことか。 -
約250ページ。50ページごろまで話が進まず。
誤謬が多い。
かわった比喩を多用。それはいいとしても登場人物が使わないような比喩は気になる。
視点をかえながら一人称で進むが、切り替え点のテンポが悪いので読むリズムがぶつぶつ切れる。
最後の1行まるでわからない。
あとこの制度、効率悪すぎなので現実味がまるで持てない。