ウエハ-スの椅子 (ハルキ文庫 え 2-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758431026

感想・レビュー・書評

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  • 2017年10月7日に紹介されました!

  • 幸福の側には絶望が。危うさには美しさが付きまとう。ウエハースの椅子のように脆くて儚い、夢の中のような物語。

  • なんてあやうい恋なんだろう。でもなんとなくわかる。

  • このお話を理解するにはまだ自分はお子様だなーと思った.
    大人の話,という印象.
    「幸せの象徴」という言葉がすごく儚げに感じた.

  • 狂人同士の恋でしたね

  • 装丁に惹かれて読んだ。登場人物の名前が出てこなくてぼんやりとした雰囲気が好きな小説。現在と交互にやってくる子供のころの記憶や絶望くんが良かった。恋人の存在に閉じ込められていると感じる「私」の現在を読むのはとにかく息苦しかった。不倫に重きを置いてない話だったけどそんなうまくいくか!と思ってしまった笑

  • ひとりになると傍らに浮かび上がる”絶望”。

    それを感じ取るが故の,更なる絶望と孤独。


    一方で,相手に全てを委ねるから悪いんでしょ,と思ってしまう私。こういう恋愛は積極的に嫌いかな。

  • 140423*読了

  • 再読。手持ちの本をいっぱい処分した時に、江國香織さんの作品の中で、これだけは残しておこうとした作品だった。

  • 処分

    絶望的だから処分する
    絶望的だけど、ロマンチック
    美しい狂気

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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