- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532190064
感想・レビュー・書評
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二回目の読了。一回目は新入社員時で、書いてある字面しか理解出来ず、ふーんという感想。二回目、ファイナンスやアカウンティングなどMBAの基本は身につけた後では、なるほど教科書に書いてないが納得の実学だと理解。しかしまだ頭で理解しているレベル。実際に経営で苦しんでから再び読んだ時初めて100%腹落ちできそう。
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実情に合わせて形を変え、対応できることが会計学のいいところなのではないかと思わせてくれました。いま学んでいる会計学が、いったいこの先なんの役に立つのか、どのように活用していけるのか、今のうちから考えながら勉強していくことが必要だなと。最終的には実務で使えるようにならないといけないんだ、という意識を置きながら勉強することで日々の勉強から得られるものも変わってくるのではないでしょうか。
もう少し内容面に関しての話。本書は経営や会計の技術についての本というより、稲盛さんの経営哲学が軸になっていると思います。経営と会計のことを話しのきっかけにしつつ、彼自身の考え方、理念を訴えている印象。拙著「アメーバ経営」のほうも読みたくなりました。 -
2013−003
今までビジネス書を読む時に、必要なところだけ読めばいいと頭で分かっていたものの、つい全部読んでいたが、初めて必要なところだけをピックアップできた。
キャッシュフローでビジネスをしている今、どのように京セラは管理してきたのかを学びたかった。
アメーバ経営は組織となっていない今は自社の経営のために知っても活用できないし、組織コンサルをしているわけでもないので読み飛ばした。
「値決めは経営」という言葉はズバッと刺さった。
今後もキャッシュフローベースで経営していきたい。 -
図が少ないまでも、
文章で経理とかの初心者にとってもよくわかるよう
簡単な例を上げて書かれていて、
非常に読みやすいしわかりやすいと思いました。
稲盛さんの人柄が出てる感じですね。 -
京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者で現JAL会長の稲盛和夫氏の有名な本です。会計を通じた、経営についての思想・哲学が書かれています。
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経営×会計の入門書。
抽象論、精神論多し。 -
ずいぶん前に読んだことがある本なのですが、再読。その間に財務会計の勉強を少ししたので、確かにその頃よりも内容についてはよく分かるようにはなった気がします。
ここに書いてあることを考え出して、実践を徹底したというと、やはり凄みを感じますね。 -
会社の全体感を意識して仕事できるといいなと思い、これまで全くノータッチだった経理関係で、個人的に尊敬してる稲盛和夫の本を読んでみた。
第一に感じたのは、経理関係ないけど、素人だからこそ本質を捉えることができるってのもあるんだなと思ったし、素人だからといって遠慮してはいけないと感じた。
会計のど素人から自分なりの会計体系を作り上げたのはすごいな
第二に感じたのは、稲盛氏の本を何冊か読んでわかったが、彼の哲学が徹底して一貫しているのがすごい。日々考え抜いて経営していたんだなと。「土俵の真ん中で相撲を取る」とか。
第三に感じたのは、在庫の計上に関してだが、自分の仕事でも歩留まりを考慮して余分に作っているが、あまりはどうしているのだろうか。そもそもどうやって値段を決めているのか。それは妥当か。考えるいいきっかけとなりそう。
その他学び
固定観念、常識にとらわれるとその常識の範囲内でしか成果を出せない。例えば、コレコレの業界では売り上げの何パーが利益となるといった類の迷信を信じると、それ以上に利益を上げる力があっても、自ずとその迷信レベルに収まってしまう。
モノと金を徹底して一対一対応させる。これをおろそかにすると、数字を操作できるものと考えてしまい、不正に繋がりかねない。
利益を上げるには、極論、売り上げを増やし経費を減らす
社員一人一人が会社の方針、経営状況を知ることで、皆が同じ方向を向ける。
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96当座買いの原則
101経営において責任ある立場の人か自ら完璧主義を貫くよう肝に銘じていれば、資料内の辻褄の合わない部分や数字のバランスが崩れているところに鋭敏に注意がいくようになるはず。
103経営哲学の根底「人の心をベースとして経営する」。うつろいやすく不確かなものも人の心。これほど頼りになるものはないというのも人の心.106「ダブルチェック」は人に罪を作らせないための原則
182 「天の時、地の利、人の和」