独学で歴史家になる方法

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 135
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534056474

感想・レビュー・書評

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  • 想像する内容からは程遠く、正に帯に短し襷に長し

  • 史料のウラ読みのための本になっているような。

  • <感想>
    著者が執筆する際の資料調査のノウハウを惜しみなく紹介している。教科書に出てこない歴史の見つけ方を教えてくれる。内容的には著者の実際の体験談で構成されている。
    扱われている歴史のネタのほとんどを知らなかったため、自分にはまだ早かったという感想。

  • 書かれてることをすべて実行するのは難しいかもしれないが、心がまえや勉強の仕方など、できることもありそう。
    事例が豊富なので、「在野研究者」にならずに生涯「歴史愛好者」でもいいや…という人にもおもしろい本。

  • タイトルで興味を惹かれて読んでみました。
    本の読み方から始まり丁寧に『歴史家になる方法』が示されています。
    まだ何もできていないけれど歴史を勉強したいと思っている方に
    向いてるのではないでしょうか。

    史料を読んでいると矛盾に気が付き
    調べると筆者の立場により記載内容が違うので
    ではこちらの方が嘘ではないだろうか、などと辿り着くことがあります。
    また市販の本が引用が間違っていたり、旧暦なのか新暦なのかあやふやだったり
    元号が誤っていたりなどすることもあります。
    調べた資料が重なり真実と思われることにたどり着けたときの嬉しさは
    万人に共通なのではないでしょうか。

    この本の本旨からは逸れますが、
    薩長の倒幕勢力は尊王攘夷をスローガンに攻撃し
    政権を奪うと開国和親に変更して富国強兵をスローガンに近代化=欧化した。
    これは開国和親の必要を認めながら、幕府を窮地に陥れるために
    攘夷を主張した欺瞞であり、
    明治維新=日本の近代化な欺瞞の中で成し遂げられた変革である、
    明治維新のねじれであるという点、
    自分なりに様々な史料をあたった結果も同様なので共感します。

  • ・ブロクを研究日誌として活用する
    ・コメント機能を利用して交流する

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著者プロフィール

1949年、東京生まれ。ノンフィクションライター、在野史家。主な著書に、『史疑 幻の家康論』『異端の民俗学』『知られざる福沢諭吉』『サンカと三角寛』『日本人は本当に無宗教なのか』『独学文章術』など。

「2022年 『村八分』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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