エール! (3) (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551470

感想・レビュー・書評

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  • お仕事系オムニバス第三弾。
    まさかの伊坂幸太郎。そして、やっぱりうまいなあ。
    そして、今まで読んだことなかった作家さんと出会える、素敵な本でした。

    編者の大矢さん、HP時代から好きな方向性があっていて、こういう本を企画してくれるのってうれしいですよね。

  • シリーズ最終巻。
    2巻を読んでいないのでアレだが、1巻と比べると「面白い」と感じた話が少なかった。
    アンソロジー全体としての評価は、★3に近い2って感じ。
    -----
    ・原田マハ(美術品輸送・展示スタッフ)
     ★3/中途半端な終わり方が残念
    ・日明 恩「心晴日和」(災害救急情報センター通信員)
     ★4
    ・森谷明子「『ラブ・ミー・テンダー』」(ベビーシッター)
     ★4/妹の件は、なくてもよかったような……
    ・山本幸久「クール」(農業)
     未読/冒頭で「読みたい」と思えなかった
    ・吉永南央「シンプル・マインド」(イベント会社契約社員)
     未読
    ・伊坂幸太郎「彗星さんたち」(新幹線清掃スタッフ)
     ★3

  • 【収録作品】 「ヴィーナスの誕生」 原田マハ(美術品輸送・展示スタッフ)/「心晴(コハル)日和」 日明恩(災害救急情報センター通信員)/「ラブ・ミー・テンダー」 森谷明子(ベビーシッター)/「クール」 山本幸久(農業)/「シンプル・マインド」 吉永南央(イベント会社契約社員)/「彗星さんたち」 伊坂幸太郎(新幹線清掃スタッフ)

  • 心春日和 日明恩
    ラブ・ミー・テンダー 森谷明子
    彗星さんたち 伊坂幸太郎

  • 伊坂幸太郎目当てで読んだけど、初読作家の日明 恩の「心晴日和」という作品がとても良かったな。

    アンソロジーは、普段読まない作家さんの作品に気軽に触れることが出来ていいね。
    短編なので、長編を読むとイメージと違ってがっかりという事もあるんだけど・・・。

    伊坂幸太郎作品は、好き嫌いが分かれるところかと思うけど、私はこういうお話大好きです。
    空想のお話に盛り上がるっていう想像力とかユーモア、安心してバカなお話が出来る仕事仲間ってステキ。
    あと、やっぱ他の作品と繋げちゃうのは、反則!と思いながらも、その遊び心、楽しくて大好きです。

  • 伊坂幸太郎目当てで買ったのですが全部面白かったです。

  • 2014 2/1

  • アンソロジーは電車の中で読むのには丁度良いのだけれど、レビューに自分で誰それの作品が良かったと記しておいても、ちょっと時間が経つとさっぱり内容を思い出せない。

  • 人気作家による様々な仕事を紹介するアンソロジー第3弾。…って、前2作は読んでませんが。

    作家は原田マハ(美術品輸送・展示スタッフ)、日明 恩(災害救急情報センター通信員)、森谷明子(ベビーシッター)、山本幸久(農業)、吉永南央(イベント会社契約社員)、伊坂幸太郎(新幹線清掃スタッフ)。

    私は災害救急情報センター通信員の話が読みたくて手にとったけど、イマイチ…。
    まあ、一つの職業を深く掘り下げて、ではなくて「こんな仕事もあるんですよー」的に紹介するのがコンセプトのシリーズのようなので、しょうがないかな。

    個人的には、山本氏、吉永氏、伊坂氏のが面白かった。
    やっぱり伊坂氏はダントツ。
    構成、人物の描き方、伏線の張り方…。
    短編って、それがなかなか難しいのだけど、いやもう、サスガ、としか言いようのない起承転結。ちょっとご都合主義な感じもするけれど、許せてしまう構成。

    ただ、全体的には、ちょっと物足りないかなあ。

  •  人気作家6人によるオール書き下ろしお仕事小説アンソロジー。まさに玉石混淆。原田マハと伊坂幸太郎がはいったので買ったのに、肝心の原田マハがいただけなかったのが残念。中途半端で何が言いたいのかわからない。それに比べると日明恩「心晴日和」とか山本幸久「クール」はなかなかいい。ただ「クール」は意表に出た一幕劇という感じで、お仕事小説といえるかね。アンソロジー的には浮いている。最後を締める伊坂幸太郎はさすがにうまい。自作内登場人物名だけでなく他人の前作まで伏線に使うなんてのはずるいのでは(笑)。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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