一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

  • ダイヤモンド社
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感想 : 156
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478061466

感想・レビュー・書評

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  • 子供側のアンケートがあるのが面白かった。ご自身の体験と子供側の意見と両側をふまえているので、とても参考になった。

    子供が大きくなったときにも指針にしたいので、定期的に読みたい本である。

  • 感動した。よくある教条的な育児本ではなく、名前の知らない誰かの成功体験がまとめられたものでもなく、ミセスパンプキンの育児をふりかえりながら、良かったこと、イマイチだったことを恥ずかしがることなくさらけだしており、それぞれに納得感があった。そして最後にある息子ムーギーの言葉は、母への愛で満ちていた。これがこの本の最高の証明でもあるのだろう。
    これまで何冊か育児本を読んできたが、間違いなくナンバーワン。

  • 借りたもの。
    偏差値偏向の詰め込み型教育ではなく、起業人や企業人を養成する――すなわちリーダーシップを発揮できる――人材を育てるにはどうすれば良いのか?
    それを統計的な観点から分析している本。

    一流のビジネスパーソンを育てる、あるいは子供に感謝される「親の教科書」。
    ただの「今、求められる人材或いはトレンドを反映する、経験者が語る子供の教育本」ではない。
    それは「子どもの“個性”に応じた」育児法だった。
    方法論とアンケートが交互に掲載され、どういう信念を子(アンケートに答えている人)に与えたか、子がどのようにそれを受け取ったかが書かれている。

    知性を養う読書などの教育環境、マナー・道徳を身に着けるための躾についてなど。
    やりぬく力、成功体験、自己肯定感……そこには今の大人向けの自己啓発本、ビジネスハウツー本にも繋がることも書いてある。

    つまりは、大人になって自己啓発で悩む前に、そのコンプレックスを解消する方法を子供のうちに学べという事か?

    私がこれを読んだのは、子育てのためではなく、劣等コンプレックスを解消するためだったのかも知れない。
    私の両親は教育熱心だったが、具体的な教育方針を持たず世間体に左右され、私の長所は一切見えない人達だった。
    成績が悪いのは自分のせいでもあるので、だたひたすら耐えるだけの勉強をし、苦痛に感じず勉強する同級生が羨ましかった。
    その違いを知りたかった。
    私に足りなかったのは自己肯定感だった。

    私が将来、子供を持った時に、この本を活かせるだろうか?

  • 主体性を伸ばす。
    自由に決めさせる。助けすぎず、サポートする。自分らしさを育む、役に立て、小さい自信。
    視野を広げる。
    知的好奇心を刺激。読書。興味持ったことを応援。
    やり抜く力。
    モチベーションを高める。応援団。期待する。
    最後まで。投資する、真剣でないなら叱る、途中でやめさせない、失敗を乗り越える。
    コミュニケーション。
    場慣れ。会話する。価値観を押し付けない。感情的にならない。感謝する。相手の立場になるように。
    勉強。習慣つけ。なぜ。メリット。環境。競走意識。報酬?。結果もプロセスも。勉強至上主義ではなく。
    しつけ。
    自制心、思いやり、教養。親の会話。子供は真似する。
    無償の愛情。
    プラス思考。比べない。正しいほめ方。非行には執念。信頼。無償の愛。




    子供たちはどう思ってるかわからないけど結構できてるかな〜〜?妻に感謝です。

  • 1 主体性を最大限に伸ばす
    自由に決めさせる。サポートはする。
    2 視野を広げ、天職に導く
    知的好奇心を刺激、読書を習慣化
    3 やり抜く力ぐりっとをはぐくむ
    挑戦させ、途中で簡単にやめさせない
    4 コミュニケーション能力を磨く
    社交の場に参加させる。書く習慣をつける。外国語教育は幼少から
    異なる視点・価値観・感情を理解させる
    感謝、相手の立場に立つ、動物を飼う
    5 自分から勉強するようにする
    習慣づけ、動機付けをする
    6 勉強以外の勉強もする
    自制心、思いやり、教養をしつける
    7 無償の愛情を感じさせる

  • 4人の子育てをしたミス・パンプキンが、自分の経験を振り返りながら解説をしているのが説得力あってよかった。
    後書きにじんわりきた。

  • 単なる学歴ではなく、リーダーシップ溢れる一流のビジネスパーソンに子供を育てるための方法について体系的に書かれていて非常に読みやすい本。しかも自身や母親であるミセスパンプキンの経験談に捉われることなく、一流学生のアンケート結果というデータに基づいたものをまとめているため、非常に信憑性も高く、納得しやすい内容だった。子育てにあたり繰り返し読み返したい本だった。

  • 子供の成長に合わせて、ざざっと繰り返し読んでみたい本ではある。
    が、インタビューは学生で良かったのかな? とも思う。

    「してほしかったこと」って、それをしていたことによって他の面への影響もあるだろうし。インタビューの抜粋では(学生が)そこまで深く考えていないようにも見える。
    その学生が親になって子育ても経験し、さらに視野が広がった後で、改めて自分の受けた教育を振り返った時に、最終的にどう思ったかの方が気になる。

  • 本作品は実際に200人の一流大学生にアンケート調査を実施し、その内容と著者の体験をベースとした内容となっている。
    子育てに関する本もいくつか読んだが、自分自身がこれまで考えてきた子育ての方針と共通する部分が多く、その方針が間違えていなかったことを確認できたとともに、新たな気づきも多く与えてくれる本であった。
    全7章から構成されており、本質的な部分は各賞の終わりにまとめられているので、時間のない方や振り返るときにはピンポイントで見ても十分に役に立つ。さらに、その裏付けとしてアンケート結果や著者の体験談が語られており、納得感をもたらす構成となっている。

  • 自分で目標を設定すると集中力が違う/方向性を助言する/一流のリーダーはほぼ例外なく、すさまじい読書家/初志貫徹させるという継続力を身につけさせる(やり抜く力グリッドを育む)/ミスは原因を考えさせる/「受け入れられる自信」

    教養はひけらかすものではなく滲みでるもの

    「子育ては~私が子どもたちに一番必要とされた時代であり、私の人生のどの時代よりも意義深く精一杯生きることができた充実した日々」

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著者プロフィール

ミセス・パンプキン
『一流の育て方』著者
立命館大学法学部卒業。家庭問題、人間関係、人生相談の専門家として、国内最大級の経済メディア「東洋経済オンライン」で長年にわたり人気コラムを連載し、6年間で7300万PVを突破。4人の子どもはそれぞれプライベートエクイティ・プロフェッショナル、ニューヨーク州弁護士やロンドン勤務の公認会計士、北米名門大学教員など、グローバルに活躍するプロフェッショナルに成長。
「20年後、子どもに感謝される育児法」をコンセプトにした、ムーギー・キム氏との共著『一流の育て方』(ダイヤモンド社)は20万部を突破し、5カ国語で翻訳され、大ベストセラーとなった。「育児」「家族関係」「人間関係の改善法」をテーマに、講演・執筆多数。
https://www.pumpkinsalon.com/

「2018年 『あらゆる悩み・不満・ストレスが消える!最強の人生相談〈家族・結婚・夫婦編〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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