エール! (3) (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551470

感想・レビュー・書評

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  • 登録番号:11544 分類番号:913.68(3)

  • 東京に向かう新幹線で読了。伊坂幸太郎にひかれて買ったけれど、それ以外の作家さんの方が印象に残っている。ちょっと追いかけたい人も出てきて良かった。

  • 日明恩の119番の話が良かった。

  • 様々な職場で働くヒロインたちのお仕事小説アンソロジー第3弾。このアンソロジー、巻を重ねるごとに好きな話が増えている。
    今回はなんと86歳のヒロインも登場。
    伊坂幸太郎はやはり面白いし、日明恩と山本幸久が泣けた。

  • 働く女性アンソロジー。

    日明恩さんを目当てに。
    119にかけて最初に取ってくれる所。
    いたずらも多い中、こうして頑張ってくれている人達は
    本当に神経すり減らしているのだな、と。
    確かに現場の緊迫感はないものの
    それを判断する、大事な場所。


    ベビーッシッターも、かなり信頼がなければ
    やりづらい仕事です。
    しかしそんな仕事内容よりも、友人の方が
    非常に気になる話でした。
    ドラマチックに演出…悲劇のヒロインならぬ
    ドラマにどっぷりな感じの人。
    迷惑がかからなければ別に、ですが
    これは確実に迷惑被ってます。

    そして最年長ヒロインw
    世間をしらなくても、自分の世界を知っていれば
    それだけで十分です。
    生きて行く勇気と知恵さえあれば、大丈夫。
    という前に、やはり日頃の運動…とか
    己の生活を振り返ってしまいました…w

  • 「エール」は1巻から順に読んだが、どの話も普段馴染みのある仕事の「中の人」の存在、中の人がいるからこそ仕事が滞らず進み、成り立っていること、欠かせない存在であることを認識した3冊。もちろん、仕事の裏側などもわかって楽しかった。今までと見方が変わるだろうなと感じた。例えば気持ちよく乗り物などが使えるのは「中の人」がいるからこそだと頭が下がる思い、感謝の気持ちだと思う。どの話においても誇りを持って仕事をしているのが伝わって来る。今作で良かった話は「彗星さんたち」、「ラブミーテンダー」、「心晴日和」。

  • 20150511読了
    #鉄道

  • 学芸員ではなく美術品を運ぶスタッフだって重要。面白かった。

  • 伊坂さん目当てで購入。

    最初、どこか伊坂さんぽくないなぁと思ったのは、女性が主人公だからかな。何人かの語り手のなかに女性がいるパターンはあったけど、完全に女性が主人公と言うのは、伊坂さんでは珍しい気がします。設定もぶっ飛んでなくて、どうなのかなーと思い始めた頃に楽しませてくれるあたり、さすがですね。今回は他の作家さんの話とリンクしてたりして、この遊び心溢れるところが、やっぱりこの人が好きだと思わせてくれる。

    他の作家さんもとても良かったです。皆さん職業のチョイスがいい。華やかさはないけど、裏方で大事な役割を果たしてるような、普段全く意識したことないような仕事が多くて。こんな仕事もあるのか、こういうとこが大変なんだってことが分かって、新鮮で面白かったです。

    これを読んだら、世の中の見方が変わって、きっと楽しくなると思います。思いやりも持てそう。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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