- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309024608
感想・レビュー・書評
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こんな未来になったら恐ろしいけど、あり得なくもないのかな
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作者の本心でなく、内容に則すための表現なのだろうが、産まない女性を否定されてる点は読んでいて気分が悪い。ただ、結末は⚪。良かったね、と主人公に安心する。
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2016.04.24 現代ビジネスより
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恋愛どころか人との交流さえも希薄になっている未来は想像に容易い。システムとして続けられていく営みにはきっちりした枠があり、そこからはみ出すものは除外されるということ。義務的なきっかけでも、人を想うことを知り、互いを求めて信頼し合う場面にはグッときた。
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気持ち悪かったにゃ
とにかく虫酸が走るにゃ -
2000年以降に生まれた若者の寿命は四十歳までもたないかもしれない。
今いる数の少ない若者は長生きできず、五十年後には日本は老人だらけの国になる。
その為に、
国家を挙げたプロジェクト。
「アカガミ」
お見合い制度。
性欲。無欲。
生きる意欲さえも無くなった
若者たちを、出逢わせ、
赤ちゃんを産ませる。
なるほど!なるほど!
なかなか、おもしろい。
最後。
えー!びっくり!
この本の続きが
読みたいです。
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若者のほとんどが恋愛も結婚もせずに一生を終える選択をするような時代。
高齢化社会は進み、自殺志願者の若者が続出。
そんな中、国が打ち出した対応策が『アカガミ』と呼ばれるお見合い制度。
これは悲劇的な結末なのか、ハッピーエンドなのか…。 -
恐ろしくホラー。人が絶滅危惧種の動物のように、大事に、そして身勝手に管理される。うまく言えないけど、ものすごい社会風刺な気もする。これから先、世の中はどんなふうになっていくのだろう。このような小説が書かれる意味を考える。とにかくこわい