和菓子のアンソロジー (光文社文庫 さ 24-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334767631

感想・レビュー・書評

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  • いろんな作家さんの和菓子を絡めた話がたくさん。まるでバイキングみたい。

    初めて読んだ作家さんのものばかりで、読みやすいものそうでないものがあったけど
    ほどよい長さなので、苦にならずに読み通せた。

    一番好きだったのは、杏ちゃんの後日談。
    やっぱり続編読みたいな・・と思いました。

  • 88:執筆陣と「和菓子」っていうのがいまいちしっくりこない方もいたのだけど、どれもとても素敵な和菓子短編でした。ココロの栄養。

  • 和菓子のアン後日譚目当て。柴田よしきさんの話、よかったなあ。
    2018.07.23

  • 和菓子好き。本好きにはたまらないでしょ。

  •  和菓子という共通項のみでこんなに豊かで多彩な物語が読めるとは、なんとも贅沢なアンソロジーです。
     捻った作風の牧野修さんやSF畑の小川一水さんなど、可愛らしいお菓子と結びつかないなーと思っていましたが、ご本人達の作品らしさとちゃんと結びついた作品でしたし、かねてより気になっていた恒川光太郎さんの作品が読めたのも嬉しかった。やや幻想的で不思議な味わいのある完成度の高い作品でしたね。
     個人的にはベジタブルランチも気になる柴田よしきさんの「融雪」と常識はずれの友人が持ち込んだ謎解きが楽しい「甘き織姫」の2作が特に良いが(この2作はお料理も美味しそう)、他の作品も素晴らしい出来。

  • 和菓子がテーマのアンソロジー。
    SF(ファンタジー?)、戦争、恋愛、心理・・・いろいろ。
    作者の力量も様々。
    地球温暖化が進んだ日本での和菓子の幻想譚は異色。
    和菓子が小道具じゃなくて主人公な感じの作品が多かったけど、
    エッセイと異なり、あんまり美味しそうな感じがしないなぁ。

  • 和菓子のアンから始まる和菓子のアンソロジー。
    初めて読む作家さんも、初めて知る和菓子も一粒で二度おいしかったです。
    一日一話で読み進めていきました。
    フルーツどらやきが一番気になる。食べてみたい。
    食べたことのない和菓子も、いつか食べる機会があったらこのお話達を思い出すんだと思います。

    どれも面白かったけど、やっぱり和菓子のアンが好き。
    乙女が乙女過ぎて、あれこんなに乙女だったけ?という感じでした。
    それとお菓子で暗号を解読する最後のお話「甘き織姫」も面白かったと思います。
    自分で暗号を仕掛けたのに、返ってきたのは分からないとか…完敗ですね。

  • 口に甘いものを入れながら読むと、また格別な読み応えがあります。それぞれの作家さんの味付けが絶妙でお腹いっぱいになりました。
    特に近藤さんのが面白かったです。

  • 「和菓子」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか?読書家としても知られる『和菓子のアン』の著者・坂木司が、今いちばん読みたい人気作家たちに執筆を依頼。日常の謎を描くミステリーから、壮大な世界観を展開するSF、心温まる優しい怪談まで、さまざまな読み味の作品が揃いました。疲れたときに読みたくなる、宝箱のような一冊。

  • 近藤史恵さんのお話と坂木司さんのお話が好きだった

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