改訂3版 グロービスMBAクリティカル・シンキング

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478020586

感想・レビュー・書評

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  • グロービス単科生としての受講経験も踏まえて記載する。

    クリティカル・シンキングとは何か?を懇切丁寧に示した書と言える。恐らく「分かる」という状態を目指すのであれば、この書で問題なし。(分かるだけでも見える世界が全く別物に変わりますが)

    「できる」を目指すのであれば多少工夫が必要である。クリティカル・シンキングに明確な解はあるわけではないので、ずばり考え方を身につける必要がある。もうここに関しては量を重ねるほかない。様々な枠組みを生み出しor学び、それは自分の中でストック化していくこと。これが重要であると思われる。

  • 上司に借りて読んだが、興味深い内容ばかりであった。
    ビジネス事例について、問題を分析し、論理的に解決する思考法を楽しく学べる。
    これは自分用に買おうと思った。

  • グロービスMBAシリーズ。

    感想。値段相応の学びは詰まっている。これまで巷のもっと手軽な本でかじっていたので、全く新たな出会いは無かったが、それでもクオリティの高い再学習の機会を貰えた。

    備忘録。
    ・枠組とは、イシューに答えるために考慮・判断すべきポイントと論点のセット。
    ・枠組はなぜ重要か。考える道筋が明らかになるため、その後の情報収集や整理、分析ご効率的になる。
    ・イシューの設定が非常に重要。イシューは質問文で設定する。
    ・whyと、tureを繰り返せ。
    ・理論展開の個人的なクセに注意。例、①情報の羅列だけで結論をできない。②一足飛び病。とか。
    ・状況を分析するとは、「分析対象のどこにどんな特徴があり、なぜその特徴が生まれたのかを明らかにすること。
    ・短絡的に結論を出さずに、高い解像度で状況を理解し結論を。
    ・分析的思考。分けると分かる。のやつ。
    ・統合思考。各要素をまとめあげ、曖昧さを許容しながらことを進める。
    ・良い仮説を作るには、①経営に関する知識、②特異点を察知する。 ③考え抜く。

  • クリティカルシンキングとは、論理思考の方法論を用い、批判精神と客観視点を持ち思考し相手に伝えることである。
    So what? Why? True?を常に問い続けることが基本。

  • ロジカルモンスターへの第一歩。復習復習。

  • 絶対よむ

  • 実務に役立つ。しっくり読み返したい

  • 論理の飛躍の話は興味深い。

    前提と結論の間に、大きな差や短絡的な考え方がある場合に論理の飛躍が生じやすい。

  • グロービスから出ているロジカル・シンキング系の本.クリティカル・シンキングは健全な批判精神を持った客観的な思考とされ,ロジカル・シンキングとの違いは何について考えるべきか(イシュー)を明確にする姿勢のよう.よりビジネスシーンに適した考え方と思える.
    ロジカル・シンキングで出てくるMECEやSo what?/Why so?は共通.イシューの特定,現状把握の切り口が特に参考になった.よくある論理展開のミスなども多数掲載しており,かなり実践を意識して書かれている.
    ピラミッド・ストラクチャーは中小企業診断士2次試験の解答骨子作成に使えそう.

  • 詳しくはメモに
    勉強会と事業の改善仕事でのアウトプット

    ・ピラミッドストラクチャー
    ・イシュー、サブイシュー
    ・so what? ,why ? true ?
    ・演繹法、帰納法
    ・間違った情報
    ・隠れた前提
    ・論理の飛躍
    ・ケースとのミスマッチ
    ・軽率な一般化
    ・不適切なサンプリング
    ・①構成要素分解②多面的に見る - (基本動作)
    ・①バラツキで見る②インパクトで見る③比較差分で見る④法則性特異点変曲点で見る
    ・MECE
    ・切り口と切り方の引き出し
    ・切り口-①足し算型②変数型③プロセス型
    ・因果と相関
    ・因果と言えるか(①時間的順序②相関の存在③第3因子が存在しない)
    ・にわとりたまごの因果関係
    ・グッドサイクルとバッドサイクル
    ・トヨタ生産方式(5回のなぜ?)
    ・因果の錯覚パターン①〜⑦
    ・①直感判断
    ・②第3因子の見落とし
    ・③因果の取り違え
    ・④最後の藁
    ・⑤真の目的が共有されない
    ・⑥手段の目的化
    ・⑦予期せぬ副作用
    ・よい仮説を作る上で質とスピードを意識
    ・質とスピードはトレードオフの関係ではあるが、それでも両方を高めよい仮説を出そうとする志が重要
    ・ファクトを集めすぎて時間をかけすぎない
    ・精度にこだわりすぎずにサイクルを回すごとに仮説検証自体の制度を高めればよい最初はざっくり早く
    ・ファクトの集め方はチャネルは複数持ってバイアスやチャネルごとの意見考え方を分散させて偏った視点のみのファクトになることを避ける
    ・確証バイアスと正常性バイアスに気をつけろ
    ・仮説が崩れた時に正当性を保ちたいとする感情で論理を補完しない、崩れたものは認めてやり直す
    ・分析〜問題定義に使う枠組みとそこから生まれた分析、問題定義結果を他者に伝えるときの枠組みは必ずしも一緒ではない。目的を明確化させ、相手が理解できる背景も創った上で論理展開する
    ・抽象化して概念化することで違う問題でも応用活用できる再現性ができる

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著者プロフィール

ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力。2022年2月時点で在校生・卒業生の累計は約1万人に達し、日本最大のビジネススクールへと成長しています。その他、関連事業として、 グロービス・コーポレイト・エデュケーション、グロービス出版、GLOBIS 学び放題、グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャー・キャピタル事業、 GLOBIS知見録、出版/電子出版事業 一般社団法人G1、一般財団法人KIBOWがある。

「2023年 『読めば3年後の未来に先回りができる 入社1年目からの「働き方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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