世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478068441

感想・レビュー・書評

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  • コロナ禍もあって月1の坐禅会に行かなくなり3年以上。コーチステートもしかり脳を休ませるためには大事。極めるととても気持ちがよいものらしいが、そこまでの境地に至ったことはない。
    並行して処理することに慣れすぎてしまっているのは、忙しい毎日のせいか…。
    職場でのランチ中のLINEやインスタチェックをやめてみよう。
    再読必須。

  • 【はじめに】科学的に正しい「脳の休め方」
    ◎多くの人は、身体ではなく、脳が疲労している。
    脳は「何もしない」でも、勝手に疲れていく。
    ◎脳の休息法
    ↳①マインドフルネス呼吸法…とにかく脳が疲れている時
    ※疲れやすい脳は「現在」を知らない。
    ↳②気づくと考え事をしている時…ムーブメント瞑想
    ※マルチタスクをやめる→歩行、食事瞑想など。
    ↳③思考のループから脱したい時…モンキーマインド瞑想
    ※良し悪しで判断しない→ラベリングする。
    【レクチャー1】「疲れない」を科学的に作るには?
    ◎マインドフルネスの主な効果
    ↳集中力の工向上.感情疲労の向上.自己認識力の変化.免疫機能の改善
    【レクチャー2】「疲れやすい人」の脳の習慣
    ◎ランチタイムでできる脳の休息法
    ↳食事瞑想
    【レクチャー3】「自動操縦」が脳を疲弊させる
    ◎雑念は「自動操縦の心」に忍び込んでくる
    ↳マルチタスクが脳の集中力を下げる
    【レクチャー4】脳を洗脳する「睡眠」×「瞑想」
    ◎クスリで「脳の疲れ」は癒せない
    ↳眠りながら「洗浄液」で脳の疲労物質を洗い流す
    ↳寝る、起きる時間を一定にする
    ↳カフェインや刺激物を避ける
    ↳悩み事を書き出してから床につく
    ↳朝起きたら日光を炙浴びる
    ↳適度な運動をする
    ↳長時間の昼寝は避ける
    【レクチャー5】扁桃体は抑えつけるな!
    ◎脳の疲れを防ぐ食品
    ・毎日摂取したほうがいい食品
    ↳野菜、果物、ナッツ、豆類、イモ類、魚、チーズ、ヨーグルト
    ・ほどよく摂取したほうがいい食品
    ↳鶏肉、卵

  • おもしろい本。
    二段構えで、いかに瞑想が大切か、
    マインドフルネスが、今を生きることに役立つか、
    わかりやすく書かれていた。

  • これはマジでおすすめ

  • いわゆるメインドフルネス本。
    通常脳は「なにもしない」ことができないので休め方を知らないと本当の休息はできないよ、ということでその休息法が紹介されている

    大きく2部構成になっていて、最初に、悩みに応じた7つの休息法の紹介。その後、とある疲れた研究者が悩み、休息法を身につけていく物語が紹介されている。

    この本に出会ったのはずっと前で、その時は休息法だけ読んで疑心暗鬼ながら何度かやってみただけだった。今回、改めて全文読み、後半の物語の主人公がまさに自分みたいで(こんなに優秀ってわけではなくて考え方とか頭の硬さとか)、読んでよかったと思った。何事も方法だけじゃなくて文脈を理解することは大事だなーと改めて感じた。

    読了後、毎日マインドフルネス呼吸法を実践中。他に紹介されている方法も、折に触れてやってみよう。

  • 呼吸に意識を向ける。今ここに。
    瞑想はいつでもどんな体勢でも出来る。
    良い本だった。

  • 思考は思考に過ぎない
    今ここに意識を向ける

  • オーディオブックで聴書

    はじめにオーディオブック版の欠点として、図がないことがあります。ナレーションでは図〇など言っているのですが、添付資料に図がありません。他の書籍では全てないにしろ、多少は添付資料としてダウンロードできるのですが、本書は全くないのが残念でした。

    内容について、良かった点は
    ・最初にマインドフルネスの実践方法がまとめて紹介されている
    おかげで最初にどのような方法があるのか把握しておくことができます。
    ・ストーリーが楽しい
    禅寺の娘で父への反発から座禅が嫌いな主人公ナツがイエール大学へ留学し、マインドフルネス脳科学の第一人者である教授のもとで指導を受け実践し、自身や周囲の人々が成長を遂げるという物語です。
    最初、実話だと思って聞いていたため、素晴らしいサクセスストーリーだなと感動していたのですが、あとでフィクションだと分かってがっかりしました(笑)(ちゃんとフィクションだとの前置きがあります)
    そのぐらい面白いストーリーなので、これを読むだけでも本書を買う価値があります。さらに物語中にマインドフルネスのすべての方法が盛り込まれているので、ビジネス書の説明臭さを感じずに楽しく学べました。

    本書で学んだことを挙げます
    ・マインドフルネス呼吸法:特に集中力を向上させたい
    ・RAIN:怒りや衝動に流されそうなとき、扁桃体ハイジャックに陥らない脳構造を作る
    ・人間の幸せの48%は遺伝、10%は財産や地位、42%は個々人の行動や気持ち

    私自身怒りっぽいところや、集中力が低いことに悩んでいたので、マインドフルネスを実践し改善していきたいと思います。

  • 深い呼吸の重要性はヨガを通して自分でも実感。

    レジリエンス(resilience)に関する内容が一番興味深かったかもしれない。
    ー元々は「復元力」を意味する物理学用語で、心にかかったストレスに対処する力、自らの精神を元に戻そとする力を意味するようになった。レジリエンスとは心の平静を保つ能力であり、その意味では脳の休息の基礎を成すものだと言ってもいい。

    レジリエンスを高めるための一般的な方法は以下のとおり
    ・楽観性(楽観的でいることで脳の前帯状皮質の活動が変化する)
    ・ソーシャル・サポート(ストレスホルモンを生み出す視床下部ー下垂体ー副腎系を抑制するとのデータあり)
    ・思考の柔軟性(苦難は成長のチャンスなど)
    ・倫理基準や信念(スピリチュアリティや信仰心を含む)
    など(引用)ー

    マインドフルネスだけでこれらすべてを総合的に高めることは難しいような気もするが、こういう意識を持って、日々を過ごせたら、社会全体の幸福度が上がるだろうと思う。

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著者プロフィール

医師(日・米医師免許)/医学博士。イェール大学医学部精神神経科卒業。日本で臨床および精神薬理の研究に取り組んだあと、イェール大学で先端脳科学研究に携わり、臨床医としてアメリカ屈指の精神医療の現場に8年間にわたり従事する。そのほか、ロングビーチ・メンタルクリニック常勤医、ハーバーUCLA非常勤医など。2010年、ロサンゼルスにて「TransHope Medical」を開業。著書にベストセラーとなった『世界のエリートがやっている 最高の休息法』『脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]』 (以上、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『脳を最大限に活かす究極の運動法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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