- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408551470
感想・レビュー・書評
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働く女性の生活の一部を切り取った短編アンソロジー
女性視点で描かれる各小説から、働く女性の悩み、苦しみ、喜びを感じ取ることができ、不覚にも「クール」で涙した。
他にも、伊坂幸太郎さんの書いた短編は短いながらも伏線が貼られており、読んでいて点と点がつながる心地よさを感じることができた。
エール3作を通して、「働くこと」「社会とつながること」の二つについて考えるきっかけを得れたと思う。今までは社会の歯車というマイナスイメージを持っていた会社員も、見方を変えれば誰かを喜ばせる素敵な仕事のように感じた。
社会人になったのちも、誰かを喜ばせる仕事をしたいし、その喜ばせれるかも知れない機会を「面倒だから」という理由で逃げない大人になりたいと強く思う。
エールは女性中心で「派遣社員」「契約社員」「パート」といった人が登場することが多かった。今度は男性中心のエールを読みたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
働く人への応援短編小説集。異色だけど山本幸久さんの作品が面白かった。いろんな仕事があって、豆知識もたくさん。多彩なアンソロジーで楽しめた。頑張ろうって思える。
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お仕事をテーマのアンソロジー。
伊坂幸太郎さん作品は以前読んだことがあった。
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世の中には色々な仕事があるんだなぁと改めて思う。
救急センターの電話は、読んでるだけで手に汗握りました。
農業のゑいさんが、かっこよくて素敵でした☆こんなおばあちゃんになりたい(笑)
あと、スプーンひとさじの砂糖、というメリー・ポピンズの歌の中の言葉が心に残りました。 -
伊坂幸太郎が読みたくて購入。
伊坂幸太郎と山本幸久が頭一つ抜けて面白い。
もっと読んでみたくなる短編を書いている。 -
美術品輸送
災害救急情報センター通信員
ベビーシッター
農業 ゑいさん
イベント契約社員
新幹線清掃スタッフ
前向きになる話が多いけど、共感したかといえば、微妙。
こんな世界、考え方もあるんだな。
彗星さんたちは、別の短編集で読んだことあった。
『常にベストをつくせ。見てる人は見てる。』
『次の日には、少しは物事が良くなっている』
『大事なのは、冷静でいることと親切でいること』
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伊坂幸太郎さんの短編集収録の彗星さんたちが良かったので、元のアンソロジーの方も読んでみました。それぞれの作家さんの色が出ていて楽しめましたが、短編自体あまり好きではない方なので、評価は普通になってます。
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この物語に出てくる人達は、みんな自分の仕事に誇りを持っていてかっこいい。自分の好きなことを仕事にする人、天職を見つけた人、大変だけどやりがいを見出せる人、様々な人がいたけれどどの人もプライドを持って働いているのが素敵だなぁと感じた。私も自分が誇りを持てる仕事に就きたいな〜
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お仕事短編集の第3弾。自分が一番共感できたのは第2弾だったかな。就活中の人なんかが読んだらいいんじゃないかと思いました。人生でいくつの仕事を経験できるか、そんなに多くないから小説で擬似体験、、
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“スプーンひとさじの砂糖”
お仕事が始まったばかりのわたしにぴったりの一冊だった
これから見かける沢山の人たちへの見る目も変わりそう
色んな人が色んなところで頑張っている
お仕事に上も下もない、好きになったもん勝ち
どんな花にも蜜がある。どんな仕事にも砂糖はある。どんな人生でも価値はある。