- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488477011
感想・レビュー・書評
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とてもスッキリ読みやすく、テンポのいい作品。
キャラクターが織りなすおバカさ加減が入りやすいです。
オチは読めてしまいはしたが、作品全体の軽やかさが気に入りました。
ガッツリミステリー好きにはやや物足りないかもですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
軽快なテンポの会話とストーリーは、謎解きはディナーの後で、に通じますね。僕はこっちの方が好きですけど。トリックはまぁそうだろうな、って感じでした。
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東川篤哉作品であります。今までシリーズを追いかけていましたが、こちらはこれ一本の長編。表紙の感じからシリアスめな感じかなぁとか思っていましたが、いつも通り安心のギャグミステリでした。
トリック自体は序盤から解ってしまったのですが、まさか館全体が…………だとは、全く気づきませんでした(苦笑)
あと東川作品ではいつものことですが、キャラクターにやられてしまいます。この三人で続きが読みたい。 -
謎解きはディナーの後ので作者さん。
初めて読んでみました!
…が、私にはどうやら合わなかったみたいです。
建物の構造がキーとなるトリック殺人?(事故)なのですが、
正直ここまでのページに見合わない内容でした。。
それをきっとこの作家さんのテイストである
軽妙な語り口でラストページまで持っていったという感じでしょうか。
謎解きのドラマは好きだったのですが、
活字にすると苦手なタイプなのかも。
(あくまでも個人的な好みですが。)
珍しく最後まで読むのが苦痛だった…。 -
著者の本はキャラクターが際立っていて、それぞれがきちんと役割通りに動くので、分かりやすい。またセリフも掛け合いがうまくマッチしていて面白い。
ミステリーとしては、分かる人なら見取り図から分かるだろうし、分からない人はあっけにとられるかも知れないが、伏線はしっかりとしているのでその点はフェアな方かも。その点が評価が分かれる部分だと思うが、どちらにしても一つのエンターテインメントと考えれば、楽しめるのではないか。
個人的には舞台劇を見ているような感じで、楽しみながら読むことができた。いつになるか分からない、続編も読んでみたい。 -
こういう、馬鹿馬鹿しいほど壮大なトリック、結構好きです。
この作者の作品はほかにまだ二、三しか読んでいませんが、いずれもユーモアの衣をまといながら、ミステリーとしての骨格は結構しっかりしていて、何か、志、のようなものを感じます。この作品も、悪ふざけのようなユーモアが時々邪魔に思えるときがありますが、大きな意味でそれも伏線なのかな、と思います。
ちょっとおまけで星4つです。 -
瀬戸大橋開通を目前に六角形の館での殺人事件。四国のすぐ近くの島での出来事であった。そこに招待されたのは、刑事と探偵。東川先生の作品は、ブラックユーモアなどがあって、とても面白い。
刑事より探偵が活躍するのが、いつもの事である。名探偵が好きなんでしょうね。
この館の真実の姿。絶対に事件の謎は解けませんw -
2010608
相馬隆行
小早川沙樹
奈々江 -
一言で言えば、なんてややこしいトリックwヒントが割と出ていたかな。
台詞の後の刑事の本音が笑える。良くも悪くも言いたいこと言って素で生きてる刑事と探偵に影響された奈々江ちゃんの変化が愉快。おふざけの中にも前向きな刺激を受ける出会いを練り込み、読後感は悪くなかった。