英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

  • 亜紀書房
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感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750514086

感想・レビュー・書評

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  • 安定感がある。また読みたい。

  • 再来日の話しかと思いきや、前作で収録出来なかったものをまとめたとの事。
    二番煎じ感が拭えず既読感があり勢いに欠ける。
    一冊目が良かっただけに非常に残念。
    是非再来日して、2回目ならではの深まった日本の食への思いを書いて欲しい。

  • 続編も、面白かった!

  • 食べたものの中には当然著者の口に合わないものもあり、あの食べ物に対してそんな風に感じることもあるのか、という発見がある。前作に続き、またもや行きたいところや食べたいものが増えた。

  • 食欲を増幅させる文章にお腹が減る。英国一家の第二弾。フードジャーナリストというのは国境など関係なく、食レポが上手い。英国一家の旅というのは見ていて微笑ましい。美味しそうな料理の写真を見ていると食べたくなる。

  • イギリス人トラベル&フードジャーナリストが家族とともに日本に滞在、日本食文化に触れる人気エッセイ第二弾。築地市場、かっぱ橋道具街、松坂牛、カツオ、フグ、味の素本社など日本人も知らない日本食の魅力が再認識できる。

  • 前作で未収録分に城崎編追加らしい。
    神戸ビーフへの誤解とやらを英語辞書片手に調べなくてもよくなった。
    念願の「牛のマッサージ体験」と「悪の手先味の素の社へ潜入」の体験レポート。
    なんちゅーか、インターネットがこんなに発達した現代においても、欧米人の日本観っていまだに黄金の国じぱんぐから続く摩訶不思議国家なのかといろいろ思ってしまう。
    中野のアレとかがそれを裏付けている悪寒。
    やはり、作品的には前作の方がバランスがいいがこの追補編のような本編はマニアックな面白さがある。
    が、これがこのままイギリスで出版されているとしたら、ますます日本の食文化が誤解されそうなんですが日本人の監修はなかったんでしょうか。
    子供さんがどうやらミルキー的な何かと勘違いし、吐き出し、とーちゃんもこれはちょっとと思った干し貝柱は、それ出汁的に使う方が多いんですよー。つーか戻さなかったら固いだろ。見てたなら教えてやれ店の人。
    まぁ、これは主観的に書かれているところが魅力の本なので仕方ないといえばそうかもしれません。
    思うに日本人は食の文化を他国のものであろうとそれなりに尊重する人が多い。
    海で閉ざされた国家に住んでいるため、生きるためには少々きてれつなものでも口にしなくてはならなかった日本人。
    逃げるという選択肢があまりなかったから、生きるために創意工夫を繰り返し、おいしさを発見するという能力を磨かざるをえなかったともいえる。
    味覚は後天的なものが多いから、訓練のたまものでしょう。
    食=生に直結しているため、受け入れるかどうかはともかく欧米人のように頭ごなしに否定することはあまりしない。
    なぜって食文化を尊重することは相手の生き方を尊重することだとどこかで思っているからかもしれない。
    だから、他国民に食文化を肯定されると嬉しさ指数はぐっとあがる。
    と、自分は勝手に思っているので、この本を読むとかなり嬉しい。
    毒魚やずっと後で入ってきた牛肉食を独自路線で戦って自分のものにしてきたんだぞ、という妙な誇らしさを感じてしまう。
    が、オムライスは……おかーちゃんのオムライスより京都某店のふわふわオムライスを食べてほしかった。
    個人的にはおかーちゃんオムライスも好きだけど、自慢するならやっぱりふわふわだと思うの。
    こんな風に一喜一憂しながら城崎にて、この本は終わる。
    日本が誇る西村屋本店でのおもてなし、出版社的には「ベストセラーありがと!」という気持ちもあろうがおそらく「どうだ世界よ! これが日本だ!」という気持ちもちょびっとあったのではないでしょうか。

  • ヘビまで食べるとは...
    恐れ入りました。

  • 前巻英国一家日本を食べるで収録されなかった原著の残りの章と特別番外編で構成されている。従って前巻は読んでいた方が良いです。
    しかし、相変わらずおなかが減る本ですよ。

  • 次来日されたら日本海側や東北にも是非。。。或いは太地町でクジラや、信州で蜂の子を!

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    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=694

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著者プロフィール

英国サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。2010年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。パリの有名料理学校ル・コルドン・ブルーで一年間修業し、ミシュラン三つ星レストラン、ジョエル・ロブションのラテリエでの経験を綴った"Sacre Cordon Bleu"はBBCとTime Outで週間ベストセラーになった。

「2020年 『三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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