いま世界の哲学者が考えていること

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478067024

感想・レビュー・書評

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  • 分析し考えること。

  • 本読みたい。。

  • 未来について考える、哲学シリーズ3冊読了。
    人類はどこへ向かうのか?より良い未来とは?

    人類とテクノロジーは切っても切り離せない。テクノロジーは問題も引き起こすが、良いことをもたらすことのほうが少しだけ多い。これまでもそのようにして発展して来た。(中世の王様より、現代の我々一般市民は確実に良い生活環境を授かっている)
    このようにしてテクノロジーの進化を促す目に見えない流れをテクニウムと呼ぶ。
    しかし、そのようにして発展して来たのは、必然なのか?それとも、我々自身の意思によってなのか?人間には自由意志はあるのか??我々は初めから決められたレールの上を走っているだけなのか?
    自由意志に関する現在のコモンセンスは「自由意志はない」ということらしい。しかし、「あると思いたい」。なぜなら、自ら熟慮し、判断し、選択することが「より良い未来」を作るはずだから。そしてまだまだ劣勢ながら「自由意志はある」という勢力が増して来ているらしい。
    より良い未来のためには、テクノロジーを活用しながら、生命や宗教といった多様性を容認していかねばならない。
    そのためにも、もっと人間を理解しなければならない。これからの人類において、間違いなく脳科学はキーテクノロジーだろう。
    なーんてことを学び、考えたのでした。

  • なんちゃら派とかはよく分からないし、面白くない。
    そういう意味で一章はつまらない。
    二章以降は、現実世界の変化とその捉え方の基礎が書かれていて面白かった。

  • 2017/06/01

  • 2017/05/18:読了
     最初の方は面白かった

  • 今日においてあまり役に立たないと言われている哲学を上手く社会問題と結び合わせていて、その話題について関心が湧いた。イスラム系の宗教とキリスト教とのせめぎあい、原理主義者と科学者とのせめぎあいなど、世の中でとっつきにくい問題に対して別の観点から鋭くついていてはっとさせられた。

  • タイトル通り、いま現在哲学者が何を考えているのかを浅く
    広く紹介した本であり、それ以上のものではない。この本を
    読んでから、気になった分野のさらに詳しい本へと進むのが
    正しい読み方か。ただ、科学哲学関係の本を読みあさった
    直後だけに、その方面にまったくと言っていいほど触れて
    いないのは気になった。浅く、そして「やや広く」という
    表現が一番当たっているのかも知れない。この本で触れ
    られていないことは哲学者は考えていない、なんてことは
    ありえないのだから。

  • IT
    BT
    資本主義
    宗教
    環境

  • うむ。私には難しい本でした・・・。やっと読了。と言ってもほぼ頭には入らず。
    最初の章はちんぷんかんぷんで、次の章からは章のタイトルは興味があるんだけれども、内容に全くついていけず・・・泣

    現代のいろいろな課題を哲学という観点からなんか方向を見つけていけるような内容を期待していたけれども、結局は現代の哲学者たちの考えを集約したという感じ。タイトル通りっちゃタイトル通りだけれどもw

    なんか不完全燃焼に終わりました。私が哲学について何の知識もないまま読んだからかもしれませんが。

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著者プロフィール

玉川大学文学部名誉教授。九州大学大学院文学研究科単位取得退学、博士(文学)九州大学。専門分野:哲学・倫理学。主要業績:『異議あり!生命・環境倫理学』(単著、ナカニシヤ出版、2002年)、『ネオ・プラグマティズムとは何か』(単著、ナカニシヤ出版、2012年)

「2019年 『哲学は環境問題に使えるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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