- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822248956
感想・レビュー・書評
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情報のリソースが書籍が中心であるため、とにかく薄っぺらく感じてしまう。ホンダのスクーターがアメリカで成功した事例も情報・考察が浅い。KUMONの事例は、本書よりもカンブリア宮殿で見聞きしたことのほうがよっぽど深かった印象がある。とにかく現場の生の情報がないので、面白味にかける。
大学教授が書くものってやっぱりこんな程度。期待しすぎた。当たり前のことを絵にしてみたり難しい言葉を使って説明しているだけ。提唱するフレームワークの「P-VAR」もちゃんちゃらレベル。
ただ最後の著者のあとがき[経営書を「消費財」で終わらせないために]を読んで、この本の本当のテーマみたいなのを知って、情報リソースが書籍ばかりであったことに妙に納得してしまい、著者の思いには共感する部分がありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
経営や企業だけで無く、格闘技にも役に立つ内容でした。真似から本質を見抜く!
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模倣の経営学―偉大なる会社はマネから生まれる
井上達彦
日経BP社 -
メッセージ性は強く、タイトル通りのテーマで事例を交えて説明されているので分かりやすいです。
だだ、取り上げられている事例は有名なものが多く、個人的にはKUMON以外は知っていたため残念だったため、この時点で☆3つ。
事例
・ヤマト運輸
・スターバックス
・ドトールコーヒー
・ジョンソン&ジョンソン
・KUMON
・任天堂
ほか数例
本書で掲げている模倣の手法は、さまざまなシーンで当てはまり、道具として馴染ませ、活用させるかが胆になると思います。こればかりは自身の実践でしか身に付かず、その背中を押すメッセージ性の強さで☆1つ追加です。
少し厳しい見方をすると、前述の通り、既知の情報が多く、出来る学生の論文という印象を受けたため、自作ではより独自の調査に基づく事例紹介が読めることに期待します。 -
競争戦略の本質=いかにして戦わないようにするか
そのための手段:差別化。
→単なる差別化ではだめ。製品・サービスの差別化ではなく、事業の仕組み全体の差別化で。
本質を模倣せよ。
同業・異業からの、模範教師、反面教師として模倣する。
具体的方法:
1現状分析
2参照モデルの選択
3青写真を描く
4現状とのギャップを分析
5変革を実行。
*本書の公文研究会に関する記述はとても興味深い。 -
あとがきがいい。
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書き味は易しめで、読み進め易い一冊。
内容は目新しいかは不明なものの、考え方としては凄く大事だと思えることがまとまっていた。
特に、「守破離」の考え方や、KUMON式のアドバイス(十秒以内且つ答えを教えず参考になるものだけを教える形により、自ら答えに辿り着かせる)は、自身の仕事上においても使えそうなので、その点はまさに、読んで良かったと思う。 -
121007まとめ終わり
日本語の学ぶは
真似ぶという言葉が語源になっているそうですね。
疑問が残るとしたら
iPhoneやらiPadは何を模倣したんだろってことかな?
IBMとかAmazonとかもね。
これを解決できれば一段上に登れる気がする -
新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、3階開架 請求記号:335//I57