虚構の殺人者: 東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫 こ 3-19)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758432603

感想・レビュー・書評

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  • 安積さんは、本当に部下の事を思いやっているというか、勘繰りすぎているというか、過保護というか・・・。でも、少しプライベートに明るい兆しが見えた最後は微笑ましかったです。芸能界を舞台にした物語。実際はどうなのか知りませんが、華やか過ぎるだけに「そんな事もあるのかなぁ」という感想。ブランド名や服装にやっぱり時代を感じますが、それもまた、このシリーズを追いかけるうえで楽しみになってきました。これでベイエリア分署はおしまい。次にいきます。

  • もはや、事件より安積の仲間観察みたいな(笑)

    村雨から離して、大橋にチャレンジさせる所、良かったなぁ~♪ 真面目に事件を追い掛ける姿と、ちょっと笑える安積の独り言。

    いい感じに読み進められます。

    離婚した奥さんとも、やり直せそうな予感だし

  • 刑事も意地を張る。なるほど勉強になりますw 

  • 今回は犯人捜しというより、部下を率いる安積とその部下達との人間関係を描いた作品といった方が良いのかな。

    多かれ少なかれ組織というのはこうした葛藤を抱えているんだろうなぁ。

  • 1990年12月大陸ノベルス刊。1997年10月ケイブンシャ文庫刊。2006年10月ハルキ文庫刊。東京ベイエリア分署シリーズ2作目。この時期の安積班もなかなか楽しく、面白い。

  • 「安積班シリーズ」の2作目
    前作と話の流れが似ています

    現実にはほとんどないそうですが、ドラマではありがちな本庁と所轄の対立、世俗でよくある刑事のイメージそのままな感じで、最近の作品とは時代を感じさせます

  • 安積係長@湾岸分署の二作目
    テレビ曲のPがライバルを女優のマネージャーと俳優に殺させた
    いい番組が作りたかった。局次長の昇進もある。死んだ男だけパーティに同じ局から2名招待。男と利害関係がある。自殺説に対抗する唯一の手掛かり。須田は招待者リストをDB化しているを知っていたが、安積は知らず
    元暴走族がヤクザに盗難車を卸していた事件も解決
    覆面パトカーのマークⅡから赤いライトを車外に取り付ける瞬間は快感
    独り暮らしを始めたムスメから、お母さんは寄りを戻したいみたいよ
    と言われる

  • 読む順番間違えた!
    なんかちょっと…って感じ。

  • 班長やっぱりいいなあ!

  • 大好きな安積班第二作目。今回も班長は班長らしく、信念に則って事件を解決へ。前作ではそこまで出てこなかった部下、村雨への思いが多く語られていて、より安積の人間性が浮き彫りになるいい作品だと思う。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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