- Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566024120
感想・レビュー・書評
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約6000千年前に生きる狩猟時代の少年主人公トラク。群れから離れて暮らしていたため、各部族の掟やテリトリーを知らずの内に破ってしまい、何度も殺されかける。結局この時代でも恐ろしいのは人間だよな、と思う。その一方喜びをもたらすのもまた人間だったりする
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シリーズものだけど、少しずつ真相に迫っていく感じがいい。
独立した物語なのでこの巻だけ読んでも楽しめる。でもやっぱり前作『オオカミ族の少年』から読んだ方が楽しめると思う。 -
ワタリガラス族のもとで生活を続けていたトラクは、ある日恐ろしい病が森全体に広まっていることに気づく。フィン・ケディンの忠告を無視して旅に出たトラクは、アザラシ族の少年たちに捕まってしまう。しかし、アザラシ族の魔術師テンリスのおかげで病を治す薬の元、セリクの根を探しにいくことに。そんな中、トラクはレンとウルフに再会する。テンリスに危険を感じたレンはトラクに忠告するが・・・。トラクは魂が肉体を離れることができる者、“生霊わたり”なのか?新たに分かった”魂食らい”の真実とは?
レンの引用文の言葉が心に残りました。人は、何か違うところがあるとすぐに気味悪がったり特別扱いしたりするけど、レンはそういうところがなくてすごい好感が持てます。最後のシーンは思わず涙が出ました。テンリスがトラクに最初のころはずっと優しかったのはトラクのことを少しは想っていたからだと信じたい。悪に手を染めてしまった人だけれど、心の奥底では優しい人だったのかもしれないと思います。途中からまたウルフが戻ってきたので良かったです。3巻以降、また活躍してくれることを望みます。 -
1は面白かったんだけどなぁ
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クロニクル千古の闇シリーズ第二巻
09’10’8 -
内容は1巻がおもしろいけど、表紙は2巻が一番好き!
これも途中までしか読めてないから読みたい!! -
酒井駒子さんの絵も、この本にしっくりきてます。小学校4年か5年で読みたい本です。
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生霊わたり (クロニクル千古の闇 2)
ミシェル ペイヴァー
評論社(2006-04) -
トラクに与えられる試練が辛い。
その中でも希望を与えてくれるウルフ語が楽しい。
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千古の闇の第二巻。
紀元前6000年という時代設定にしては、かなり話のエリアが広いけど、そのぶん人を絞って書いているので、ぶれない。読みやすし。