- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478374221
感想・レビュー・書評
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一企業の経営企画部門で働く主人公が、ビジネスで利益が生まれる仕組みを知り尽くした年配の人物から講義を受け、23の利益モデルについて理解を深めていくというストーリー。
本書に示されている利益モデルだが、「戦略」に言及しているもの、「戦術」に言及しているもの、さらには「企業運営」について言及しているものなどさまざま(悪く言えばバラバラ)であり、そういった意味ではやや腹落ちが悪いようにも感じた。
書かれていることは、示されてみれば当たり前というものが多い。一方、後半に書かれているモデルの中には、読んでも意味がよく分からないものが少なくない。
しかしながら、これを活字で読み通し、さらには頭の中で整理できているといないとではやはり違うと思う。
そこで本書の章を1つ読んでは、補足手段として要約・解説サイト(個人的にお薦めなのはこちらのサイト→http://www.everydaybizidea.com/2013/06/blog-post_13.html)などを併用して理解を深めるようにしてみてはいかがだろうか。
イノベーションとは、その多くが既存の知識を組み合わせたものであり、考えてみれば当たり前と思われることを競合に先がけてビジネス化することである。なので、本書においても「そんなこと知ってるよ」で済ませないようにしたいものだ。
本書が扱う「利益モデル」は「ビジネスモデル」とは微妙にニュアンスが異なり、それが前述した“腹落ちの悪さ”につながっているのかもしれない。
もっと明解に「ビジネスモデル」の基礎を知りたいという人は『カール教授と学ぶ成功企業31社のビジネスモデル超入門』という本をお薦めする。
本書の内容に加えて「フリーミアム」や「ロングテール」など、ネットに関するビジネスモデルも含めてイラストや図表を交えて分かりやすく解説されているので。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
利益モデルを体系化した本。
最後の方は流し読みであったため、理解しきれていない点もあったが、課題として挙げられていた書籍も含めて読み各利益モデルも現在の企業の利益モデルと照らし合わせながら余裕があるときに再度読みたいと思う。 -
顧客ソリューション利益
製品ピラミッドをつくる バービー人形
ユニークな製品
マルチコンポーネント利益=コカ・コーラは場所によってシチュエーションによって値段が違う。
時間利益モデル=先行利益
単調な骨折り仕事をマスターできるか
品質利益モデル
営業部隊意欲モデル=インセンティブをつける
利益増殖モデル=キャラクター製品
起業家利益モデル=全社一丸となる
スペシャリスト利益モデル=IBMなど -
一回ではあまり理解出来なかった。何回も読みたいです。
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済
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講師と社員の対話形式で23のビジネスモデルを紹介していく本です。勤めている会社は必ずどれかのビジネスモデルに属していると思われます。
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何度も読まないとすべてをつなげられないかな。
すごい本なんだと思います。
ただ、実感をもって「あぁ!!」となれなかったので、今後また読み直して理解できればと思います。
ただ、この本を理解できるようになるには、どの本にヒントもらえばいいんでしょうか。。。 -
利益とは何か、を難しくとらえずにわかりやすく教えてくれる本。基礎的な部分は理解できたが、後半につれてやや難しい部分があった。自分的には二回読まないと完全理解は難しいかなと感じた。
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利益のモデルを多く学ぶことができる。ストーリーテイストで展開されている。前後の話は続いてるものの、利益の種類ごとに話が展開されているため、自分が学びたい目的の利益の項目について読むこともできる。
しかし、ストーリーテイストの為、主人公の感情などが要所要所に入っていることもあり、煩わしさを感じる人もいるかもしれない。