人を助けるとはどういうことか――本当の「協力関係」をつくる7つの原則
- 英治出版 (2009年8月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862760609
感想・レビュー・書評
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読了日 2022/10/14
前回の『問いかける技術』に続いて、エドガー・H・シャインの著作を。とても勉強になったので、カードにしてマップにしたりしたい。後で目次うつす -
シンプルな問いの答えがこの本に詰まっている。あらゆる生き方をしている人に当てはまる考え方、物事の捉え方を教えてくれる。著者の懐の深さ、人間味を感じさせてくれる。詰まるところ自分は人を助けたいと思っているし、そのためには何が今の自分に不足しているのか、を気づかせてくれる。
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古都昌子先生 おすすめ
27【専門】361.4-S
★ブックリストのコメント
手の自律性を尊重しながら、問題解決を支えるには何が大切なのかが、優しいエッセイ風のタッチで展開されています。他者との関係形成を振り返るとき、協力しあうのがむずかしいと感じるとき、支援とは何かを考え、ともに生きる意味を問い直すことができると思います。 -
読書中。
本当に目からウロコだらけ。職業柄、支援する側に立つことが多いが、本当に参考にしかならない。この本に出会わなければ意識すらしなかったことがたくさんある。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/49795 -
「親切のつもりで」、あるいは「相手の助けになるように」とった行動が、実は相手にとってはそうでなかったということは多い。
なぜ、こうした齟齬が起きてしまうのか。起こらないようにするには、どうすればよいのか。
起きてしまったときには、どんな措置を講ずればよいのかあたりまえすぎ見過ごされていた「協力関係」の原理原則を、
組織行動論のグル、エドガー・シャインが、身近な事例から、わかりやすく提示する。
<サマリ>
・学術論文のような難解な内容である。(全部読むのを諦めた)
「支援(Helping)」という活動を体系的にまとめた内容であり、細かい話が延々と続く。
・「支援」と「プロセス・コンサルテーション」は似ている。
プロセス・コンサルテーションとは相手の自立を目的とし、相手が何を必要としているかを質問によって導き出し、一緒に答えを考えていくこと
・人は必ずしも言葉通りの支援をしてほしいのではなく、その裏のニーズに気づく必要がある。
そうしないとせっかく支援したのに相手に不満を与えてしまい、自分もやるせない気持ちになる。 -
請求記号:361.4-SCH
https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M020272
<内海清乃先生コメント>
『役に立つ支援と立たない支援』。支援と簡単に医療者の私たちは口にするが、果たして本当に相手が望むことであり必要なことなのか。災害医療に携わるうえで、常に自分に問いかける内容です。
<BOOKデータ>
どうしたらあの人の役に立てるだろう? あたりまえすぎて見過ごされていた「協力関係」の原理・原則を読み解く。
1.人を助けるとはどういうことか 2.経済と演劇―人間関係における究極のルール 3.成功する支援関係とは? 4.支援の種類 5.控えめな問いかけ―支援関係を築き、維持するための鍵 6.「問いかけ」を活用する 7.チームワークの本質とは? 8.支援するリーダーと組織というクライアント 9.支援関係における7つの原則とコツ