ぐるんぱのようちえん

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 5845
感想 : 428
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000832

感想・レビュー・書評

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  • ずっと一人ぼっちで暮らしてきて「さみしいな」と涙を流すゾウのぐるんぱ。汚くて臭いので、ゾウたちの仲間にも入れてもらえない。そんな出だしにすっかり悲しくなってしまった。
    体を洗ってもらってキレイになって、ぐるんぱはいろんなお店で働くけれど、ビッグサイズの物ばかり作るので次々クビに…。最後は適職が見つけられて本当にホッとする。でも親としては社会の厳しさに直面した息子を見ているようで気持ちがさざめくお話だったなぁ。
    4歳2ヶ月の息子は、ぐるんぱの失敗のくり返しに途中から「だめだめ~」「なんでだろう」とため息。

  • 小さな頃、持っていた本。内容は詳しく覚えてないけど気に入っていた記憶がある。で、子供に購入したところ、そんなに食いつきませんでした。こども曰く、星3つで!だそうです(笑)

  • 50年以上前に刊行された絵本と知りビックリ。
    歴史が深く、有名なので読んでみたかったけど。。

    最終的に自分の居場所を見つけて誰かのために貢献できる所は良いけど、最初の体がくっさーい表現や行く所全ての店主に否定されるくだりは読んでいて子供も悲しそうだった。仲間はずれやいじめを強く非難している現代の教育では、ちょっと表現が強すぎるんじゃないかなと感じた。

  • 懐かしすぎて、つい借りました。ぐるんぱ、しょんぼりしょんぼり・・・このフレーズがいまだに頭に残っているとは。娘もお皿や靴を指さしながら「しょんぼり、しょんぼり」楽しそうでした。(3歳1か月)

  • 一人ぼっちで汚くて存在を否定されるぐるんぱ
    役に立てと群から出され、仕事をするがどれもうまくいかず…
    くりかえしの展開とすべてが無駄にならず報われてよかった

  • いろいろなことに挑戦して失敗して、でも、最後は楽しく終わる。いいお話です。

  • 娘の一番のお気に入りの絵本
    20数年前の絵本です。
    何百回と読んだ絵本です。

    さすがに名作です。
    クラスの子どもたちの中からも、「その本待ってる」コールがわいていました。

    ぐるんぱがくさいのでみんなで洗うところ、
    ほかの象の鼻が上向いていると、気づく子!
    次々に大きなものを作って、「もうけっこう」といわれ、つぎは何屋さん?とどきどきわくわく!
    子どものシャツがずらりと並ぶ場面は、わぁという表情がみられました。
    ぐるんぱのようちえん!きっと、大きな靴でかくれんぼしたり、お皿のプールに入ったり、びすけっとのおやつたべたいんでしょうね・

  • 結末はいいお話なのだけど、出だしの部分がいじめっぽくてなんかいや。ひとりぼっちはいいにしても、きたないくさいとか、皆に囲まれてとか、そういう描写必要?「働きに出す」なんて前時代的な言い回し、児童労働か家父長的な夫しか連想しない。ぐるんぱが一生懸命働いて稼いだお給料、仲間たちに吸い取られてないといいんだけど。

    最後はぐるんぱが幸せそうで本当によかった。

  • 堀内誠一 絵

  • 4歳5か月

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯
    またよんであげたい ◯

    〈子〉
    初回からくいつく
    何度も読む ◯

    こどもの居場所を作ってあげたい。
    今いる場所が全てじゃないんだよ、って。

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著者プロフィール

児童文学者。日本児童文学者協会会員。作品に『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)、『しっこっこ』
(偕成社)、『ペンギンペペコさんだいかつやく』『クーのおるすばん』『The Bean Counting Song まめのかぞえうた』(以上、鈴木出版)など多数。

「2019年 『Shopping Parade』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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