- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840205580
感想・レビュー・書評
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空白の時間へタイムワープをするなんて、面白い。
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主人公がタイムリープ(時間跳躍)する話で、構成がよくて面白い。
著者の他作品「クリス・クロス」「ダブル・キャスト」と世界がリンクしているようで、同じ人物が登場している。 -
面白いと薦められて。面白かった。グイグイ読める。構成が秀逸。本当にパズルみたいにピタピタってはまっていく。しかも、根幹は本当に最後までわからないという…上下巻、一日で読み終えた。
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ずいぶん昔に読み、今なお読み返す本。
タイムトラベルもので、主人公の少女の意識だけが時間の流れから切り離された状態で話は進みます。
パズルを完成させるような話の展開で、時系列を整理しながら読んでいく面白さがありました。あちこちに散らばる伏線が回収されていくので、上下巻を通して、わくわくドキドキしながら読めました。 -
パズルのピースがはまっていく爽快感。冒頭の謎が解けるシーンがいい。翔香がどこに跳んでも「そうか…○○から来たんだな?」と一瞬で理解する若松くん頼もしすぎる。
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なかなかベタなタイムリープモノ。
物語の展開といい、人間関係といい落ちて欲しい所にストンと落ちる王道っぷりはスラスラ読めて心地よかったです。
しかし、タイムリープというSF的要素に法則性を与えて、ルールから作り上げる推理モノのような作品。
米澤穂信の100冊に入っていたから読んだのですが、米澤先生が折れた竜骨の原型となる作品を書いた時に念頭にあったのではないでしょうか。 -
抜けたピースがどんどん嵌っていくのが読んでて気持ちよかったです!
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突然時間跳躍能力を有してしまった女の子の物語です。
体は移動せずに、意識のみ移動するって設定が面白いです。
タイムトラベル物ってのはSFでは定番だけど、意識だけ飛ぶってのは新鮮ですね。
主人公の女の子が混乱していく様や、協力者の男の子が矛盾を説いていく様は面白いです。
冒頭部分は、下巻の最後に明らかにされるんでしょう。
続きが楽しみです。 -
(120115)
面白くなりそうではある。 -
古本で見つけたので10年ぶりくらい(!)に再読。この本に幼いころ出合えたのは幸運だったと思う。変に厨二くさくないし、最近のラノベラノベしたアレは勿論無い。時代的にも内容的にも、時をかける少女の小説版とアニメ映画版の中間くらいな感じがする。感想は下巻で。